人狼物語 ─幻夢─


45 Baroque stone

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生物学者 ライヒアルト

 こうして、冷たくなった貴女に触れても…――。

[穴のあいた胸に触れると、指先に紅がつく。]

 何も、感じないんです。

[困った風に吐息が漏れて…――。]

 きっと、人として壊れているのでしょう。
 だから、貴女が何を望んでいたのかも、よく分かりません。
 望まれても、私では与えることは出来なかったかもしれませんね。

(36) 2009/08/27(Thu) 02:11:24

生物学者 ライヒアルト

[幼馴染みがくれた言葉を思い出しての言葉。
ライにはライしかできないことを…――と。
けれど、相手が自分にしか出来ないと求めてきても、
それが自分が返せないものだったらどうすれば良かったのか。

朧げながら、死した人が求めていたものが、
自分に欠けている部分だろうということは分かっていた。

やがてその独白をする様を、誰も見かけないのであれば、
学者はリディが死んだことを伝えるために、
おそらく人がいるであろう酒場の方に*向かうか*]

(37) 2009/08/27(Thu) 02:12:33

生物学者 ライヒアルト、メモを貼った。

2009/08/27(Thu) 02:16:21

雑貨屋 クロエ

─宿屋/昨夜─

[戻るぞ、というフーゴーの声。
ゆっくりと顔を上げて彼を見上げ、それから、こく、と頷く]

……うん。

[小さく呟き、立ち上がる。戻る歩みはまだ、少しふらついた。
宿に戻り、ゲルダの手を借りて部屋へと向かう。

酒場を出る直前、未だ彼らがそこにいるなら。
『占い師』たちの方を少しだけ、見て]

……ウチは、大丈夫。ツィンもいるし。
それよか、ヴィリ兄さんの方が心配だよ……。

[大丈夫か、と問われるなら、こんな言葉を返したりしつつ。
結局は、一人でいさせて、と懇願する形になるか。
一人、部屋に残ると、膝の上に上がってきたぶち猫を無言で抱きしめる]

(38) 2009/08/27(Thu) 07:28:14

雑貨屋 クロエ

ホントに……。
どうすれば、いいんだろ、ね。

……信じたい……けど。

[呟く声音は震えを帯びる。
それを案ずるよに鳴くぶち猫を、そう、と撫でて]

ん……大丈夫。
休もう……か?

[少しだけ、無理に笑って。
疲労に呼び込まれるよに、眠りへと落ちた]

(39) 2009/08/27(Thu) 07:33:28

雑貨屋 クロエ

─宿屋/翌朝─

……っ!

[浅い眠りを破ったのは、再度聞こえた『声』]

まさか……また?

[震えを帯びた呟きの後、部屋を出る。
『声』に問うまでもなく、異変の兆しは感じられた。
血の匂いに引かれるよに向かった先。開いた扉の向こうの様子に、黒の瞳が一つ瞬く]

ライ兄さん?
それに……リディ、ちゃん……?

[独り、呟く学者と、あかとしろに彩られてみえる少女。
それぞれの名を口にした所で、言葉が途切れる。
代わりに、というわけではないのだろうけれど。
ついてきたぶち猫がなぁう、と鳴いて、*尾を揺らした*]

(40) 2009/08/27(Thu) 07:41:07

雑貨屋 クロエ、メモを貼った。

2009/08/27(Thu) 07:44:45

風来坊 ユリアン

─ 宿屋/昨夜 ─

[どかどかと酒場に流れてくる自警団員達には眉を顰めて。
フーゴーとの交渉に耳を傾ける。
間もなく連れ去られたのは赤毛の騎士。
そうさせまいとするヴィリーが倒されたのに気をとられているうちに、
騎士の姿は見えなくなっていたのだが]

……結局、疑わしきは余所者、ってか。

(41) 2009/08/27(Thu) 09:26:03

風来坊 ユリアン

[重く閉ざされた扉を見つめ、ぽつり。
その目に漂うのは運命への悲哀か騎士への惻隠の情か。
やがて駆け出して行くクロエとフーゴーを無言で見送った後、意識を近くへと戻した]

リッキー、これ片付けておいて。

[紫に変色したグラスをカウンターの奥の方に差し出して。
水とは異なるグラスの縁の乾きを悟られまいとしたのか、幸い依頼主には気が付かれることはないだろう。

リッキーから了解の返事を得ると、宿の扉が開き顔色の優れない二人が視界に入った。やがて散っていく人達の後。クロエの視線は無言で受け取った]

俺も休ませて貰うわ。
あー……部屋に来てみろ。返り討ちにしてやるぜ。

[それはまだ酒場に姿があるならアーベルと、見えない相手に向けた台詞であったか。
気休めのような言葉を残し、角部屋へと戻っていった*]

(42) 2009/08/27(Thu) 09:28:58

風来坊 ユリアン、メモを貼った。

2009/08/27(Thu) 09:40:16

生物学者 ライヒアルト

― 宿屋 一室 朝 ―

[ふっと独白が途切れたのは、クロエの声に反応したのか、
ぶち猫の鳴き声に反応したからか。]

 嗚呼、おはようございます。
 クロエさん。ツィンさん。

[一人と一匹に向けられた碧の眸は、動揺の一つもない。
淡々と紡がれる挨拶も、いつもと変わらない。

――それをクロエは、他に目撃した人がいたなら、
学者らしいと思うのか、異常だと思うのか、
そのどちらでもないのか。]

 …――大丈夫ですか?

[言葉足らずな問いかけはクロエに。
しかし、彼女の視界から少女の遺体を隠すような、
そんな思いやりは学者には*ないのだけれど*]

(43) 2009/08/27(Thu) 10:26:54

生物学者 ライヒアルト、メモを貼った。

2009/08/27(Thu) 10:39:30

宿屋主人 フーゴー

─回想・自室─

[自室に戻り真っ直ぐに向かったのはベッド脇のクローゼット。扉を開けて、かけてあった今はもう使っていないシュルコーの懐に手を伸ばした]

…強制的に作られたこれを使う日が来ちまうなんてな。
過去の遺物のままにしておきたかったんだが…。

[取り出したのは一振りの短剣。スコルピウスと呼ばれるとある民族が使用するもの。ただ一つの違いは、対人狼用に結社により純銀製に作り変えられたと言うこと]

……自衛団の連中に無差別に死を与えられちまうくらいなら。

[他を手にかける覚悟はとうの昔にしていた。けれど、判別する手段があるならばそれで見極めてから、と考えて居た。しかし自衛団はそれすらも許してくれない。それならばと、決意を更に固める。
短剣は鞘に入れたまま、背中側の腰のベルトへと捻じ込む。上着でそれを隠すと大きな溜息が漏れ出た]

(44) 2009/08/27(Thu) 11:30:50

宿屋主人 フーゴー

[その後はまた酒場へと戻り。それぞれが散じるならば店仕舞いとばかりに片付けを始める。ユリアンの使用したグラスは既に片付けられ、異変に気付くことは無かった。
酒場の端に寝かせられたヴィリーについてはリッキーから説明が入り、部屋のこともあって「仕方がねぇな」と小さく息をついた。ライヒアルトも今日は酒場で休ませてもらうと言う。それならば、とライヒアルトにも毛布を貸しておいた。片付けを終えた後は酒場で休む者に声をかけてから自室へと引っ込む。けれどベッドに横になることは無く、ベッドの上で壁を背に座った状態で浅い眠りについた。周囲に危険をはらむ時の、かつての休み方だった]

(45) 2009/08/27(Thu) 11:31:04

宿屋主人 フーゴー

─朝・酒場─

[本格的な覚醒はいつも起きる時間。眼を覚まし、支度を整えるとまず確認するのは酒場で休んだ者達。ヴィリーは確認出来たが、ライヒアルトの姿は見えず。テーブルの上に小鳥の籠が残るだけだった。ゲルダもまたヴィリーの傍に居ただろうか]

どこ行ったんだアイツぁ…。
まさかこの状態で尚フィールドワークしてるとは思いにくいが。

[それでも彼のことだからやりかねない、とは思った。ひとまずは置いておき、他にこの宿に残った者達が無事かどうかを確認すべく宿泊部屋のある方へと歩き出した]

(46) 2009/08/27(Thu) 11:31:22

宿屋主人 フーゴー

─酒場→宿泊部屋─

[廊下を歩くとその先に人影を発見する。開かれた扉の前、立ち尽くすような姿。異変を感じそちらへと近付いた]

おい、何かあった……!?

[訊ね切る前に部屋の中が目に入った。クロエの肩越しに見た部屋には鉄錆の匂いが充満している。その中には生を失った少女と、表情を変えぬ青年の姿があった]

っ…!
……ライヒアルト、おめぇがやったのか?

[クロエを庇い、赤が目に入らないように前に出る。まさかと思いながらライヒアルトにはそんな言葉を投げかけた。今、自分とクロエ以外に身の潔白が為されている者は、居ない]

(47) 2009/08/27(Thu) 11:31:36

宿屋主人 フーゴー、じっとライヒアルトを警戒するように*見つめた*

2009/08/27(Thu) 11:32:06

宿屋主人 フーゴー、メモを貼った。

2009/08/27(Thu) 11:34:41

生物学者 ライヒアルト

[やがて、フーゴーが現れ、学者とクロエの間に入る。]

 仮に私が、リディさんを殺した者だとします。
 第一発見者が一番に疑われると知っていて、
 その場に居るような者だと…――。

[思っているのか?と問いかけに問いを返すように
視線をフーゴーに向ける。
その言葉を持っても、疑われるなら仕方ない
とでも言いたげに一つ無表情に溜息を吐く。]

 それで、リディさんの遺体はどうしますか。
 …――葬るのならば、私が運びましょう。

[言葉の内容だけは言葉足らずでも、人として死者を悼むもの。
けれど声音は無機質に事務的に*響いて*]

(48) 2009/08/27(Thu) 12:35:00

宿屋主人 フーゴー

『裏をかいて』って言葉がある限り、それを鵜呑みには出来ん。
……今の俺は疑うのが仕事だ。

[紛れた人狼を見つけるために。『占い師』と自称する二人の力以外にも見極める情報は必要だった。猶予はそんなに無いのだから]

このままにはしておけんだろう。
自衛団の連中が葬るのを許してくれるなら、だがな。

[この状況でも普段と変わらぬライヒアルトを見て彼らしいとは思えど、それがまた異様にも見えて。向ける視線は常より冷えた、厳しいものとなっている*だろう*]

(49) 2009/08/27(Thu) 14:12:34

生物学者 ライヒアルト

 嗚呼、なるほど…――。
 確かにそうですね。

[フーゴーの言葉に思いもよらなかった、という風に頷いて。
けれど、疑われることに対して負の感情は見えない。
まるで自身が疑われることに、関心がないように。]

 でしたら、自衛団にお伺いを立てにいくべきですね。
 一応、保護者扱いのようでしたので、
 私から尋ねた方がよろしいですか?
 それとも、結社であるフーゴーさんが取り仕切りますか?

(50) 2009/08/27(Thu) 14:30:55

生物学者 ライヒアルト

[そして、そこにまだクロエが居たのなら、
彼女に視線を一度向けて、
フーゴーにまた視線を戻す。]

 弔いのことばかりでなく、
 他のことも貴方が取り仕切った方が良いのでは?
 クロエさんに負担を掛けたくないのならば。

[伝承に則るならば――そうでなくとも、
その方が現状では理に適っていると。
昨夜のように勝手に自衛団に判断されることを厭うならば、
――そう言外で*告げた*]

(51) 2009/08/27(Thu) 14:33:02

雑貨屋 クロエ

―宿屋―

[聞こえた独白。人の死に何も思えない、感じない、という言葉。
死を身近に感じるが故に、悲しみを強く覚える自分とは、真逆とも言える視点]

……なん、で。

[そんな風に言えるの、と。
続ける声は掠れて。
常と変わらぬ挨拶に、戸惑いは募る。
大丈夫か、と言う問いにも答えられず、ただ、あかとくろとの間で視線を行き来させて]

あ……旦那。

[飛び込んできたフーゴーの声に、惚けた声をあげる。
見えなくなるいろ。
しかし、焼きついたそれは容易には消えず。
二人のやり取りを聞きつつ、自分自身を抱えるように両肩を掴む。
そうする事で、震えを押さえ込みたくて**]

(52) 2009/08/27(Thu) 14:34:58

生物学者 ライヒアルト

[そして自身が振った話題に何かを思い出して、
もう一度、震えているクロエに視線を向ける。]

 私が『こう』であるのは、
 医者は、ある種の病気だろうと云ってました。
 
 …――私は私でしかないのですけれどね。

[この時代、精神に関する研究は発展していたとは云い難い。
そんな中、仮としても『病気』と診断された学者は、
運が良いのか悪いのか。]

 嗚呼、それと…――。
 フーゴーさんが、守護者の存在に期待しているなら、
 期待しない方が宜しいです。
 亡くなってしまえば、護ることなど、きっと出来ないでしょうから。

[そしてもう一つ大したことはないように、
さらりと言葉足らずに、守護者について*述べるのだった*]

(53) 2009/08/27(Thu) 15:04:17

宿屋主人 フーゴー

……自衛団には俺が行って来る。
アイツらに俺が結社であることはまだ伝えてなかったしな。

[何を言おうが態度の変わらぬライヒアルト。それが不気味に、そしてどこか腹立たしく思う。どうしてそんな態度で居られるのかと]

仕切りに関してはてめぇに言われるまでもねぇ。
そのつもりで明かしたんだからな。

[言葉遣いは負感情を抱いた相手へ向けるものに変化している。壊れている、と言いたくなるような心持にあった]

(54) 2009/08/27(Thu) 15:36:58

宿屋主人 フーゴー

…阿呆。
守護者は期待するもんじゃねぇ。
存在そのものが牽制の材料だ。
それにてめぇの言うことが事実と言う証拠もねぇからな。

[ライヒアルトが何を言いたいのかを察しつつ、別の利用方法を口にする。話は半信半疑で聞き、クロエを促し酒場へと向かった]

おめぇはここに居ろ。
落ち着くのに飲み物が必要だったらリッキーに言ってくれ。

[クロエを適当な席に座らせ、言葉を紡ぐ。リッキーに状況を説明してから、「詰所に行って来る」と言い残し宿屋を*出た*]

(55) 2009/08/27(Thu) 15:37:03

宿屋主人 フーゴー、メモを貼った。

2009/08/27(Thu) 15:38:35

生物学者 ライヒアルト

 …――そうですか。

[それは自衛団への報告と、
仕切りに関しての2つに対しての応え。]

 確かにそうですけれど。
 貴方は知っていたほうが動きやすいと思ったので、
 お教えしたわけですが。

[相手の負の感情に対して気がついているのかいないのか、
首を傾げながら淡々と変わらぬ口調が続く。]

 ええ、真実を証明することほど、困難なものはありません。
 研究も小さな情報の積み重ねが重要なのですから。

(56) 2009/08/27(Thu) 16:11:31

生物学者 ライヒアルト

[やはり疑われることには頓着した様子はない。
クロエを促すフーゴーに向ける視線は、
その小さな結果の積み重ねが彼に出来るのかと問うようなもの。

やがて彼らが去るのなら、ホツリと零れる言葉。]

 …――困りましたね。
 このような時、どう反応すれば良いか本当に分かりません。

 奇異の目で見られることには、慣れていますけれど。

[途方にくれたように呟く表情はしかし、やはり動かぬままで。
鳥籠を酒場に残したまま、学者の歩む方向は森。
緑に迎えられた学者は、そこではほんの微かに、
穏やかな表情を*浮かべていた*]

(57) 2009/08/27(Thu) 16:12:51

生物学者 ライヒアルト、メモを貼った。

2009/08/27(Thu) 16:14:31

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生存者 (5)

クロエ
216回 残6511pt
フーゴー
303回 残4331pt
ウェンデル
83回 残10858pt
ヴィリー
65回 残11302pt
アーベル
228回 残4571pt

犠牲者 (4)

ギュンター(2d)
0回 残13500pt
リディ(3d)
46回 残11782pt
ゲルダ(4d)
45回 残12277pt
ユリアン(5d)
18回 残12914pt

処刑者 (4)

ダーヴィッド(3d)
63回 残11518pt
ライヒアルト(4d)
77回 残10538pt
カヤ(5d)
1回 残13472pt
ヘルムート(6d)
172回 残7713pt

突然死者 (0)

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