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…うん。
[榛名の声が聞こえて顔を上げた]
榛姉や、琉璃兄にも。いっぱい助けてもらってきた。
これからも助けてもらうことになる、と思う。
私もできるだけをするから。
[ほんのわずかだけ、視線は合わなかったけれど]
ありがとう。
そしてお願いします。
[そう言って小さく笑った]
[おばあちゃんの赤は魔がつくった。
少女は思いました。
この赤は、私が作った。
少女ははっきりと知っていました。
――感情が、自分のものではないように、どこかにいってしまって。]
[ふるり、身体を震わせる]
[ぱちり、幾度か瞬いて]
[じいと、眼を逸らす事も出来ずに]
[ぺたり、紅の中心に歩み寄る]
―――…心臓……、からっぽ、だ。
[ぽつり、胸の辺りを見て呟いた]
うん。
お互いに、支え合って。
[琉璃の言葉に頷いて。掴んだままの琉璃の服の裾もそのままに、その傍に居続け。
玲の言葉が聞こえると]
こちらこそ、だよ。
出来るだけのことは、する、ね。
[頷いて、微笑みかけた]
おばあちゃんのと、
はるちぃちゃんの、
……はるちぃちゃんは、何も欠けないけど、
おばーちゃんのは、ないんだ。
だから、だいじょうぶ。
[人を殺したっていうのは、ちゃんとわかってたけど。
事故で、刺してしまったといっても、だいじょうぶ。
りきっちゃんに気付かれてしまうかもしれないけど、でも、他の人には気付かれないように、そう通してしまおう。]
[血のにおいがした。
まみれた体で、口をひらいた。
悲鳴がこぼれていく。わたしのものじゃないみたいに。
でもこれは、 わたしの意志だ。]
そりゃどうも、と。
[信じられる、との言葉に、口調は軽いままで返し]
……それもそうだけれど、な。
現状は……そうも言ってられん。
[始まったのだとしたら、と。
それは既に、確信めいたものを感じさせるのだけれど]
……力を願うのは、悪いことじゃねぇよ。
求める方向さえ、見失わなきゃ。
ま、ともあれ、お前にゃ俺も、みんなもついてる。
……一人で抱える必要なんて、ねぇんだから、な?
・・・んだよ、コレ。
[半笑いの表情で、歩む。
屍体は幾つも見たけれど、]
意味、分かんねェよ。
[虚ろに見開かれた瞳は何処か遠く、かれの視線とは重ならない。]
ハハッ――オイ。
何か、言えッて。
「仕方ねぇ」とか「運が悪かった」とか、「自分には無理」とか「次はガンバロー」だとか、俺はそんな事をぬかして諦める連中をごまんと見てきた!
[拳を握り、]
だがな、例えば「次」なんてものが本当にあったとしても、俺にはどうしてもそいつらが何かをするとは思えねぇんだ!
[腰だめに構える。]
だから俺は諦めねぇ!立ち止まらねぇし振り向かねぇ!
ウダウダ考えんのは…殴ってからだ!!
[突進。まっすぐ、拳を振り上げる。]
そう、だね。
多分じゃない。もう、始まってしまって…。
[きゅ、と唇を噛む。確信にも似た感覚はどこからくるものか]
うん。そうだよね。
…何か分かったら、ちゃんと相談する、よ。
[兄に向けた笑みは、少しだけ翳っていたけれど]
だって。
簡単には分からなかったんだもの。
…危険だとは知ってるけれど。
[ごめんなさい、と心の中だけで謝った。
それを使うと知れば兄はきっと怒るだろうとも思ったから]
[史人の言葉には]
そう、だね。何事もないといいけど、後は信じるしかないかな…?
[玲の声が聞こえれば]
うん、玲ちゃんにもいっぱい。いっぱい助けてもらうことになるかも。
ボクもできる限り助けられるようにがんばるよ。
[笑いかけて、そこでようやく玲の服装に気づき]
あれ、玲…、その格好?
[疑問はすぐに、まどろみ始めた思考に支配されていき、
服を握ったままそばにいる榛名の頭を撫でながら]
ちょっと…疲れた…みたい。休ませて…、榛名、史人…玲……おや……s…。
[安堵のためか、たまっていた疲れがでたらしく、
言葉は最後までつむがれることはなく榛名を撫でる手だけはゆっくりとした動きで残り、そのまま眠りへと*落ちていった。*]
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