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でも、それにしたって、手がかりなんてないのですよねぇ。
村の中の、守護妖精様の縁の場所でも巡ってみようかしら……?
[呟いて、立ち上がる。
とはいうものの]
……でも、その辺りって。
ほとんどが観光地状態なのですよねぇ……。
[観光課がパンフとか出して案内しているような場所に、そんなものがあるとは。
さすがに、思いがたかった]
……とりあえず、籠もっていても仕方ないですし。
外にでましょうか。
[視線の先、離れた場所に、貝殻を身体に巻きつけた妖精。
えっへんという感じで短い手の上に掲げているのは硝子の像。
木漏れ日を受け、きらきらと煌めきを放っていた]
─森─
[森に向かう、という選択肢にためらいがなかった、とは言わない。
何せ大の苦手の芋虫の、しかも巨大版がいるかも知れないのだから]
……いない、ですよねぇ……。
[今更ながら、箒を置いてきた事を後悔していたり]
《それ、》
[訊ねる間もなく、よく見る間もなく。
きちんと目にしていれば、レプリカと見破れただろうが。
その前に、シェリー・コートが口にしたのは、欲しければ御褒美増やせの一言]
[距離を置いて見詰め会うこと、数秒。
睨み合っていた、というほうが正しいかもしれない。
不意に妖精はにんまりと目を細め、笑んだように見えた、
と思った瞬間。
くるりと踵を返してダッシュで逃げ出した。
からからからから、軽い音が響いていく]
ちょ、お前――!
[ともあれ、立ち止まっていても仕方ない、と奥へ向けて歩き出す。
どこからか、カラカラという音が聞こえてきたのは、しばらく進んでから]
……なんでしょう、この音……?
[少し悩んで、そちらに足を向ける]
[しかし妖精は足を留めず、短い足からは想像も出来ない速さで走り去っていった。
途端に森がざわめき出す。目に見えないものが、急に騒ぎ出したようだった]
[他の悪戯ものも、それを聞けば黙っているはずはない。
シェリー・コートのおねだりは、かれを焚きつけるより先に、妖精同士の争いを呼んでしまったらしい]
[森のざわめきは、それと捉えられないものの。
只ならぬ気配は感じて、ふと、足を止める。
カラカラという音は近いような、遠いようなはっきりしない]
……ブルーメ、置いてきたのは失敗だったかしらぁ……。
[何となく、ため息一つ。
肩の鳥がばさり、と羽ばたいてくるる、と鳴いた]
―翌日/森―
[昨日、ミリィを送っていって、ついでに夕食の材料にもありつけた。]
[しっかり作ったので、紅茶はちゃらにしてもらおうと決めた。]
……でも今日は、確かきのこのシチューだったはずだね。
[うーむと悩むようにして、とりあえず森の中、きのこを探している。]
[なんだかからからいう音が近付いてきたような気がしたけれども、しばらく顔をあげなかった。]
[気付いた時には、妖精は後姿をなんとか捉えられるくらいに。]
[カラカラという音と一緒に聞こえるのは、「見つけた、見つけた♪」とはしゃぐよな声]
……見つけた、って、何を?
まさか?
[気になったので、そちらに向かって走り出す──ものの。
行けども行けども、音は近くならず、距離一定]
あー…… ったく、もう。
あれにしちゃ、妙だったけど。
[眉を寄せて呟きを漏らしつつ、頭を掻いた。
後を追うにも気配を辿るにも周囲が煩すぎる。彼にとっては]
……や、やっぱり。
ブルーメも、連れて、来るのでした。
[飛ばないと追いつけません、とか。
呟いた所に声をかけられ]
あ、アーベルさん。
な、何とか、大丈夫なのです。
[どうにか、それだけ返した]
……シェリー・コートなら、水辺か?
[眉間に皺を寄せて呟き、歩み出す。
あまり行きたくない場所でもあったのだけれど。
緑を過ぎれば、すぐに川は見える。いつもの澄んだ色とは少し、異なるようにも思えた。妖精の姿はない]
んん、あれを追ってたの?
捕まえたほうがいいなら、捕まえるよ。
[持ち歩いているメモを取り出して、そんなことを聞いた。]
はい、座って、座って。
足がくがくしちゃうよ?
何かを、「見つけた」って言ってたので。
人ではないようですし、もしかしたら、何か手がかりになるかな、と思ったのですよ。
捕まえる、って、そんな、簡単に……。
[あっさりと言われて戸惑うものの。
走りすぎて疲れているのは事実なので、ぺた、とその場に座り込んだ]
そんなこと、言ってたんだね。
何かほしいものがあったのかな?
そしてそれを手にいれたのかな?
やっぱり綺麗なものなのかって思うけど。
もしかして、昨日から話題に出てた、天使だったりして?
……んんん、つかまえるのは多分むずかしくないんだけど。
仲間だから難しいかもしれないけど。
妖精だからね。
[少し悩む顔をして、座り込んだミリィを見た]
つかまえる?
その辺りも、聞いてみたいのですよねぇ。
もし、虹の天使だったら、大変な事ですもの。
[はあ、と一つ息を吐く。
治癒術は何が不便と言って、自分には使えないのが一番不便と言えた]
……危なく、ないですか?
[捕まえる、という言葉に、気になったのは、それ]
研究生 エーリッヒは、職人見習い ユリアン を投票先に選びました。
虹の天使ってそうかんたんに見つかるものなのかな。
大変なことだとは思うけど、どこにあるかもわからないんだから、あの子が見つけるとか出来ないんじゃないかな。
んん。
今はピアスふたつ付いてるし、危なくはないと思うけど。
捕まえて運ぶだから、ふたつ。
これでいっぱい。
こっちに来たら、からから君、攻撃してくるかな?
―― 木の上 ――
[キャットニップには触れなかったのに木には昇れたあたり不思議だが、多分きっとそのあたりは適当]
わー、あれが虹の天使かにゃ?
[ゴギー婆さんは怖いが、シェリー・コートはそうでもないらしい。これが水辺だったらまた別なのだが]
きゃはは、極悪人困ってるにゃ!
[笑いながら、追いかける。追いかけたところで自分が手に入れられるわけでもないのだが、単に面白がってるとか]
[水辺に住まう妖精には特に、悪意あるものも数多い。
常にはない緑の澱みが水面に浮かびかけて、ふと止まり、また沈んだ。
その気配は、遠ざかる。何かを追うように。
溜息をひとつ吐き出して、踵を返す。
人の話し声を聞きとめ、向かった先には対照的な髪の色]
……何してんだ?
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