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……ハリョン殿だけでないとは。
虚竜王様の不機嫌の影響が、其処にも?
[ 影は席に着きはせず、食卓より少し離れた位置に立ち止まる。
其方に意識を向けていた為、機鋼の竜が声をあげた理由は分からず、疑問を含んだ眼差しを注ぐのみだった。]
[食卓に辿り着いた途端に聞こえるダーヴィッドの言葉。思わず顔を顰めそうになる。しかし今それを行ってしまえば周りに不審がられることは明白故、どうにか抑え込んで]
…ええい、今探査を向けられては拙いと言うに。
[やや苛立たしげに呟かれたそれは包み隠すことなく剣の共振を伝う]
私を、ですか?
[口をつけていたカップを下ろす]
天聖と時空は対にして対に非ず。
何も影響を受けなかったわけでも無いのですが…。
[実際、昨夜疲労が一気に高まったのは、その気配を全力で追ってしまった為であったのだから。
そして調べられると困る理由は、恩人が思っているだろうものとは別に、確かに有る]
………。
そう、ですね。でもその前に少しお話したいことがありました。
出来るならば、個人的に。
うふふ。
何を言っているのかしらぁ。
雷の如く、強く激しく、そしてたおやかに彩る貴方の美しさには叶わないわぁ。
まさに、この世の自然が生んだ、畏怖すべき美しさよ。
これだけは譲れないわねぃ。
お相手に関しては、先程も言ったとおり、無理強いはいたしませんわぁ。
[そこまで話すと、ようやく食堂へと*辿りついた*]
ぬっちゃけさ、手がかりがあまりに無いんだ。
ごく小さな違和感でも辿っていかなきゃならない。
揺らぐべき時に揺らがない事。本来とは違う揺らぎが場に起こっていること…
ここら辺はまぁ、経験則とかそういう風にしか言いようがないけどさ。
流水の奴が強まっているのかもしれないけど…
[どちらかは調べなければと、悩み中。]
んー……。
[眼鏡の奥に消えた目。
その先を透かし見る事はできず、ただ、問われたことに首を傾げる]
オレ、あんまりそういうの気にしねぇしなぁ。
[己が領域のまま、自由奔放に生きてきた身に、それはピン、とは来ず。
ナターリエのウィンクにちょっと固まったら、ピアに髪の毛引っ張られた]
最悪、か。
確かに、今のまんまじゃヤバイし……それを避けるためには、全力ださねぇとなあ……。
[それでも、告げられた言葉はすとん、と心に落ちたので、頷いた。
とか、喋っている間に、いつの間にか食堂は近く。
中から聞こえる声は、複数がそこにいる事を物語っていた]
あ、集まってるっぽい。
…気配を抑え切れませんでしたか。
「倒れる時に気付かれていたのだろうな」
[緊張を押し隠して恩人と対しながら、師の方へも意識を向ける。
剣もまた、苛立ちを隠さずに声を挟んだ]
ええ、私の失態です。申し訳ありません。
「いざとなったらこの場から『跳ぶ』ぞ。
今はあの歪みに引き寄せられる危険もあるが」
[剣の言葉に、外からは気付かれぬ程度小さく頷いた]
─東殿・食堂─
いや、ユーディットの場合はそれではなく、別の何かに寄るものではなかろうか、と。
…ギュンターの例があるでな。
[離れた位置に立ち止まるノーラに視線を向けつつ答え、己は席へと着く。再び冷えかけた身体を温めるべく湯呑を傾けたが、茶もまた冷え始めていて軽く眉を顰めた]
…?
[歩く事暫し。景色の流れを見る限りぐるりと一周して来た様だが――どうも仔が気付いた様子は無い。
尤も当ても無く彷徨う様子を見れば、もし気が付いていたとて気にする事も無かろうが。
ふと、前方から響く声に一度瞬きを見せると問いかけるかのように一度私へと視線を向ける。
大きな一室の様であるが、私とて此の建物の作りの詳細を知る訳では無い。
しかし幼子にとって気に掛かるものの様であった。]
…。
[おずと覗き込む。仔の腕から私も同様に覗き見るに
どうやら食堂らしき場所――成る程、声の出所は此処であったか。
外が雨の所為か、想像以上の方々が此方に集まって居る様子であった。]
―厨房―
[道を譲ってくれた影輝竜に会釈し、大地と影輝の竜と入れ替わるように厨房に入る。長い広口の袖を軽くまくり、成長期らしい機鋼の仔竜の為に大き目の皿にデザートを盛り付けた]
天聖殿と影輝殿は…さてどうしようか。
[大地の老竜が鼻を押さえながら食べるとも思えず、二竜の分を少なめに盛って盆に乗せて戻る]
仕方あるまい。
みすみす剣の所在を明かすわけにも行かん。
引き寄せられぬことを祈るばかりじゃ。
[抑えられず表情が歪む。尤もそれは別のことに紛れ周囲には気付かれることはなかったが]
[ナターリエの言葉には、少しだけ眉を下げて首を傾げ。
きちり、ぴしり、背筋を伸ばし食堂の扉を手を伸ばす。
ティルの言葉には、少しだけ目を和らげ]
まぁ――私の性分、ですから。
…ご心配、ありがとうございますね?
[口元にも薄く笑みを浮かべた。
それから表情を引き締めなおして食堂の扉を開いた。
そこに居た人々に、頭を下げる。]
何か、判った事などはありますか?
別の何か……
なれば、より急がねばなるまいの。
[ 言葉とは裏腹に、思考は別に向く。
翁の視線を避けるように顔を動かしたところで、開かれた侭の扉から中を覗き込む幼児の姿が視界に入った。]
リーチェ?
―― 食堂 ――
[ダーヴと天竜の会話を、今は黙って聞いている。離れた場所、丁度焔竜の部屋の外あたりを、機械竜が雨に濡れながら、カシャカシャと飛んでいる]
[その額に輝く宝玉は、今もまだ、燃えるような焔色のルビー]
…最悪の事態は、免れられそうですか。
こうなれば仕方ありません。
ダーヴィッド様に全てを打ち明け、必要とあればそのまま姿を隠すように致しましょう。
[剣は黙したまま語らない。不満そうな気配はあるが、他の方法を提示することもできないからであろうか]
御師様。
力不足で足を引っ張るようなことになり、申し訳ありません。
[師へとは重ねて謝罪を]
─食堂─
性分、かぁ。
ん、でも、無理はしない方がいいと思うよー?
[ミリィに向け、笑いながら言って。
食堂にいる面々にやほー、と手を振る]
なんか、食べるもの残ってるー?
[ある、じゃなくて、残ってる、と聞いたのに他意はない。多分]
―食堂―
[食堂を順に回りながら機鋼の仔の側にデザートの大皿を置き、影輝の前にも控えめに盛られた皿を置く]
よろしければどうそ。
必要無いなら、他の方に。
[ちょうど入って来た面々に視線を流し会釈する。
大地の老竜にはご所望でしたらお持ちしますと囁いて通り過ぎた。その視線は勿論合わされる事なく、老竜の手首辺りに向いていた。
天聖の前には置く前に席を立つ姿が目に入る]
……何か、ありましたか?
[見詰め合う若焔と天聖の娘の様子に、最初から話を聞いているであろう機鋼竜にそっと問うた]
[ほぼ同時に食堂へと現れる四竜の姿。自然視線はそちらへと向く]
随分と集まって来たの。
皆腹でも減って居るか。
[冗談めいた言葉を紡いだ後にミリィの言葉を聞いて]
ハリョン殿とユーディットの話は聞いたかの?
今のところその話くらいじゃろうか…。
…ああ、ダーヴィッドがエルザを調べたいとは言っておるな。
[視線を件の二人に向けて。
ノーラの言葉には一つ頷き、視線につられるように再び入口へと]
─自室─
[旅慣れている所為か、荷物は簡素。
触媒に使う百華香が広くは無い部屋を覆っている。
椅子を引いて座るよう促すと、自分はベッドに腰掛けた。]
…で、話?
[何かを隠しているような気は、ずっとしていた。
それも、心配になっている原因の一つ。]
ああ、折角用意してくださったのに申し訳ありません。
早くに戻るだけの余裕がありましたらいただきますが、他に召し上がる方がいらっしゃるならそちらに。
[皿を手に戻るアーベルへと済まなそうに頭を下げ、ダーヴィッドの後について食堂から出て行った]
―食堂→焔竜の部屋―
―食堂―
…! ノーラ。
[当初の目的とは結果的に異なった様であったが、
見知った者の姿を見つけた事は素直に嬉しい様であった。
小さく声を上げると幼子はぱたり翠を散らし手に持った小袋を握り締めたまま影の下へ駆けて行く。
本来の目的のお方は直ぐ近くに居るなれど、幼子の視界には今暫くは映っておらぬ様であった。
…否、考えてみれば先程まで一人暢気に出歩いて居た身。
もし気付いていたとて、幼子にとっては優先されるべき順位が影竜殿であっただけかも知れぬ。]
うむ、そのように。
……謝ることはない。
儂とてクレメンスに気取られる失態を犯しておる。
とにかく、剣を奴らに渡さぬようにするのじゃ。
まだ終わったわけではない。
…良いな。
[念を押すように言葉を発す]
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