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そうですね。
吊り…どうしよう……。
襲撃は今からだったらまとめサイトにエリカ殿襲撃で守護先指定願えば可能かもしれませんが。
守護先はエリカ殿だと思うんですけど…。
吊りは誰にしますか?
昨日に引き続き、鷹の目殿か、カレン殿辺りが濃厚ですが。
[振り返り、薄闇に目を凝らす。
眇めた眼は真白の翼を捉えたが、傍を抜けて地へと落ち、転がる小柄な姿に、身が竦んだ]
……………っ、
[固まりかける身体。
唇を噛み、己の腕を掴んで、振り払うように首を振った]
……だい、じょうぶ、
そちらこそ、…………怪我は。
[それだけを言うのもやっとで、息を吐く。
数歩、近づいた]
[ネロの言葉にふむふむうなずいて]
そう。それじゃあ、行き違いになったのかな。ラスはアヤメを見つけられていないのか。
ならとにかく聖殿のある方に行ってみるか。……ネロ、一緒に行くか?そこまで遠くないから歩いていってもいいし。
[丸太の音が気に入った、という言葉には]
そうなのか。
[しばし考えて]
すりこぎですりばちをごりごりやるみたいな音だな。
……あ、エリィさん?
よかった……ぶつからなくて
……僕?うん、平気……かな?
[転んだままの格好で、まずは翼を、そして腕や足が動くことを確認する]
……どうか、したの?
具合、悪そう……だよ?
[近づいてくるエリカの顔を見つめ]
うん。行き違い行き違い〜。でもラスにもどこいったのか言っといた〜。
聖殿は楽しくない。楽しくないけど…
[カルロスから聞いた。アヤメの歌。
後、ラウルのことを思い出して】
うん。いく。少し行く。
ごりごりごりごり〜♪
[言いながらも、丸太をごりごりずりずり地面に擦り付けている]
……そう。
[吐き出した安堵の息は、長い]
ううん、平気、少し……
嫌な事を思い出した、と言えば良いかな。
[緩く、首を傾げる]
先程、結界樹の方で見たような気がしたけれど。
……ここで悩んで突っ立ってても仕方ない……か。
旦那とも相談したいし、一度、施療院に戻るとするかね。
[小さく呟き、歩き出す。
四翼で飛ぶにはまだ、多少の不安があった]
……今更なんだが、飛び方も、習うか……。
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じゃあ、せっかくですので。
表で言っちゃいましょうか。
吊りはネロも確かにアリですねー。
ネロにしちゃおうかなぁ。
鷹の目殿だったら、私も動きはできるんですよね。
[ふと目を細め、幹に背を預けて地面に座り込む。]
そういえば…「もう一人」が、この中から「虚」を感じるとか言ってたぜ。
俺は良くわからないけど。
障害になりそうな奴は、ここに封じ込める。
[独り言のよに呟いて、それから狐を見上げた]
何か誰か、知らないスかね?
――そういえば、ジョエルがエリカと居たのを見たけど…彼女は、何か力を持ってる、ンスかね。
[ネロの言葉にうなずくと]
よし、それじゃあ行くか。少し早足でいくよ。
[言って、先生に声をかけると、手近な窓を乗り越え、外に出る。歩き出しかけてからある事に気がついて]
……その丸太も持っていくのか。
……嫌な、こと……?
ごめん、ね、びっくりさせちゃって。
[立ち上がり、大きすぎるシャツについた土をぱんぱんと掃う]
うん、行ったけど……
……ラスさんと狐さんが、お話してたから
邪魔しないように……戻ってきた
−施療院−
[何がきっかけだったかは判らない。ただ唐突に覚醒した。
咄嗟に立ち上がり見回すが、部屋には誰の姿もない。
眠っていたカレンも、姿を消したアヤメも、追ったラスも。]
…………随分と気が緩んでいたものだな。
行かねば。
[軽くなった体が時間の経過を示している。
急ぎ大股で部屋を出た。露台へ向かう。]
[ふるふると、小さく二度、左右に首を振る]
君は私を避けようとしてくれたのだろうから、
気にすることはない。
克服しなければ、いけないのだろうけれど、ね。
[眼差しは一瞬、遠くを見てから、目の前の相手に戻る]
……あぁ、あの二人。仲が、良いのだろうか?
楽しげ…… というにも、少し異なるのだけれど、
そういう雰囲気に、見えた。
[先程の様子を思い出しながら、思案げに]
とりあえず、……診て貰った方が、いいかな。
私は、村へと往くけれど。
はーい。いこ〜いこ〜
[と、窓から飛び降りるカレンを見て。丸太を引きずりながら歩きだし
丸太のことを聞かれれば]
うん。もってくよ〜。駄目?駄目?
[ずりずり、ごりごり。引きずりながらも早足で歩く]
誘導で言うなら。
さっきここに居た…ネロ、だっけ。
あの子とか、良く分からないから「虚」に捕らわれているとか言いやすいかもしれない、ッスね。
[膝を立てた上に手を組み、顔を水平に戻して口元を隠して細められた闇を埋め込んだ瞳を揺らして独りごちる。
もう一度狐を見上げれば弧を描く目。]
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