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…なんじゃありゃ。
[昼間は丸見えなので人がほぼいない露天を覗き込んで、呆れた声を上げる。
手足短目っぽい影と緑っぽい何かと長くて細い何かが、ばしゃーん、カラカラ、べしゃり、と謎な大暴れ中なんだから、他に言いようが無い]
ふゥむ、何か喧嘩と言うには変なんじゃがなァ?
ん、あのきらきらしとるもんは――…まさか。
へえ、像なんて持ってたんだ。
何を見つけたんだろうね。
なんていうか、もしほんとうに天使だったら、きっとなにか起きてると思うんだよね。
……じゃあ、捕まえようか。
その場に置いとくだけで、捕まえててもらおう。
[いうなり、メモを取り出して、たくさんものを書く。]
[いつものように妖精の言葉で、捕まえといてと呟いて。]
……んん、ちゃんと捕まったと思うけど。
場所はわかんないや。
[顔を上げて、それがあった場所を見ると、そこには職人見習いの青年も、治療師見習いの少女もいない。]
あ、あれ……?
おねえちゃん……?
[自分が寝ている間に、二人とも先へ行ってしまったのだろうか。
あわてて辺りを見回し、道行く人に問いかける。]
ねえ、ミリィお姉ちゃん達を知らない?
こりゃぁ! 何を泥棒しとるんじゃ!!
[血の巡りが良くなりすぎて、頭にもさくりと血が上る]
それは村のもんじゃ、返さんかい!!!
今頃動けなくなってるんじゃないかな。
[手の中で丸められたメモ帳に、文字はない。]
[耳に輝いていた青いピアスもなくなっていることを、本人はしっかり理解している**]
[ミリアムの反応の真意を知る由はなかったけれど。
アーベルの言う事には、だよな、と同意を見せる]
綺麗は綺麗だったと思うけど、それっぽい感じはしなかったな。
[二人より先を歩いていたものの、曖昧な言葉に何をしたか気付くと振り向いて]
……そういうやり方なら、頼まなかった。
[声音は不機嫌そうになった]
ふみゃ?!
[そろりそろりと温泉を覗いた所で、ヨハナの元気な声がした]
うみゃあ!ごめんにゃさいーっ!
[慌てて岩影に隠れたのは条件反射]
[そう、問いかけたのに、見慣れた近所のおばさんはリディのことなど知らないように通り過ぎて行く。]
おばさん……?
[優しい隣人とは思えない反応に、びっくりして目を瞬いた。]
あの、ミリィお姉さんを知りませんか?
ウェーバーさんが腰を痛めて、お姉ちゃんが必要なんです。
[礼儀正しく言い直しても、彼女はまるでリディのことなど見えないように、主婦仲間と一緒に談笑を続けている。
何かが違う。
不安になって、手を伸ばした。]
おばさん? ねえ。
確かに、そうですねぇ。
[天使なら、というアーベルの言葉にこくん、と頷いて]
捕まった……って。
そのままほっといたら大変そうですし、急いで行った方がいいかしら。
それっぽいって、水晶っぽくないってことかしら?
だったら、やっぱりユーリの……?
[小さく呟いて。
不機嫌そうなエーリッヒの様子にやや戸惑うものの、やや急ぎ足にそれに続く。
白い鳥も何か感じているのか、ぱささ、ぱささ、としきりと羽ばたいて]
ああーーー!!!
[湯気の中をきらきら輝いて飛んでく光は、天窓抜けて混浴方向へ飛んで行き。婆も水辺の妖精者達も思わず叫んだ。
そして、はたと顔を見合わせ罵りあうより我先にと動きかけ――なにやら湯気で良く見えないけど、今度はちっちゃな大騒動。
やがてカラカラ言ってた音が止まり、他の二つも消えた様子]
………なんだったんじゃろ、今の?
[延ばした手が、人の温もりに触れ、ほっとして笑顔になったのも束の間、やはり、彼女はリディなど見えないかのように話を続けていた。
強硬に駆られ、その腕を強く引く。
けれど、どんなに力を加えても、腕は少しも動かない。]
や、やだ。
何これ……。
おばさん!? ねえ!
…これ、引き摺ってくのは流石に無理じゃよなァ。
誰か呼んでくるかねェ。
[なんだかあんまり恐く無い外見の妖精にほっとして、とりあえず突付いた。混浴に飛んでいった天使像も気になったが、このまま妖精を放置して人目に晒すのも憚られどうしようと悩む]
うゥむ、どうしたもんかの……おォ、坊!
ちょうど良かったさね。
[掛けられた声に振り向いて、こっちゃ来いと手招く]
―店―
[村の者なら盗ったりしないだろうと思ったのが拙かったか、と眉根を寄せる。
気に入らない作だったとは言え、あれば売るなり作り直すなりできるわけで。
その像が一騒動巻き起こしているとは露ほども思わず。
飾り瓶のデザインを描き散らす手を止め、スケッチブックは台の上に。
すっかり大人しい瓶詰妖精さんをポケットに、一言告げて店を後にした]
……はぁ。
運動不足、かしら。
[ある意味場違いな呟きをもらしつつ、遅れて温泉へと。
露天の方から聞こえた声に、そちらへ向けてとことこと歩いて行く]
/*
うーん。
どうしたものでしょ。
実は、襲撃の傾向が読めてなかったりするのですよねぇ。
なので、今ひとつ決めきれないと言うか。
んんん。
うみゃあ…
[良く考えたら、自分が叱られる場面じゃないはずだと、ようやく気付いたのは人影が増えた頃]
うみゅ…どうする気なのかにゃあ?
[それでもなんとなく岩場に隠れたまま、尻尾をゆらゆら成り行きを見守る]
ちょうど良かった、って。
うわ。
……ヨハナ婆がやったの?
[露天と外、申し訳程度の区切れ目になっている岩場を越えて、転がっている妖精を見て、真顔で訊ねた]
ふふん、そうじゃ なんてわけなかろうが。
[にんまり笑って冗談言ってから、真面目な顔つきに戻る]
わたしゃ湯気の向こうで見てただけじゃからよく判らんが、三つほどの影が大暴れして何か取り合ってて、それとは別のなんかにコイツだけ捕まった感じさね。
…そういや、混浴にすっ飛んでったんじゃっけな、アレ。
《……全く。助けてやらないからな》
[転がされた妖精を半眼で見下す。
まんまと逃げおおせたふたりは、内心安堵していたろう]
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