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おいらはここだよ。
[アルベリヒは、少女のすぐ傍らで答えました。もちろん少女には聞こえませんけれど]
ああ、おいらの羊の自慢の毛がすっかり染みになっちまった。
[嘆く声は羊達には聞こえたでしょうか?]
[それは何時のことでしょうか、月のない夜のこと。
ころり転がる丸いもの。
そのそばに、一羽の小鳥がおりました。]
チチチ。
[真っ青な羽の小さな小鳥は、ドミニクを見上げて小首をかしげます。
けれども不思議なことに、ドミニクがそれに気がつくことはないのです。]
[いいえ、彼だけではありません。
村にいるだれひとりとして、その小鳥を見れはしないのです。
だれかさんみたいに、頭がころりんこと*落ちたりしないかぎりは、きっと。*]
あのランタンの灯は、旅人さんだな、ルイって言ったっけ?
[今のアルベリヒには、それが判るのでした。多分、おんなじものになったからでしょう]
[どこかで小鳥が鳴いています。アルベリヒは、その声に呼ばれるように、ふうわりと空に浮かびました。羊雲のようにふうわりと]
ああ、おいらも羊に産まれたかったなあ。
[めえめえと、七匹の羊が空に向かって鳴いておりました**]
[ふいに、小鳥は首をくるりと回します。
そしてぱたぱた、短い羽をはばたかせました。
小鳥が飛んでいく先には、ふんわり浮かぶ羊雲。
・・・ではなく、*羊飼い。*]
/*
さて、どうしましょう。
黒だし話せる相手がPC視点で軒並みいませんわー。
[くろねこは ころころ している]
いずれにせよ、今日黒落ちがないと即エピですのよね。
どうなるにせよ、ねこまっしぐらかしら。
取りあえず恒例のネタだけは。
えい。<<奉公人 ドロテア>>
/*
……自分は 占え ません わ!
ううん、ルイさんの話を聞いたら、ドミニクさんを、と考えるのが流れ的には自然かしら。
もう少し、考えましょう。
それにしても。
何気に、牧師様とはリアルタイムで絡めていないわたくしなのでした。
在席重なった時は、居場所がずれているのですもの。
[教会に帰り着いたのは、葬儀が終わる頃でした。
まだ人は残っていたようでしたけど、濡れたままでご挨拶をするのは失礼かしら、と奥へ回ります。
支度を整えた頃には、教会には人の姿はありません。]
……牧師様、お出かけになられたのかしら?
[空を見て、呟いて。
それから、誰も居ないその場所で、神様にお祈りを捧げます。
部屋に戻ると、昨夜眠れなかったせいでしょうか、すぐに眠りの精がやってくるのでした。]
[やがて朝が訪れます。
始まるのは、いつも通りのお仕事。
ご飯の支度やお掃除などを一通り済ませて部屋に戻ると、ふわり、魔法の蛍が戻ってきて花の中へと入り込みました。]
ああ、おかえりなさ……え?
[どのくらい、そうやって立ち尽くしていたのでしょうか。]
とにかく。
誰かに、お話しないと。
[誰か、って言っても、限られてしまうんですけれど。
とにかく、籠を手に取ると、外へと駆け出しました。
籠の持ち手に挿した、天鵞絨のように艶やかな黒い花が風に揺れました。**]
/*
うう。
最終段落の二行目の語尾。
進行形にすべきでしたわ……!
ところで、相変わらず主文からは一人称代名詞徹底排除なわたくし。
……入れにくく感じてしまうのですよねぇ。
入れないほうが、文がつながるというか。
その癖が、一次創作にまで反映されてしまうのは、直さないといけませんけれど。
[気づくと自分が毛布と膝をかかえこむようにソファで眠っていたことがわかりました。
傍らにはベリエスが何も掛けずに鼾をかいています。]
ありがとう、そばに居てくれて。
[起こさないようにそっと毛布を掛け返します。
それから何かを思い出して食堂に向かいます。]
[食堂はルイの作った夕食が手つかずのままになっていました。]
ルイ…戻ってないのね。
[せめて朝食は支度しておこうと準備にとりかかるのでした]
[ゼルマは朝食を済ませるとまだ眠っているベリエスに出かけてくると書置きを残して宿を出ました。
特に当てがあったわけではありません。
ルイが、ドミニクが、アナが、それぞれに心配でした。
そうして、聞いた話をもう一度牧師に相談してみよう、そう思うのでした。]
会って話してみよう。昼間は人間に化けているのだから、その間ならあたしでも多分食われない。
[ぶつぶつと考え事をなかば呟きながらゼルマは*先を急ぐのでした。*]
―村の道―
[宿へと急ぐ途中、出会ったのはゼルマでした。]
あら、ゼルマ様。
ルイさんは、宿におられますかしら。
[問いかけに、返されたのは昨夜から戻らないという言葉でした。]
え……だって昨日、宿に戻るって……。
[言葉にできない不安にかられ、籠を抱きしめます。
黒の花が、揺れました。]
……とにかく、わたくしも探してみます……。
ゼルマ様は、どちらへ?
[嫌な予感を押さえながら尋ねかけます。
いつになく落ち着きない様子は、不思議に見えるかもしれませんけれど。
そうしてゼルマとの話が終わったなら、ルイを探しに行くのです。**]
[夜半が過ぎ、黒い森に不気味な声が響く中
お腹がいっぱいになった牧師は、教会へと戻って行きました。
あくる朝]
私たちの日ごとのかてを、今日もお与え下さい。
[牧師はお祈りの言葉を発するのです]
[くぅ、くぅと寝息を立てて眠っている間
たとえ頭の辺りを淡い光が舞っていたとしても
牧師はそんなことは知りません。
喉の渇きを覚えた牧師は、寝起きのお茶を求めて
寝室から出てきました]
ドロテアさん、ドロテアさん。
どこにいらっしゃるのですか?
[いつもの服に着替えた牧師は、
ドロテアさんの姿を求めて
教会の中を探し歩きます。しかし、誰の姿も見えません]
いったい、どこへ行ってしまったのでしょう。
村では物騒な噂が立っているというのに。
困ったものですねぇ。
[牧師は溜息をついた後、教会から外へと向かいました]
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