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へ。
師匠さんも同じ宿かい。
[少しだけ目を丸くした]
なんだいなんだい。
世間は狭いね。
[言ってから、不意に宙を見上げて]
……同じように、犯人も、アタイが関わった中にいるのかね。
そんなことになったら、仕事とは言え、嬉しくねえ事態だな。
甘いってのは、親父によく言われんだけどよ。
[最後には、一瞬とても色々な経験をしてきた大人びた顔が見えた]
[レナーテのさっくりとした返答に、一瞬、固まった]
……すみません。
両親も帰ってくるかもしれませんので。
忙しいものですから、家にいないことの方が多いんですけど。
お祭りも近いのに、今度は別の街に行くとも聞きましたし。
[微妙に忌避しているのは、あの食いっぷりを見た者ならば分かるはずだ]
甘くても、良いんじゃないかしら。
全てを疑って生きるよりは、信じて裏切られる方を選びたいです。
……そんなことにならないのが、一番ですけど。
[大人びて見えたレナーテの顔を見つめ、呟く]
ああ、そうね。
待ち合わせ場所決めておけば良かったわ。
そうしたら、ベティちゃんもやきもきせずに済んだでしょうに。
[戻らないと、というハンスに同意を示す。
大通りへ近づくと、何やら、先とは違う騒がしさに包まれていた]
[程無く指定の場所に辿り着き、作業は始められた。
暗い空間を小さな光が照らし、それをまた影が覆い尽くす。
影は生き物のように蠢き、目に付く足跡や痕跡を飲み込んで行った。
痕跡の綺麗に消えたその場所は、いっそ不自然なのかも知れない――注意して見る者がいればの話だが。
ほんの数分間、その間誰にも見られずに作業は終わり、彼は暗闇に紛れて*表舞台へ戻る*]
[ざわめきたつ人々に話を聞けば、理由は容易に知れる。
旅の香水売りが、被疑者として連行されたのだと言うこと。
思い出すのは、カヤの見せた瓶。
それの作り手であったと、エリザベートは知りはしない]
[安堵を覚えたのは、知人ではなかったから。
同時に、その事に気づけば微妙な表情にもなった。
すぐさま、振り払ったつもりではあったけど]
あー、いいっていいって。
別にんなもんの為に護衛するとか言ってるわけじゃねえんだから。
[エルザの言い訳めいた言葉を、ひらひらと手を振り適当にやりすごした。
その後の言葉には、笑ってるような悲しがってるような優しげなような苦いような、不思議な表情を浮かべ]
―――ああ。信じたいよ。
出来るなら、信じきって―――死にたかった。
……へっ。
なんか重っ苦しい話しちまったな。
行こうぜ。
[表情を戻すと、返事も待たずに、レナーテがさっさと歩き始めた。
こういうところ、あまり護衛向きではない。
やがて、買出しが終わり、家まで送り届ければ、またぶらぶらと街中を*練り歩くことだろう*]
[大通りに差し掛かる少し前。
死にたかった。
レナーテがその台詞を口にしたときには、目を見開いたが]
……生きていて下さって、よかったわ。
だって、おかげで、こうしてお会いできましたから。
[笑みを形作り、そう言った]
[大通りでの出来事の後、
道中の会話は、あまり覚えていない。
ただ、何があったとしたって日々の暮らしを捨てることは出来ず、
食材の買出しを済ませて、レナーテとも別れ、帰途に着いた]
[作る料理は、いつもより一人分多い。
出来上がった食事を容器に入れて布で包むと、
出かけてくると言い残して夕闇に包まれる街を行く。
思うのは、一人、家に残されたであろう少女の事。
自衛団長の家へと赴き、戸を叩く]
[返答を待つまでの間、皆との会話が胸中を過ぎり、*心に深く沈んだ*]
楽師見習い アーベルが「時間を進める」を選択しました。
楽師見習い アーベルが「時間を進める」を取り消しました。
……手伝います。
[姉の言葉に返せたのは、こんな一言。
宿ではなく、自分の部屋でゆっくり休みたいのは事実で。
その後のやり取りには口を挟む事無く大通りへ向かい]
……え。
香水売り、って……あの、ローザって子?
[そこで聞かされた話は、余りにも予想外で。
何で、と何やってんだ、が交差した。
ともあれ、買出しを済ませて帰途へ。
道中は、疲労のためもあってか言葉少なく。
一人分の料理を持ち、出かけて行った姉が帰るのを待つ事無く、自室に戻ってベッドに倒れこんだ]
……けっこ……きっつ……けど。
[今は、と風の流れを制して、は、と一つ息を吐く]
……爺様が情報を掴んでいた事。
それを知ってそうな、か……。
それこそ、直接聞かなきゃ、わかんないよなぁ……。
[呟くのは、レナーテの導き出した答え。
直接聞いた、と宣した者は、疑いから外している。
逆に、彼が犯人側である、という可能性は捨てられないものの]
その辺、言い出したらキリないもんな……。
[疑い続けるのは簡単で、でも、その先は見えないから。
少なくとも、一つか二つ、信を置ける場所は確保したくて。
向こうの真意はやはり読めずにいるものの、今は疑念は抱かずにいた。
その辺りの心理に、彼を信じるなら姉を疑わずにすむ、という事への安堵も多少はあるのだろうが。
よく知らぬ相手であるが故に、裏切られても耐えられる、という甘さがあるのも否定はできなかった]
……はあ。
やり、にく。
[思案の後、口をつくのは、愚痴めいた言葉。
噴水傍でのやり取り。
団長と親しい者の関与。
あり得る、と思えるが故に]
……疑い難いっていうか……何ていうかなんだけどなぁ……。
[小声の呟きは、静かに揺れる風に溶け。
近くにあるそれに安堵しつつ、いつしか落ちるは*眠りの淵*]
メシ?うわ嬉しい、ありがとう!
良い匂い!
お茶くらい飲んでく?
[受け取ってから、彼女を家内にどうぞ、と、扉を大きく開く。
小さくて物も少なく質素な家、
魔法の黒板には「今日の帰りは夜中になる」と
自警団長の文字でだけ書かれていた。
彼女が入るなら余り美味しくは無いお茶を入れるだろうし、
そうでないなら玄関先で。]
大丈夫、今日はベッティ呼んであるんだ。
爺っちゃん探しの計画とか、話したいなって思って。
[心配する言葉をかけられれば、そう答える。
内心で、今友人が来たら計画が崩れるのをどう修正しようか、なんて考えている様子は不安げで、少し落ち着かない。]
[それから他愛ない話を少しばかりしたかもしれない。
エルザの姿が見えなくなってから、急いで屋根へと上がる。
大丈夫、まだ友人は来ていない。
ぐるりと回る路地を上から見ながら、少女はずっとその時を待ったのだった。]
―宿屋から自警団長への家に続く路地―
[少女が「仕事」を終えてその場から消えた後、
別な人物が其処を訪れる。
そうして現場からは、
注意して見れば人に寄っては違和感を覚えるほど、
眠った少女も含め痕跡は全くなくなってしまうのだった*]
煙突掃除人 カヤが「時間を進める」を選択しました。
/*
痕跡が無い=占いでしか探せない
になるのはどうなんだろう。
良いんだろうか。
これは俺が信用する者以外に情報出してないせいかも知れんが。
ちょっとした疑問埋め埋め。
/*
以下の振り分けは全部PL視点。
・シロ確及びほぼシロの人
エルザ、アーベル、ベッティ
・現在残ってる人のうち、シロだと思う人
ハンス、レナーテ
・狼側の人
カヤ
・結果待ちの人
ローザ
・残った灰
ライヒアルト、ゲルダ
……おや?(笑)
/*
ここはライヒ占いで直接対決考える場面だろか。
現状6:2なんだったらそれもありだ。
これでローザが狼の場合は占っても引っ張るの考えて良いかも?
と言うか霊能者どこ。
PL視点で教えt
ああもう、霊能者で性悪やって楽する予定が(どんな
―早朝:表通り―
[少女は今日は、仕事の用具を背に背負って家を出た。
大きな帽子を目深に被り、
翠のマフラーを背に揺らす姿は何時もと同じ。
向かう先は、フーゴーの宿屋。
勿論、彼女が昨日来なかった事を言うつもりだったのだけれど]
…ん?
[噂好きな太ったおばさん達が話している脇を通り過ぎる時に、
耳が拾った言葉に足を止めた。]
おばちゃん、なんて?
…香水売りがどうかしたか?
[聞き返す。
自警団が、容疑者を白昼堂々連れて行っただとか何だとか。
少女の眉が思い切り中央へと、寄った。]
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