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[自分で言っといて、さすがにこれは深読みかぁ、なんてぼんやり考えていたためか。
姉の挙動には、まるで気づけず]
て、ちょ、な、なに、なにっ!?
[いきなり首の向きを変えられて、わたわた]
[制止の声を上げたのは、香水売り自身もまた同じだったかも知れない。
人形たちが戻って行くのを見て、彼は息を吐いて手を下ろした。
未だ罵声を浴びせてくる者も中にはいたようだが、ともあれ自衛団は去って行く。
何とも言えない目で、彼はそれを見ていた。
周囲には一部始終を見ていた者も大勢いて、噂はすぐに広まるだろうことは想像に難くない]
─広場・噴水傍─
[頤は捉えるも近付ける段階で逃げられ]
[元より本気では無かったために手も直ぐに離れる]
くくく、”そっち”方面は全くらしいな。
らしいと言えばらしいが。
[浮かぶのはからかいの笑み]
[青年の姉の行動も笑みの対象に含まれていたことだろう]
俺は情報が仕入れられるならそれで済ますつもりだった。
手を出してきたのは連中の方さ。
仕方なく防衛行動を行ったまでだ。
[詭弁にも似た言を女剣士へと返し]
[肩に回されていた腕を外すとやおら立ち上がる]
深読みかどうかは微妙な線だろう。
もしそうならそれこそ……団長さんと自衛団のことを良く知る人間が、少なくとも関わってはいるんだろうな。
[アーベルの思いつきにそう口を挟む]
[姉弟のドタバタには軽く肩を竦めるだけでどちらも助けない]
[そうして連行されるローザをなんとも言えない視線で見ていた
だが、もしローザがこちらを見たとしたら居た堪れなく目線を外すだろう
そうして、自衛団とローザの姿が見えなくなると]
…………ライくん。ごめん、一人にさせてもらっていいかな
[それだけ言うと、返事を聞くことなくその場を*あとにした*]
……あ、あら。ごめんなさい?
[弟相手に、何故だか敬語。
ぐきっ、とか言わなかったのは、幸いだろう。
アーベルから手を離し、
先程までの話題がすっとんでしまったので、深呼吸。]
う、うるせーよ!
アタイみたいに、男女で旅ばっかしてる奴に惚れる奴なんざいねえんだよ!
[少しだけ、顔が赤いが、すぐに首を振り、元の調子を取り戻した]
ったく。
アンタはハリネズミなんかじゃなく、ただの地雷だな。
触れるもの全て吹き飛ばす。
それこそ、自分までも吹き飛ばす、ただの地雷だ。
[不機嫌そうな声で、そう言い捨てた]
─広場・噴水傍─
ともあれ、自衛団長が居なくなり自衛団が瓦解し始めているのは事実。
噂が広まっている状況で犯人がまだ犯行を続けているのも事実。
自衛団長が浚われた理由としては…何かしら情報を握ったと言うのが一番有力なんじゃねぇかね。
[曖昧にしながらもカードの一端を明かし]
[主に青年と女剣士に隻眸を向けながら]
俺は宿屋に戻る。
何かあればヘルガっつー女将がやってる宿屋に来な。
[そう言って歩を進めようとして]
[会話の輪から外れたところで一度立ち止まる]
……っとに、もう……。
何なんだよ、いきなり……。
[手を離されてほっとしつつ、首の辺りを軽くさする。
じたばたしながらも、辛うじてハンスの声は聞こえていたから、は、と一つ息を吐いて]
……そうだとしたら、それこそよっぽどだね。
深読みでなければ、騒ぎに紛れて……ってとこ、かな?
[呟く声は、やや、低いもの]
え…
[人形師の言葉に何か言いかけて、けれどそれが言葉になることはなかった]
あ、ああ。
気をつけて。
[代わりに出たのはそんな言葉で、その背中が見えなくなるまで心配そうな目で見ていた]
ああそうだ、”アーベル”。
──姉貴は信じてやんな。
[ビジネス時にだけ呼ぶ名]
[隻眸だけを青年へと向けそれだけを告げる]
[おそらくは己の力の一端を伝えた青年にのみ通じる言葉だったろうか]
[隻眸を前へと戻すと、再び宿屋へ向けて歩き出した]
……ただ一人以外に忘れられてしまうよりは前に。
戻ってきたつもりだけれどね。
[視線は向けられないまま][拗ねた声音に返す]
[あの時はあれが精一杯だったというのは言い訳にしかすぎず]
[逃げ出したというのは今でも負い目として残る]
[ヴィリーが離れていくのにはいつも通りの調子で]
おう。
情報サンキューな。
それから、アンタなら大丈夫だとは思うが、充分気ぃつけてな。
[と、言いながら手を振った。
切り替えは早いほうだった]
[立ち去ろうとするヴィリーの言葉。
連絡先は確りと、記憶に刻み]
……うん。
わかってる。
[最後に向けられた言葉。
名を呼んだ上でのそれに、一つ、頷く。
先に交わした言葉から、彼の言わんとする所はすぐに察する事が出来たから。
多くを疑わなくてはならない状況で。
一つ、得られた確証は少しだけ余裕を取り戻させた]
ところでよ。
[レナーテが三人のほうへと振り向き、先ほどから続いている話題に加わった]
状況的に、自警団の連中の中に犯人いるとは考えらんね?
ほら。情報も掴みやすいし、なんか次期団長の座を狙ってとかそんな感じで。
[適当に思いつくことを上げてみた]
まあ、可能性は幾らでもある。
ヴィリーの言うとおり考えすぎても良くないのだろう。
[低い声には逆に重くならないよう返し]
[そのまま去ってゆくヴィリーを視線で追いかけた]
[アーベルの名を呼んだことに少しばかり眉を上げるか]
[普段は意識して名を呼んでいないことは知っていただろうから]
[それでも残された言葉の意味は分からない]
[問いかけるような視線をアーベルに投げてはみる]
本当に、無茶苦茶だ。
[彼は再び1人になる。
自衛団が香水売りを連れて行った方角を振り返る。
溜息を吐いたのはこれで幾度目だろう。
周囲の視線が向けられていることを悟り、避けるようにその場を移動し始めた]
[男の姿が人込みの先に消えた後、ハンスへと向き直る]
馬鹿ね?
[若干の呆れすら感じさせる口調。
目を逸らす彼の顔を覗き込むように若干前屈みになる。
昔なら、でこぴんの一つも飛ぶところ。]
忘れるわけ、ないじゃない。
[軽く笑って、言った。
身体を引き戻すと、肩口に落ちた髪を払う。
翠眼はもう、他の場所に向けられていた]
─ →宿屋─
[だるさの残る身体で宿屋へと戻り]
[簡易ベッドの上に身を投げ出した]
[ぎちりと、巨躯に耐えられずベッドが悲鳴を上げる]
……アロー、レダクティア。
こちら一人シロを見つけるも進展なし。
引き続き調査を続行する。
返答は要らねぇ、寝かせろ。
[寝転がりながらも荷物から術符を取り出し]
[手短に同僚へと連絡する]
[これで今日の連絡は終いとばかりに]
[そのまま術の疲れを癒すための眠りに*ついた*]
……それは、さすがに。
そこまで野心というか、やる気があって行動力高い奴いるなら、とっくに代替わりしてる気がするよ、俺……。
[レナーテの思い付きに、何気に酷い評価を自衛団に下して。
ハンスからの問うような視線には、子供のように軽く首を傾げるだけ。
長身の男子がやる仕種としては、多分にどうか、というものもあるが]
[頷くアーベルの様子に、何かを感じ取りはしたものの。
視線は彼の位置では留まらず、レナーテに定まった]
自衛団内、ねえ……
次期団長の座を狙っているのなら、
統率が乱れるのは少し、おかしい感じもするかしら。
ここぞとばかりに仕切りそうなものだもの。
なんて。
あまり、内部事情には詳しくないんですけどね。
内部犯を疑うのは、有りの線かしら。
……あ。
[不意に、ぱん、と手を打つ。
まるで名案でも思いついたかのような仕草だったが、]
そろそろ買出ししなくちゃいけないんだったわ。
[次いだ台詞は、あまりに庶民的だった。
練習は休めても、食事の支度は休めないらしい]
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