46 銀月夜─妖精の宴─
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医者 ヴェルナーは、メモを貼った。
2009/09/17(Thu) 21:24:58
医者 ヴェルナーは、メモを貼った。
2009/09/17(Thu) 21:25:58
まぁ、あいつ口は回るし悪知恵も働くからねぇ…。
ごしゅーしょーさま?
[悲しげに見える表情に、軽く首を傾げながら言葉を紡いだ。
声に羨望を込めるマリオン>>105には]
あの人の中に入ってるうちは無理なんじゃない?
人を浮かせるほど力あったかな、妖精って。
[視線を追うようにゲルハルトの背中へと目を向ける。
ちなみに瞬きの回数が多い意味には気付いている模様。
原因までは分からないが]
(107) 2009/09/17(Thu) 21:27:07
……まあ、そーだろーけどさぁ。
飛べたらいいなー、って夢をさっくり否定しなくてもいーいじゃんかー。
[イゾルデの言葉>>107に、ちょっとむう、としながら返す。
無意識の仕種の意味が気取られているとか、当然の如く気づいてはいない]
(108) 2009/09/17(Thu) 21:32:06
[翅を気にする少年>>105には首を振り振り返事を返す。]
私の翅は、ただのアンテナさ。
力をつき様から受け取る。使う。
その時に翅を使うんだ。
…はぁ。
[何を思い出したのか、イゾルデ>>107にはため息を一つ。
続く言葉には頷いた。]
このくらいの重さなら、浮かせる事は可能だよ。
けれど、人の在るべき姿を捻じ曲げる事は許されていないのだ。
身体や力を借りるので精一杯なのだよ。
(109) 2009/09/17(Thu) 21:36:25
[医師のあきれた様な声>>106には、軽く手をあげにこりと笑む。]
少々のお付き合い、願いますぞ。
[残念がる少年>>108が可愛らしく、翅がまたきらりと光る。]
(110) 2009/09/17(Thu) 21:41:44
月から、力。
[首を振りながらの返事>>109に小さく呟く]
そっかあ、飛べるわけじゃないんだぁ……。
[当人に言われて、ちょっとしょげた。
翅がきらりと光る理由には、気づく由もなく]
(111) 2009/09/17(Thu) 21:45:39
夢を抱いて追いかけるのも大事だけど、現実を見つめるのも大事だよ。
[むくれるマリオン>>108には正論なのかそうじゃないのかよく分らない言葉を返す]
浮かせること自体は出来るんだ。
在るべき姿を捩じ曲げない……自然は自然のままに、みたいな感じかな。
[学ぶよにゲルハルトの言葉>>109に対しては頷きを。
零れた溜息には僅か苦笑の色が乗った]
(112) 2009/09/17(Thu) 21:49:47
騎士 ゲルハルトは、ゆっくりと歩き始めた。
2009/09/17(Thu) 21:49:49
……どっちの方が大事なんだよー、それ。
[イゾルデの論>>112に、首をこてりと傾げ。
騎士が歩き出すと、ぱたぱたとその後を追って歩き出す。
手にしたランタンが揺れ、光がその周囲で揺れた]
(113) 2009/09/17(Thu) 21:55:27
[歩き始めたゲルハルトの後に続きながら]
最初からどちらか優劣を決めるんじゃなく、その場で臨機応変に考えるってことだよ。
[首を傾げるマリオン>>113に小さく笑いながら返す]
(114) 2009/09/17(Thu) 22:08:05
騎士 ゲルハルトは、仕立て屋 イゾルデに話の続きを促した。
2009/09/17(Thu) 22:12:02
[どんぐりまなこを伏せ、静かに静かに語りだす。
どこにでもあり、そこにしかない、お伽のお話]
そこは、真っ白な霧に閉ざされた石造りの塔。
塔のてっぺんには赤や白、色とりどりの花が咲いていました。
寒々しい空の下、そこにだけは芳しい香りに包まれていたのです。
花守人は幾日も幾日もその花々を護っていました。
何も起こらぬ普通の日々。
銀の花を支え、赤の花と語らい、白の花を見守り。
朽ちた花があったのなら、鋏で切り落とし。
ぱちん、と、響くその音は毎日、変わることもなく。
(+17) 2009/09/17(Thu) 22:14:05
けれどある日。
花々は争いを始めました。
花守の力によっても、花々は争いを止めることはありませんでした。
花守が気に入っていた銀の花は真っ先に朽ち。
赤の花は、白の花に落とされて。
残った白の花も、争いの元凶に奪われかけ。
花守は、ひとつの決意をしたのでした。
「自らの命と引き換えにでも、花を護ろう」
その願いは神様に聞き届けられ。
今は、花守の身体は、色とりどりの花の下。
朽ちた銀の花とともに眠っているそうです。
(+18) 2009/09/17(Thu) 22:15:38
それでも今でも。
その塔のてっぺんでは、花守人の鋏の音がするそうです。
ぱちん。ぱちんと。
それが何故かは分かりません。
もしも貴方が霧のなか、ぱちんと鋏の音を聞いたのなら。
その先に塔を見つけたのなら、芳しく香る庭園を見つけることができるのかもしれません。
(+19) 2009/09/17(Thu) 22:16:21
旅人 ルイは、人々の連なりの最後を歩んで行く。
2009/09/17(Thu) 22:17:02
旅人 ルイは、メモを貼った。
2009/09/17(Thu) 22:18:19
[閉じていたどんぐりまなこを、ぱちりと開く]
これが、僕の覚えている花守人のお話なのだよー。
色々と亜種もあったから、その辺りははしょっているのだけれどねっ!
例えば、えーと、最後に鋏を使っているのが、花守人の護った花のひとつだとかだにぃ。
あとは、蒼の薔薇が咲いたことの奇跡ー、なんて話しもあって、興味深いのさっ。
(+20) 2009/09/17(Thu) 22:20:39
その場で、りんきおーへん。
[繰り返しつつ、むう、と思案顔。
視線は時折、先導する騎士の背の翅に向く。
やっぱり、今ひとつぴんと来ないものがあり]
……ま、いーや。
後から考えよ。
[取りあえず、投げた]
[そうこうしている間に、木々の先には。
広がる花畑が目に入るか]
(115) 2009/09/17(Thu) 22:20:46
にししー。
妖精の宴も実在したことだし、もしかすると、花守人の塔も実在するのかもしれないねっ!
(+21) 2009/09/17(Thu) 22:24:03
騎士 ゲルハルトは、メモを貼った。
2009/09/17(Thu) 22:29:51
[しばし皆と連れ立って歩くと、少し開けた場所に出た。
辺りは一面の花畑。
少し背の高い紫がかった青の花が、月の光を浴びさざめいている。]
ここもとても美しい所。
少し眺めていくか?
[皆の顔を見回し、尋ねてみる。]
(116) 2009/09/17(Thu) 22:33:59
[投げてしまったマリオンにクスクスと笑いを零す。
そうしながらも歩き続け、見えて来る花畑]
っと、目的地って、あれ?
[右手に持つランタンを上に掲げるよにして先へと視線を向けた。
軽く揺れたランタンの灯りは周囲の影をも揺らす]
(117) 2009/09/17(Thu) 22:36:54
[笑う声にむう、となっていたのは束の間のこと。
木々の先、見えた花畑にたどり着いたなら]
うっわ、ここ、夜だとこーなるんだぁ!
[色々と、突っ込みどころのある歓声を上げていたり]
(118) 2009/09/17(Thu) 22:41:16
[イゾルテの照らす先、青紫の花が銀光に揺れる]
[闇の最中に照らされた其れ等は
生み出す影も一層に深く]
[銀糸は緩く、その目蓋を伏せて]
(119) 2009/09/17(Thu) 22:43:05
目的地はこの先、もうしばらく歩いたところにある。
が、ここも良い所だろう?
[にこりと笑う。
翅は月光を浴び、輝きを増した。]
(120) 2009/09/17(Thu) 22:48:10
[ぱちぱちと妖精の拍手を受けたのなら照れた表情。
慣れない様子で、頬を掻く]
こんなので手土産になったかは分からないけれどもねっ。
喜んでもらえたのなら何よりなのさっ!
[身につけた花飾りに柔く微笑みかけて]
もしかしたら、花守人のお気に入りだった銀の花は…こんなふうな花かもしれないねぇ。
[他の赤や白の花は、どんなだっただろうと。
妖精同士で持ち寄る花々でいつしか、宴の泉の周りは花畑の*よう*]
(+22) 2009/09/17(Thu) 22:49:30
[赤くなった妖精を>>92可愛いな、なんて見て]
ヒルダさんやドロテアさんも喜んだだろうになー。
[呟いてから、あれ、となって]
妖精の宴にいってるなら。
もっと沢山見てるのかな。
[一瞬だけ寂しげな表情掠め]
ま、いっか。
[すぐにいつもと変わらぬように、花畑へと歩き出す。
ランタン揺らして後ろから、片手は下げててくてくと]
(121) 2009/09/17(Thu) 22:49:59
医者 ヴェルナーは、メモを貼った。
2009/09/17(Thu) 22:55:47
[目の前に広がる紫がかった青い花。
何となく、友である妖精を思い出させた]
ここからまだ先なんだ。
でもここも良い場所だね、うん。
休憩がてらちょっと眺めて行こうか。
[ゲルハルト>>120に答えて花の傍へ。
しゃがみ込みランタンの灯りを近付ける。
灯りの赤味が相まり、花が紫を強くした]
(122) 2009/09/17(Thu) 22:56:46
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