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あんときか。ほうほう。
[ダーヴィッドの言葉に頷き。それが?と首をかしげるのを見て]
ん?いや。単に気になっただけ
昔から付き合いあったのってゲルダさんぐらいだろうしな
脱がしたのかっ…なんて邪な考えもってないですよー
[最後は若干棒読みでした]
正常に居続ける方が困難かもしれんけどな
[狂う。という話題にはそんなことをぽつりと述べつつ]
んじゃ、ここにいても匂いがきついし、いくな。
じゃなー
[と、二人に軽く手を振り階下へと向かった]
え、え?
[ロミルダはどっちにせよ本気に取ってしまう性質だ。
なのでおろおろとしたが]
ふぇ…?
あっ、犬なら、怖くないです。
[ゲルダの厳しい言葉の連なりにきょとんとした末、微妙に間違って受け取った]
だったら、ロミも行くです。
[そして勘違いしたままうなずいて、台所を出ようとする]
…ゼルギウスが変人なのは、よく分かった。
[ツッコミの代わりに、納得らしきものを返答にして]
そ。
エーリッヒは救う、とか言ってたけどさ。
ま、オオカミである限り、見逃せないだろ。
ふつー、ヒトならさ。
[悩むように首を傾げるさまに関しては何も言わず]
…あと、護り手もいるんだっけ?誰だろうな。
[ぐるぐると意識が回る]
『光が何よりも輝いて見えるのは』
[懐かしい人の声]
『自身が闇の中にある時だ』
[断片的な記憶]
『闇が一番恐ろしく感じられるのは』
[纏わりつく影]
『光が失われようとする時だ』
状況が状況だしな…考えるな、って方が無理なんじゃね?
[ゼルギウスが片付けを始めるのに手を貸して]
結局、エーリッヒからは何も聞けなかったんだよな…
何か知ってたのかもしれないのに。
[血を吸い込んで重くなった毛布を抱え、隅のほうに放って]
これじゃ布が足りないんじゃねーかな?
持ってきた方がいいか?
[すぐに血を含んで色を変える布を摘み上げて]
─広間─
[一生懸命に返事をするロートスに、カルメンは満足げに笑んだ]
おそろいー、すきー。
カーラ、みんな、と、ちがう。
だから、おそろい、あるの、うれしい。
[眼が見えぬことを言っているのだろう。
その引け目があるために、他と同じところがあると嬉しく思うのだ]
どだいー、ととのえる。
じょうず、できた?
[影に怯えて。逃げて。逃げて。逃げて]
『クロエってのはどうだい』
[温かい人の声]
『一度死んだようなものだろう?』
[光が差し込んでくる]
『クーリェ』
[手を伸ばそうとして。動かない]
まぁ、確かに俺がオオカミさんなら、ハインリヒのにーさんは後回しにするね。
俺、あらゆる意味で、食うなら別嬪さんがいーげふごふ。
[死体の横に立ちながら、それでも平然と笑い。
冗談も告げる]
…んぁ、何?
まさか告白めいた話でも期待したわけ?
[最後の一言には、軽く肩を竦めるのみ]
[変人という言葉には、誤魔化すような笑みを浮かべつつ]
んじゃあ追加の布は任せていいか?…俺はその血濡れのやつを洗いに外にでもいく
布も無限じゃないしな
[とハインリヒにいって、血塗れの布を抱えるようにもっていったのであった]
あは。
冗談、ですよ。
人狼の振りなんて、御免です。
……見つけたら、縊り殺してやります。
[ふっと声を低くした]
犬なら怖くない。
狼は怖いですか。
[そういうときには、明るくなっていたけれど]
それじゃ、行きましょうか。
[比較的綺麗な布を手に取り、廊下へと出る]
[血濡れの布を抱えながら、階下…そして外へ出るために足を向ける]
(「人狼にとって極上の「餌」……なんだと。」…か……なーんか…人から聞いたような口振りは気のせいかねぇ…やっぱり餌を狙っていったなら誰かが餌とわかったから襲ったのだろうかなぁ…
魚と同じように人狼もさばけるかなぁ)
[単なる素朴な疑問を口にするように変人と思わせる言動を行った脳裏にそのようなことをつらつらと考えながら]
[それが本心であったか、
少女に見せる為の演技であったかと言えば。
両方だった。
人であり、獣であり。
二つの感情を抱え、同時に、傍観する自分。
どれが本当か分からなくなりそうで、
否、
どれも本当だから、分からなくなっていく]
だーかーら、俺が脱がしたがるのは別嬪さ、げふごふ。
[棒読みな言葉には、つきあい程度に言葉を返し。
正常に云々の言葉には、軽く肩を竦めるばかり]
おお、行ってこい。
[立ち去るのなら、それを留めはしない]
…っと。びっくりした。誰だ?
[階段から降りたところで、人がいることに気づいて体をずらすように動かしたが、布を抱えているため誰かは見えておらず聞いた]
護り手、ね…
[ダーヴィッドの声にポツリと零す]
別にお前に食われなくても嬉しくないし。
……あらゆる意味で、って微妙に違う意味に感じるんだが。
[からかうようにそう言って、最後の言葉には]
お前が告白とか…怖いこと想像するから止めてくれ。
[半ば本気で肩を竦めた]
じょ、冗談ですか…
[本気で安心したらしく、ほっと息を吐いた。
最後の低い声にびくりとして、そっとゲルダを伺うように見たけれど、次の声は明るくなっていた]
…はい、です。
[うなずいて、廊下に出てから]
狼は、怖いです。
でも、見つけなきゃ、だめです。
…ごめんなさいです。
[先程の言葉への答えか、呟いた後で。
小さく謝罪を口にした]
浴場管理人の娘 ロミは、踊り子 ローザ を投票先に選びました。
浴場管理人の娘 ロミは、漁師 ハインリヒ を能力(占う)の対象に選びました。
─1階・広間─
[共通項を好む理由に、一つ瞬く]
……そか。
だよなぁ、同じとこ。
あると、嬉しいよな。
[他者と違うと言われた過去が、ふと、過ぎる。
『陸』の神を──その信徒を、嫌う所以。
ふる、と首を振って、それをふるい落とす]
ん、できた、と思う。
[言いながら、ふと思いついて立ち上がり、カルメンの側へ行き、星の細工を握らせる]
触って、わかっかな。星の形。とんがりが五個。
その声は。クロエさんか。
いや、別に邪魔ってわけでもないが、単にびっくりしただけだしな
[と、謝る言葉には気にしてないようにいいつつも、抑揚の乏しい言葉には首をかしげたが]
…暇か?…なら手伝ってくれね?これ、洗い流すの
[と、血濡れの布を示し言う]
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