人狼物語 ─幻夢─


49 緋桜酔夢

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高校生 伽矢

─繁華街・瑞穂の家─

[鍵をかけ忘れたままになっていた幼馴染の家。
その中へと入り、二階へと上がる。
寝床を用意してもらうと、そこに従妹を横たえ、上掛けをかけてやった]


……千恵……。


[怯えた悲鳴。
至近距離でのあの悲鳴はかなり耳に来た。
それだけの恐怖を味わったと言うことなのだろう。
オレは口元をマフラーで隠し、ほくそ笑む]


[隠した笑みを消し去ると、オレはしばらくの間、従妹の傍についていた]

(64) 2009/11/05(Thu) 03:15:40

高校生 伽矢

─繁華街─

[あの惨劇から数時間、各人が各々の行動を取った後。
オレは幼馴染を散歩と称し外へと連れ出す。
危険だ、などと言われたなら、護ってくれるんだろ?と強引に言い包めた]

[そうして中央広場が近付いた頃、オレは移動の足を止める]


……なぁ、瑞穂。
お前、本当にオレの事、護ってくれるのか?


[幼馴染の方を見ないまま、オレは訊ねる。
彼女はどんな様子で是と答えただろうか。
問いも唐突なもの、警戒されたかも知れない。
けれどそんなことはどうでも良かった]


護ってくれるんならさ……。

(65) 2009/11/05(Thu) 03:17:08

高校生 伽矢




         ≪────ひゅんっ≫


 

(66) 2009/11/05(Thu) 03:17:47

高校生 伽矢

オレにそのチカラ、くれよ。


[風切り音を奏で、オレは鉤状にした右手を振るった。
見た目はそのままながら鋭さを持ったそれは、幼馴染の喉元を抉る。
柔らかい肉と細かい骨が右手に残り、幼馴染の喉からは鮮血が舞う。
その鮮血から逃げるように、オレは幼馴染の傍から飛び退いた]


……っは、流石、司は美味い。
溢れてきそうだ。


[抉り取った肉と骨を口へと放り込み、手についた赤を舐めとる。
噛むごとにゴリゴリと骨が砕ける音がした]

(67) 2009/11/05(Thu) 03:18:08

高校生 伽矢



その源を喰ったら、どれだけのチカラが得られるかな。
瑞穂、お前の全て、オレにくれよ。
死んだらチカラをくれるって約束、果たしてくれ。

くはははははははは!!


[もはや物も言えないだろう幼馴染は、どんな表情をしていただろうか。
オレが憑魔と知ってどんな思いになっただろうか。
そんなことはオレが知る由もない。
愉しげな嗤い声が響く。
ただ、司を喰らえる悦びだけがオレを支配していた]

(68) 2009/11/05(Thu) 03:18:29

高校生 伽矢

[その後の攻防は一方的に近かった。
司だけあってただやられてはくれない。
けれど先の一撃と、相手がオレであることからか、幼馴染の動きは鈍かった。
オレは特化された能力──スピードを活かしHIT&AWAYを繰り返していく。
時折反撃を食らったりもしたが、相手に比べれば大したダメージでもない。
身に刻む傷に構うことなく、オレは両手を──空気を圧縮した爪を振るった。
腕を、足を、腹を、背を。
接近する度にどこかを一か所ずつ削ぎ落としていく。
その度にオレは血肉を喰らい、チカラを増して行った]


苦しいか、瑞穂。
オレに嬲られるのは悲しいか?悔しいか?

そろそろ楽にしてやるよ。
あまり長引いて誰かに見られちゃ敵わねぇ。

あばよ、瑞穂。

(69) 2009/11/05(Thu) 03:19:47

高校生 伽矢

[歪んだ笑みを張り付けて、オレは幼馴染に顔を近付けた。
その至近距離から軽く地を蹴り、脇をすり抜ける]


約束通り、チカラは貰ったぜ。


[そう言って、オレは右手に掴んだ生の塊に齧り付いた。
鼓動を失った幼馴染の身体は、ゆっくりと前のめりに倒れて行く。
幼馴染の左胸に空いた穴から大量の滴が零れ、地面を彩って行った]


一人でやらなきゃならなくなったのは面倒だが、愚痴ったって何も始まらねぇ。
次はどいつが良いかな。


[生の塊を喰らい切ると、手についた赤を舐めとる。
受けた傷は得たチカラも相まって既に塞がっていた。
ひゅん、と風が振り切れる音が鳴る。
あれだけ派手にやっておきながら、服や帽子、マフラーに赤の痕跡は無かった]

(70) 2009/11/05(Thu) 03:20:08

高校生 伽矢

[こうしてチカラを増したオレは、演技にも更に磨きをかける。
その場に立ち尽くしているのを誰かに見られたら、こう答えることだろう]


さ、さっき、瑞穂が居ないのに気付いて窓の外見たら、何かを追いかけるのが見えて…。
様子がおかしかったから、後を追ったら……!


[駆けつけたら幼馴染が倒れていて他には誰も居なかった、と伝え、僅かに身体を*震わせる*]

(71) 2009/11/05(Thu) 03:20:46

高校生 伽矢、メモを貼った。

2009/11/05(Thu) 03:24:37

【独】 高校生 伽矢

/*
大量投下過ぎて表と独り言が1pt差になってた。

多分、今日一日くらいは残される、よね…?
占い告発も無さそうだし。

襲撃を表でやったのはCOしてるオレしか残らないんだから、わざわざ赤でやる必要が無いってのと。
出した方が墓で補完かけれると思ったから。
出来るだけ配慮したつもりだけど、一方的なものに感じたならごめんなさい。
まだまだこの辺未熟です。
てか、喰いログほとんど作ったこと無いんだ…!
襲撃描写もほとんどやったことないんだ…!
                            。・゚・( ノノ)・゚・。

(-52) 2009/11/05(Thu) 03:36:19

天のお告げ(村建て人)




 ……リィン……。
 
 
 

(#0) 2009/11/05(Thu) 07:25:06

天のお告げ(村建て人)


 不意に、響くは、鈴の音。

 音の源は、天近くの枝。

 天を見上げる桜の瞳。

 そこにはこころのいろはなく。
 

(#1) 2009/11/05(Thu) 07:28:06

天のお告げ(村建て人)



「たまゆらふたつ。

 おと、たがう」
 
 

(#2) 2009/11/05(Thu) 07:28:35

天のお告げ(村建て人)

「ひびきは、かわる。
 おもいは、かわる。

 ゆらゆら、ゆらら。
 ゆらゆら、ゆらら。

 まよい、まどうは、ひとのさが。
 まどい、まようは、よのならい。

 ゆらぎ、ゆく子ら。
 ゆくさき、いずこ?」

(#3) 2009/11/05(Thu) 07:29:26

天のお告げ(村建て人)



 歌うよな呟きは風に乗る。

 鈴の音と共に、ただ、静かに──**
 
 

(#4) 2009/11/05(Thu) 07:31:17

少女 千恵

[怖い夢を見た気がした。
悲しい夢を見た気がした。


でも、夢は、ゆめのまま。]

(72) 2009/11/05(Thu) 08:35:01

少女 千恵

―稲田家・二階→繁華街・広場―

[カーテンは少しだけ開いていて、その隙間が頬に当たって暖かかった。
ぱちりと目を開けて、ぐしぐしと目を擦る。
傍に人がいても、その人らは眠っているようで。
百華が居たとしても、その姿をぼんやりとした様子で見ていた。

誰も起こさないように、そばに置いてあったうさぎ背負い絵本を手にし、そっと一階へと降りてゆき、一人で外に出る。
ぽてぽてと、散歩するように外を歩いた。
朝日はゆっくり地表を暖めてくれるけれど、空気はまだ冷たく小さい体を包み込む。
はーっと、両手に息をふきかけ、まっかな指先を暖めた。

少し先にある広場に立つ。
そこで昨晩何が起こったかなんて知らぬまま。
どこかぼーっと、辺りを見ていた。]

(73) 2009/11/05(Thu) 08:35:31

少女 千恵

―繁華街・広場―

[視界の隅に何かいた。
そちらへ動く。じっと奥のほうを見ると、そこには動かぬ小さな猫がいた。
あの時見つけた子猫なのか。
そんな事は、知らない。]

………ひょーま?つかさ?

[じ、と。子猫を見つめてそう問うも、もう、みぃという答えすらない。
きょろと辺りを見回して、地面に転がっていた少し大きな石を見つけると、大事な絵本を脇に置き、石を両手に持ってきた。]

(74) 2009/11/05(Thu) 08:36:02

少女 千恵

ひょーま、つかさ。

[ぶん、と

  石を

    大きく

       振りかぶって]


(―――――――――――ぐちゅり。)

『み゛ぎぃ、っ』

[小さな命が最後にくぐもった声をあげた―――ような気がした。
それで最後。
少し大きい石を持ち上げると、頭を潰され目が飛び出た肉塊が転がっていた。
ぺいっと、石をその上に捨てる。
どすっと鈍い音がして潰れて、血が反対側に少し飛んだ。量が少ないのは、きっと時間がたっていたから。]

(75) 2009/11/05(Thu) 08:37:12

少女 千恵

いっぴき、かなぁ?

[無邪気な問いはうさぎしか拾わない。
そのままじーっと死骸を見ていると、それはふいにゆらりとした桃色の陽炎に包まれ消えていった。]





[きょとん。不思議そうに、石を持ち上げる。そこには血の痕跡が残っているだけ。
桜は正しく、子猫を輪廻の輪の中へと導いた。]

(76) 2009/11/05(Thu) 08:38:41

少女 千恵

あっ!そっか!


これが『かえす』、なんだ!


[ぱぁと、理解できた事にとても嬉しそうに笑って、手についた血を石でぬぐって落とした。
そのままててっと戻り稲田家に入り、真っ先に洗面所で手を洗うと、した事の跡は綺麗になくなる。
そうしてそっと二階に上がると、うさぎを座らせ、もう一度布団に潜りなおした。]


……ちえおなかすいた。


[だれか居たなら、そう言い起こす。
昨日のことを大丈夫かと言われたら、ちょっとびくっとした後眉毛を下げ、小さく小さく大丈夫と言いながらこっくり頷くだろう。]

(77) 2009/11/05(Thu) 08:39:34

少女 千恵

[こどもは賢くあざとい生き物だから。
そうしようと、本能が動く。
それは演技ですらもない、子供の仕草。
空腹も怯えも帰りたいも大好きも、全部嘘ではないのだから。


何かが変わってしまった、けれど何も変わらない。


うさぎは全部を見ていたけれど、なんにも言わずに*黙ったまんま。*]

(78) 2009/11/05(Thu) 08:39:54

少女 千恵、メモを貼った。

2009/11/05(Thu) 08:41:52

【独】 フリーライター 礼斗

/*
さて。

頑張って吊りか襲撃寄せたいとこなんですが。

つか、霊弾かれとか、占霊W縁故とか、前振りなしの黒落ちとか。

どこまで桜花再びやねん。

(-53) 2009/11/05(Thu) 08:42:36

少女 千恵、メモを貼った。

2009/11/05(Thu) 08:44:26

【独】 少女 千恵


ちえたいむしゅーりょー。
壊れてないけど壊れてきてます。

変わんないよ?キリングできるようになっただけだよ?

あ、子猫は最初から死んでるんで!
最初生きてるのぷちっ、とか思ってたけど、それだと命の数が違うので死体に変更。
見てる人にも、きっと優しい(なi

(-54) 2009/11/05(Thu) 08:47:58

【独】 少女 千恵


時系列動かしたけど…大丈夫だよね。
夜っぱなしだと色々と大変だと 思ったので(´・ω・)

(-55) 2009/11/05(Thu) 08:51:34

フリーライター 礼斗

―中央公園/夜―

[返される叫びに、微かに眉を寄せ。
始まる『還し』の舞、それをただ、静かに見つめる。
舞に込められているものはわかる。
わかるが故に、言葉はなく]

……は。
因果な、もんだ。

[口をついたのは、吐き捨てるような言葉]

…………。

[視線を巡らせる。
百華は一先ず落ち着いた様子。
ただ、今の一連の出来事の中でも表情の変わらない黒江の様子は、妙に引っ掛かった。
無口無表情は近所付き合いでそれなりに知ってはいるが。
それにしても]

(79) 2009/11/05(Thu) 09:29:10

フリーライター 礼斗

……ま、とりあえず、だ。

[ため息一つ。
歩き出すのは、神楽が立ち去った方。

公園から離れた辺りで追い付き、声をかける]

神楽。

[声は低く、静か。
慰めるような響きは伺えない]

さっきも言ったが、『司』としての役目を貫くなら、貫け。
だが、『司』はお前だけじゃないってのは、意識にいれとけよ。

[同じ『司』を信じろとは言わない。
頼れとも言わない。
ただ、他にもいる、という、それだけははっきりと言える事実を告げる。

裏側には、先にも投げた言葉が潜んでいるのだけれど。それは、表に出す事なく]

(80) 2009/11/05(Thu) 09:31:37

フリーライター 礼斗

[淡々と告げた言葉に、返る反応は如何様か。
それがどんなものであるにせよ、言いたい事は、結局は一つ]

……魔を滅する事に囚われ過ぎて、お前自身が魔に堕ちるなよ。

とりあえず、今は。
頭、冷やせ。

[一方的にそれだけを告げて、踵を返す。

再度、戻った公園には、まだ人の姿はあるか、否か。
いずれにせよ、一度足を止め、舞散る薄紅をしばし見つめる]

(81) 2009/11/05(Thu) 09:32:02

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61回 残11268pt
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17回 残12612pt
千恵
101回 残9758pt

犠牲者 (3)

綾野(2d)
0回 残13500pt
瑞穂(3d)
93回 残10426pt
礼斗(4d)
195回 残6681pt

処刑者 (3)

雪夜(3d)
61回 残11664pt
黒江(4d)
115回 残9116pt
伽矢(5d)
53回 残11751pt

突然死者 (0)

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