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すまない、ちょっと行ってくる。
あのままは拙いだろう。
[連れて行けばいいとの言葉に硬直が解ける]
[ヴィリーに言い置き][そちらに向かおうと]
[語られる言葉を、彼はただ黙って聞いていた。
短い話が終わって、少し間が空いて]
すまない。
余計なことを聞いたね。
[顔を俯け、まず先に零れたのは謝罪の言葉]
…けどね。
やっぱり、あまり危ないことはしないほうがいい。
心配する人だっているだろう。
[顔を上げて、諭すように言葉を続ける。
それが簡単に聞き入れられるとは、彼自身も思っていないが]
[視線の先のエルザが自警団に腕をつかまれる姿を見れば、その顔に眉が寄った]
……なーんか事情は良くわかんねえけど、見てみぬフリは出来ねえなあ。
[言って立ち上がると、大股でエルザの傍まで近づく。
どうも、同じようにハンスも近づいていたようだが、それは丁度影になっていたのかよくは見えなかった]
よー。エルザ。
助けのほういるかー?
ああ、報酬は今回に限りロハでいいぜ。
[そんなことを言いながら、エルザに向けてニッと笑った]
――あ、レナーテさん。
[振り払うことの出来ぬまま、声をかけてきた「何でも屋」を見る。
見知った者の介入に、思わず安堵の色を表に出した]
ありがとう。でも、いいの。
……無理やり解決したって仕方ないもの。
私が行って、疑いが晴れるっていうのなら、行きます。
……別に、謝る事じゃないから。
[気にしないで、と短く返す。
表情は、前髪の陰で読めぬまま。
続いた、諭すような言葉。
一度目を閉じ、一つ息を吐いてから、開く]
そう、だろう、ね。
……わかっては、いる。
けど。
……逃げるのも、嫌なんだよ。
逃げて……ただ、甘えるのも。
─大通り・広場近く─
[広場に向けて歩いていたが、ちょうど境界に差し掛かるところで、上からカヤが降ってくる
それに少々びっくりするが、それと同時、広場の方から聞こえてくるよく通る声
きょとりとした目で声のした方を見やり]
……あれって、エルザさんの声?
って、カヤちゃん…………どうかした?
[呆とした表情をするカヤに問いかけ]
─広場・噴水傍─
信じるも信じないもお前の自由だ。
俺は”真実を表に伝える”と言う制約がある。
情報に関して嘘は言わん。
それだけは覚えておけ。
[視線は紙片に向けたまま]
[紫煙混じりに言葉を紡ぐ]
自衛団の手段に問題あり、か。
正しくだな。
このまま保護と言うことは、解決までは出してもらえんと言うことか。
自分が捕まらんよう気をつけなきゃどうにもならんな。
依頼内容は情報の共有だったか。
ならこれも教えておこう。
自衛団長から直接聞いたお墨付きだ。
[紙片の内容を出せる程であるなら行商人もひとまずは信用出来るだろうと]
[青年に伝えた実行犯の人数と街の有力者が関与している可能性を伝える]
もう一つ、消えたガキについて。
あのガキが消える直前、誰かに会っていた節がある。
その人物までは特定出来んが、『ベッティ』と呼ぶ声を聞いたっつー証言が出た。
聞けばあのガキ、本名はベティっつーらしいじゃねぇか。
名を呼べるほど親しくて、『ベッティ』と言う愛称で呼ぶ人物。
……かなり限られるとは思わんか?
[そこまで言って、ようやく視線を上げ行商人へと隻眸を向けた]
[その後に行商人は青年の姉の下へ向かうと断わりを入れ]
[傍から離れて行く]
そうだな、シロと分かってる奴を連行されるのは困る。
冤罪を重ねるのは自衛団のためにもならんしな。
俺としてはネタになるがよ。
[この状況でも軽口を言うのはその性格からか]
んー……。
[エルザの答えに、レナーテが頭をぽりぽりとかいた]
まあ、自分でそう思うのなら止めないけどよ。
でも、きっと疑い晴れないんじゃねえか?ローザの例を見る限り。
同じように捕まえて、どっかに軟禁、とか?
[自警団の目の前で相当不穏当なことを言い出した。
その本人は、顔を怒りで染めてはいたが、レナーテの大柄な体格、それから、曲がりなりにも事件の解決について自警団に協力していることもあり、特に何か言うことはなかった]
─大通り・広場近く─
[暫し、呆とした表情のままゲルダへと顔を向ける。]
あ、あ…うん、いや。
ちょっと、吃驚、して。
[帽子のつばに手をかけ、ぐい、と引っ張り。
顔の半分も隠してしまい、口をもごもごと動かしてから、顔を上げた。]
ん、ゲルダはどうしたんだ?
ベッティと呼んだ?
確かに、それを呼ぶのは……。
[再び兆す疑惑の種]
ネタにされるのはありがたくないな。
元住民としては。
[そしてエルザたちの居る方へと]
そう、気になることが俺のほうにもあった。
カヤ君と一緒に誰かが走っている姿というのを見たという少年も居たんだ。親御さんが来て詳しくは聞けずじまいだったが。
[一つ二つと出てくる曖昧な情報]
[複数重なれば疑いは濃くもなってゆくというもの]
[そう隻眼の記者に残して]
待ってくれ。
それじゃ解決しないだろう。
[先にレナーテが動いていた]
[不穏当な台詞の内容は実に的を得ていた]
お知り合いなんですか?
[恐らくは連れ去られた人物の名が紡がれ、はたりと瞬く。
男の手に篭められた力は幾らか緩んでいたが、抵抗の素振りは見せず]
……仮にも、街を守る立場の人達でしょう。
幾ら、統率者を欠いた状態だからって、
そんな馬鹿げたことはしないと思います。
[途中で顔を向け、自衛団員をじっと見る。
そう信じ込んでいるといった口調に、ぐっと詰まる様子が窺えた]
ね?
[ある意味予想できた答え。
短く息を吐いた]
分かっていても、止められないか。
…なら、好きにするといいさ。
[呟くように言う。
青年にはどんな風に聞こえただろうか]
まったく、ぼくの忠告は聞き入れられた試しがないな。
[苦笑を浮かべて肩を落とすのは、いつもの通り]
[帽子で顔を隠すカヤに特に突っ込むことなく]
…………そう
[とだけ言って目を伏せる
だが、顔を上げて聞かれた言葉に、うん? と首を傾げると]
…………詰所を爆破?
もちろん冗談だけど
[ニコッと笑顔で言う。本当に冗談なのかとても怪しい]
おお。
ローザは知り合いっつうかなんつーか、最初事件についてどう調べていいか悩んでたときに、話しかけてくれた人だ。
おかげで随分と楽になったのを覚えてるよ。
そして、だからこそ、あまりローザが犯人だとは思えねえんだが。
[エルザの問いに、つらつらとローザのことを話した。
そして、エルザが自警団を心から信じてる姿を見て、自警団をちらりと見ると]
ふーん?
[と、意味ありげに呟きを漏らした]
まあ、失踪させないため、という意味でなら、間違いなく安全な方法ではあるかな?
[皮肉気に笑ったが、そこにハンスが近づいてくると、お。ラッキーという顔でそちらを眺める]
─広場・噴水傍─
[行商人の返答にはくつりとした笑みを返すのみ]
[冤罪を記事にしないとは言い切らなかった]
あのガキと一緒に誰かが走る姿を、ね。
……ますます怪しいな。
[最後の呟きは相手に届いただろうか]
[離れて行く背を見やってから隻眸は紙片へと戻る]
なかなか、面白い内容ばかりだ。
事件を霞ませる内容かどうかは、もう少し調べてみて、になるか。
裏取りの状況によっては事件と関連する可能性も否めんかね。
[ざらっと目を通しただけではまだはきとしない]
[けれどその先にあるものを予測し、楽しげに口端を持ち上げる]
[咥えた手巻きタバコはようやく半分にまでなっていた]
[呟くような言葉。
言われずとも、そうするつもりではある、けれど。
少しだけ、常と違う響きを感じたように思えたのは、気のせいか、それとも]
不良のサボり魔、だからね、俺は。
昔から、人のいう事、大人しく聞けるようにはできてないんだ。
[微かな疑問は押さえ込み、返す言葉は冗談めかす。
もっとも、教会の神父らに問うたなら、幼い頃は素直な良い子だった、との答えが返るのだろうけど]
それでも、ライヒさんが気ぃ使ってくれてるのは、一応わかってるつもりだよ?
[肩を落とす様子に、こてり、と首を傾げる。
幼げな仕種。
だから、長身の男子がやるには、それはどうなのかと]
…ばくは?!まじで?
[帽子のつばを上げずに声を上げる。
鼻をずび、と一度すすり手首で拭いてから]
詰所?
あいつら何か掴んだのか?
あら、ハンス。
……大丈夫なの?
[問いかけるさまは、やや暢気というか、場違いでもある。
自衛団員はと言えば、何だか黙りこくっていた。
ハンスの手を払うこともしない]
―広場―
手を離せ。同じ轍を踏む気か。
[エルザから一度手を離させる]
[沈黙する団員の表情は険しいものだったが]
大丈夫じゃない。
変なことを言い出されもすれば特にだ。
[暢気にすら聞こえる声に溜息を吐いた]
カヤ君を疑いたくないというのは分かる。
だが……。
失踪からの安全をというのなら、あの子でも同じだろう?
昔はもっといい子だったと聞いた気がするんだが。
誰かと聞き間違えたかな。
[揶揄するような言葉で見上げる相手は、彼より20cmばかり高い。
聞き入れられない理由の一端かもと考えたこともあるが、すっかり慣れてしまってはいた]
そうかい。
『一応』と『つもり』が取れないのが残念だよ。
[故に幼げな仕種にも、特に言うことはない。
眼を細め、苦笑を浮かべるだけだ]
[カヤの言葉ににっこりと微笑み]
……何か掴んだかはどうか知らないけど
というか、この際どうでもいいんですよ
だって、あの阿呆共、『私の獲物』を濡れ衣で連れていっちゃうんですもの
そりゃ、爆破のひとつもしたくなりますよ
[満面の笑みで、そう言い放つ
もちろん周りにそれを聞き咎める人物が居ないことは承知の上]
─大通り・広場近く─
えもの?
[ゲルダの言葉に、首を傾ける。
顔を見ながら話すのは、なんだか久しぶりの気がする。
少女はなんだかもそもそと落ち着かない態の侭
言われた言葉を不思議そうに繰り返した。]
…キラキラの瓶くれた人?
獲物って、どういう事だ?
そう、かも、ね?
[聞き間違い、という言葉にくすり、と笑う。
残念、という言葉も、その笑みで受け止めて]
……さて、と。
ここで立ち話してても、爺様やベッティが見つかるわけでなし。
動いていかないと、かな。
……ライヒさんは、これからどーするの?
[話題を切り替え、ごく何気ない口調で投げるのは、こんな問い]
……疑いたくないわけじゃない。
[離された腕は少し痛む。
もう片手で摩りながらの台詞には、嘘が見える]
ハンスは、そう思ってるのね。
[呟くように言う。
無言の自衛団員に一礼すると、踵を返した]
[落ち着かない様子に僅かに首を傾げつつ
カヤの言葉にこくりと頷くと]
そう、ローザ
んー、まあ『獲物』って言うのはちょっと語弊があったね
私の友達。彼女をどうこうしていいのは私だけ
それを阿呆共は勝手に持って行ったんだから、その報いは受けて然るべきだよね
[笑顔で相変わらずとんでもないことを口走る]
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