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[死体を運び踏みしだかれた華の葬列を逆に辿り、泉の畔の一角で血に濡れた窪みに屈み込む。引き裂いた獣の手がかりが無いかを薄曇とはいえ昼の光の中で探す。やがて用を終えて立ち上がり泉に目をやった]
どうせなら誰が殺ったかを映してくれりゃ良かったのよ。
[記憶と引き換えに余計なものを押し付けた終焉に文句を言って踵を返す。舌に血の味はまだ微かに残っていたが、それでも生きて足掻く為に食べることは何より*必要だった*]
[祈りが終わると再び城内へと戻る。戻ってまずすることは腹に物を入れることだった。今後に備えるためには食事は重要事項。簡単に料理を作り、綺麗に平らげる。流石に、肉料理を作ることは無かったが]
[食事を終えると片付け、一度部屋へと戻った。瞳を閉じ、念じる。滅紫へと変じ、夢幻の華を映し出す右目。そして、ケープに隠した物に手を伸ばし、その存在を*確かめた*]
バート……ああ。
[目の前の血まみれの男]
もう少し。
そう、明日までは。
[クインジーに問い掛ける様を]
[肉屋の店先にぶら下がった肉を見るような、物欲しげな]
[酷薄な視線で見遣る。]
/*
吊り襲撃被りそうな微妙な気がして考え中。
と言っていたら、御要望が来た。
しかし、吊りはその辺りだろうからな。
ベル投票キャロ襲撃かなー。
学生 ラッセルは、教師 イザベラ を投票先に選びました。
学生 ラッセルは、踊り子 キャロル を能力(襲う)の対象に選びました。
[額に手を当てつつ、立ち上がり窓辺に寄る。
密やかな葬列に加わる者らが在った。
尤もそれは、当初とは様相を変えていたが。
高きから、去り行く――
彼方へと向かう、
或いは城に戻る姿を眺める]
……花も抗うのだっけ。
[*小さく、呟きが落ちた*]
そう――
貴方の愉しみは奪いたくないから、止めておく。
ベルも、……そうだね。
[同意を見せる聲は静か]
花でも摘もうかな。
お尋ね者 クインジーが「時間を進める」を選択しました
[埋葬を終えて城内へと戻る頃には既に陽は傾いている。]
[ひんやりと冷たい城内の空気が、更に冷えたものに感じられる。]
さて。
どうしたものでしょうね。本当に。
私は誰を疑い誰を味方とすべきなのか。
[もっとも味方が居るかどうかは疑問だが、とこれは口に出さず]
[思案に耽りつつ、もはや定位置となった厨房へ]
忙しくしていれば気が紛れますからねえ……
いざとなれば武器もありますし。
[小さい呟きは、熾した天火の火の燃える音に紛れて消えた。]
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