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ときさん?
[次はさらに大きな声にやはり反応はない、
瑠衣の入った個室の方に近寄り、そこから流れ出る―――赤い水
背筋が凍るような思い]
ときさんっ!
[名前を叫ぶようにしてカーテンを開けると瑠衣が倒れていた、
胸には貫かれたような大きな傷口、流れ出る血はシャワーに流され、それでもそこからは新たな血が流れ出していて。
確認をしなくても死んでいるのはすぐにわかった]
ときさん、ときさん!
[それでも名前を呼び体をゆするが反応のないさきほどまで瑠衣だった、今は死体]
いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!
[周りの人にそれは聞こえただろうか?大きな悲鳴をあげて頭を抱えてその場にうずくまった]
[一つずつ、という言葉にすこしため息をついて]
何か聞こえたんでしょうかね…あたしには特に何も聞こえませんでし…
…今、何か聞こえませんでした?
[何処からか、かすかに悲鳴が聞こえる]
もしかして、先ほども聞こえてたのかもしれません。行ってみましょう。
[聖の方を向いて促した後に、悲鳴の聞こえた方に向かって走り出す]
七重…ねぇ…
[赤い色彩が飛び散る。
よく時代劇とかで血糊を飛ばす、あの映像に似た。
カラン、と金属音がする。
倒れる中務の体が、どさりと音を立てて横たわる。]
七重姉…しっかりして。
大丈夫? 怪我は、してない?
[がたがたと震える七重姉に近づいて。
僕は顔を覗き込む。
その途中でみた中務に、息がないようにみえたのは、
僕の思い込みだけではないだろう。]
…今の?
[亜佐美の視線を受けて、また眉を寄せる]
ええ、分かりました。
[後に続こうとしたが、直後その場に屈みこんだ]
こんな時に。
すみません、先に行ってください。すぐに追いかけます!
[手は靴紐らしきものの端を掴んでいた]
─資材置き場─
[鈍い音の元を辿り、資材置き場に駆け込んでくる。
その目に飛び込んできたのは、頭から夥しい量の血を流す玲と、ガタガタと震えている七重。そしてその様子を呆然と見る男ふたり。]
………一体、何があったの。どういう、こと、なの?
[誰にとなく呟く。]
[……この惨状の中で、気付くものはいるだろうか。
奏の服が先ほどまで着ていたものと違うということに。]
[むっとする血腥いにおいに眩暈を起こしながらも、
とりあえず僕は七重姉を責めるような言葉は一切口にせず、
彼女が口にする言葉をただ聴くだけに勤めようと思う。
何故中務と揉み合いになったのか。
その発端はどんな会話の内容からだったのか。
もし七重姉の口から紡がれることがあったのなら。
その時はちゃんと聞いてあげようと思って。]
アートさん…、ごめん七重姉が落ち着くまで…
[その後に続けようとした言葉はなんだったか。
僕は視界と声が擦れてうまく*紡げない*]
─資材置き場─
[顔を覗き込まれて、視線が晴美に向く]
…っ、けー、ちゃん…。
[紡げたのは相手の呼び名だけ。
問いにはぎこちない仕草で首を横に振るしか出来なかった。
普段の明るさを微塵も感じさせない様相で、震える身体を自分の膝ごと抱き締めるように腕を回した]
―資材置き場―
[晴美に七重を任せ、自分は玲の方へと近づいた。
凄惨な顔に眉根が寄る。
口元に手を出し、次に玲の手を取り脈を取るが、それらはもう、殆ど動きが感じられなかった。
先だって綾乃を包んだシーツがあった場所に行き、玲を頭から包んだ。
シーツはすぐに、一部から赤い色に染まってゆく。]
…。
[それが全部染み渡る前に、玲を抱え上げた。]
…向こうに連れてくな。
[そう、七重と晴美に告げ、ベットの並ぶ部屋へと向かった。]
わかりました。
[靴紐が切れたのか、かがみこんで紐のような物を握っている聖に、そう告げて。
声が聞こえた方へと真っ直ぐに走りだす。
小さな声だったので、どこかは詳しくはわからない。
手当たり次第にいくつかの部屋のドアを開けて、中を確認する。
どれだけ時間がたっただろうか。彼方から聞こえる水の音に、涼と瑠衣がシャワーに向かった事を思い出した。もしかすると何か聞いているかもしれないと思い、そちらに足を向けてみることにした。]
アタ、シ、良く覚えて、ない、の…。
綾姉の、傍を離れた、のは、覚えてる、けど。
あと、は、ここで、襲われそうになって……なった気がして……。
…気付いたら……。
[震えながら途切れ途切れに言葉を紡ぐ。
曖昧になった部分もあったが、問い質されてもそれ以上のことは答えることは出来ず。
そんな状態で、更に現れた奏には気付けたかどうか。
促されれば移動にも応じるだろうが、今はただ、膝を抱えて震え*続ける*]
―資材置き場―
[部屋を出る前、奏が来ていたことにようやく気づいて。]
…。
[ふと感じる違和感。
だがその原因を探るほどの余分は今は無い。]
…ire-naが死んだ。
細かいことは、晴美あたりに聞いてくれ。
とにかくire-naを連れてってる。
[簡素に奏に説明すると、その足でベット部屋へと。]
[こうした行為は焦るとやたら時間がかかるもの。
亜佐美に追いついたのは幾つかの部屋を確かめ終わった後だった。どこか目的地があるような亜佐美の後ろに続いて]
すみませんでした。
何か見つかりましたか。
[謝りながら先へと進む]
さっき水の音がしたみたいです。ときさんとryoさんが向かってたので、そちらに行ってみようかと。
[追いついてきた聖に、そう告げて。
せめてシャワーの場所だけでも聞いておけばよかったと後悔しつつも、水の音を頼りに、なんとかシャワー室にたどり着いた]
ときさん、ryoさん、いらっしゃいますか…
[一応女性同士とはいえ、軽く声を掛けて中に入る。聖は外で待っているだろうか?。ドアを開けた瞬間、目に入った流れる赤い水と、聞こえる泣き声。
駆け寄ってみれば、無残な姿の瑠衣と、なきじゃくる涼の姿。
一瞬、身体が硬直するが、気力を振り絞ってなんとか動かす。
まずは、シャワーの水を止め、裸のままの瑠衣の遺体に、せめてもとタオルを掛ける。
そして、泣きじゃくる涼は服を着ていただろうか?着て居なければ、彼女の肩にもタオルを掛けた]
水の音、シャワー室ですか。
俺が覗くわけにはいきませんね…。
[大体の場所は聞いてあったから、多少は誘導できただろうか。
扉の外で待ったものの、中から聞こえる泣き声と漂ってくる匂いが、容易に状況の予想をさせた]
蒼さん、踏み込んでも大丈夫ですか!?
[苛立たしげに足を踏み変えながら、中に声を掛けた。
昨日の二の舞は避けたいと、辛うじて自制している風だった]
―ベット部屋―
[玲を連れて、綾乃の丁度向かいのベットに横たえる。
少し逡巡したが、シーツを開き、顔を見た。
驚いたように見開かれた目を手で閉じて、もう一度シーツで包んだ。]
…。
[はぁと小さく息をついて。
部屋の壁に背をつけ、ずるずると下がる。]
こんなんばっかかよ…たまんねぇ。
[すでにそれ以上に堪らない事態が起きている事を、今は知らない。]
[暫くそこに座り込んでいたが。
左手のリストバンドを外し、手首の内側を見る。
そこには無数の傷跡が。
一度いらないと、捨てたはずの命は。
ほんの少し運が良かったおかげで帰ってきた。
だから自分の命に、それほど執着はないのだが。]
……狼とっとと見つけられれば。
俺の首と引き換えに、あいつを助けてくれって。
…言えるのにな。
[その答えが書いてあるかもしれない携帯は、まだポケットに入れたまま。
今はそれも、見る気にはなれず。
助けたかった人が、すでにこの世に居ないことを、今はまだ知らない幸せなまま。
ほんの少し、疲れたように*目を閉じた。*]
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