情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[キャロルが仕込み刃で切った後、腕の金具へと戻す]
[と、何か音が聞こえた]
[男は目をそちらへ向け――その先、人の姿に気付き、そちらへ向かう]
…、そうですか。
[その時は未だ、言葉の意味には思い至らず。
布が元通り巻かれた指と、促された先の布の感触、そして声に、やや躊躇いましたが。
指先だけでそっと掴んで、誘導されるまま進みました。]
[立てられた音にはビクリと。けれどどこか抜けたような声にそっと戸口へ姿を現した]
……ラッセル?
何してるのよ。
[赤の少年の姿を見つけ、身を抱える体勢のまま、短く問うた]
シャロ。
[拾おうとしゃがみこんだ体勢の侭、声の主を見上げる]
何してる、って。
何か音が聞こえたから、なんだろうと思ったら、
変わった扉があったものだから。
シャロこそ、何、していたの?
………ギルバートさん生存。
あれは女性ではなく、男性のようですね。
背格好から判断すると……。
[メモを開き、その名前のところに二重線を引く。]
深く、哀悼の意を表明したいと思います。
[ネリーに、そして彼に対して胸の前で十字を切った。]
…そう。
[答えへの返答も短く。逆に問われると]
……ここ、鏡があるから。
寝起きでぼさぼさのままってのも嫌だったし。
[少しの間があったが、ケープから手を覗かせ髪を示しながら理由を説明する]
[眼前に、見慣れた人間が何人も居た。
無意識のうちに、唇が動く。]
っ……ああ、獣………だ!
ハァ………ハァ………
泉の、向こうで、殺されて、いたのを、見つけたんだ………
彼を…埋葬しては…くれないか………!
[ハーヴェイの身体と共に、地にぐしゃりと倒れ込んだ。]
おやすみなさいませ。ネリー。
[名を呼んでも返事が無いのは知れている]
[立ち上がり、疼きから痛みに変わった指先を口に含む]
[人の叫び声に、指を離し]
[緩やかに近付いて行く]
[ギルバートが倒れたようだ]
[男は慎重にそちらに向かい、死体と彼を見た]
泉の方か
[いくつかを考えたようで、暫し手を出すことは無い]
[だが、ギルバートが終焉の使者であるならばここに持ってくる理由があまりない]
[男はしゃがみ、ハーヴェイを見た]
[クインジーの後について、声のする方へと走って行く。]
[果たして現れたのは]
ギル…?
これは……
[思わず言葉を失った。]
鏡。
ああ、此処にあったんだ。
あったのかって気になったんだけれど――
リィも、気にしていた。
[ぽつりと、名が零れる。
立ち上がり、目線を相手の高さに合わせた]
そうでしたか。
それでも安易な道は選ばずに来られたのですね。
[ほんの僅か、安堵のような何かが滲んだ声で]
逃げただけの結果ではない。
それならば。そうしてこられた方と同じ場所に私も居るのならば。
虚しさだけではない何かを掴めるかもしれません。
[口元には淡い淡い笑みが*浮かんでいた*]
死んでた………
可哀想にな………
彼は、何かを諦めたような……けれど、何かを想っていたような目をしていた……
[ゆらりと身体を起こし、目の前に居る人間をぐるりと見回す。]
……『終焉』。
其れをもたらす者が、ここに居るんだろう……!
ハァッ……酷いモンだ……
[琥珀色の目が、ギラリという光を帯びる。]
[暫くして、元いた場所に戻ります。
わたし独りでは非力ですし、片手では運べませんので、渋々といった態でしたが、水を運ぶのは隣のひとの役目となりました。]
…ありがとうございました。
[礼を言うと、やや乱暴にバケツの下ろされる音がしました。
布を手に取り、赤の場所を拭い始めます。
彼が立ち去るにせよ、これまた文句を言いながら手伝ってくれるにせよ、わたしは暫く赤を落とすのに専念していました。]
ええ。酷い、酷いです。とても。
[アシンメトリの両眼で、それをまじまじと見つめる。
哀悼の意と興味本位の詰まった態度で。]
どうしたら、こんなふうになるんですかね。
[見てはメモをとり、見てはメモをとり。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新