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……半端に、血だけもらったりしたから、こんな事になったんですかね……龍先輩。
そうだとしたら、恨みますよ……?
[しばし、間を置いて。
こんな呟きを漏らしながら、煙草を灰皿に。
ベッドから起き上がり、気だるい身体を引きずるようにバスルームに行ってシャワーを浴びる。
濡れた頭にタオルを引っ掛けたまま、次に向かうのはキッチン。
正直、食欲は余りないが、食べないわけにもいかなかったから。
パンとコーヒーでごく簡単な食事を済ませた後、寝室に戻る]
……さて、と。
さすがに、丸腰では出られんよ、な。
[呟きながら、手をかけるのはクローゼットの扉。
その、一番奥から出すのは、黒い布の包み]
誰もいない。 みんないない。
私、一人ぼっちね。
[誰が憑魔なのかわからない今、一人で居る方が安全なのかもしれない。
……けれど。私は手近な木にもたれ、幹にぺたんと頬をつけた]
怖いよ。 辛いよ。 ……寂しいよ。
[下唇を口の内側に巻き込んで、ぺろり、ぺろり。
紅が落ちたってかまやしない。
こめかみを木の肌に押し当てて、そっと擦り付けた]
[布を解けば、出てくるのはサバイバルナイフが一本。
ずしり、と重いそれは、今は亡き『司』の形見]
……普通のナイフや包丁よりはマシだろ。
[そんな事を呟きながら、それをジャケットの下に隠し持つようにして。
新しい煙草に火を点けると、部屋を出て戸締りをする。
しん、と静まり返った空間。
階段に響く足音は、やけに大きく聞こえた]
―自宅―
[洗面所の鏡に映った自分の表情を見る]
笑うって、どうすればいいんだろう。
[唇の端を引き上げてみる。他者に見る笑みの形。
貼り付けただけのような表情になった]
感情をそのまま出すって、どういうことだろう。
[診察を受けても理解することが出来なかった。
感情が無いわけではないけれど、その振れ幅はとても小さい]
強く思うって、どういうことだろう。
[引き攣るような笑みを消す]
桜が覆ってくれた場所。
私に足りないのは、何。
― 中央公園 ―
[木から身体を離すと、濡れた頬をぬぐう]
あの子達、どこいったんだろ。
稲田さんちかしら?
[けれど、子供達は、瑞穂ちゃんは。
憑魔とはいえ人を殺めた私を、どう見るのだろう]
……遠回りしよう。
[そうして、住宅街を経由して繁華街に向かう事にした]
―→ 住宅街 ―
― 住宅街・地蔵堂 ―
ここ、は。
[昼頃、常連の男に追われてきた場所。
殺しあったらしき男女が倒れていた場所]
あの二人、消えてる。
[巫女さんが舞った後、雪夜君の身体は消えていた]
あれと一緒なの?
[傍の地蔵に問うてみるも、地蔵はただ、ただ、慈悲深く微笑み続ける]
……あれ。
[はた、と瞬く。
目の前にあった手をじっと見つめて]
え、……あー、うん。
構わないなら、助かる。
[瑶子からの提案には素直に頷いた。
地面に手をついても、既に塞がっていた傷口から砂が入ることはない。
立ち上がり、もう一度右手を見て]
……。
[何か言うこともなく、百華には頭だけ下げて、後を追って行った]
─住宅街─
[階段を降りきり、通りに出る。
通りもやはり、静けさの帳の内]
……さて、と。
どこに行ってみるか。
桜の所に行っても……あれは何も、答えはせんだろう、な。
[あれ、がさすのは言うまでもなく、桜の童女。
なら、どうするか、と。
思いながら、ひとまず宛てなく歩き出した]
/*
とこ、ろで。
はと。
おまえ。
予測変換のボケ……。
[鳩投下分に無用の言葉が入っていた事に今更気づいた。
最近多いな、これorz]
中
ぜーぜー。きっつ……。
そしてかやにいちゃの描写拾えない状況にした自分の馬鹿馬鹿。
折角書いてくれてるのに!
あほのこですいません(´・ω・)
眠い時に色々書いて落とすと駄目だなぁ…。
/*
墓下中発言は……どうなんだろ控えめにした方がいいのか?
ぶっちゃけ、落ちるの早すぎてどう動けばいいか皆目見当が……
そんな俺は、現在『墓下でどう動くか』から発展した『霊魂の在り方』についてちまちまと書いてるわけだが……どうすんだこれ?
/*
Wikiにあるとおり、
姿はもう生者には見えないけど霊体の形で桜の結界内は自由に動き回れて行く末を見ることはできる、でいいんじゃないかな?
中発言は書いてないけどいつものこととか、もろもろ考慮するとなるべく控えたほうがいいかなって思うよ。
/*
Wikiにあるとおり、
姿はもう生者には見えないけど霊体の形で桜の結界内は自由に動き回れて行く末を見ることはできる、でいいんじゃないかな?
中発言は書いてないけどいつものこととか、もろもろ考慮するとなるべく控えたほうがいいかなって思うよ。
[公園から離れる後に聞こえてきた礼斗の言葉には]
……。
[何も答えることなく、ただそのまま去っていった。
そして、そのまま何処へ歩いていったのか自分でもよく分からない。意識は半分以上断ち切られていた。
気づけばそこは、何処かの建物の階段だった。
そこにうつむいたまま座ったまま、どれくらいの時間が経ったのか神楽は知らない。
頭の中は、あれから今までずっと憑魔のことだけだ]
/*
いやそれはわかっている。問題は、
「墓下のゆっきはー黒いのか白いのか」
これで、動き方がガラリと変わっちゃうからね。
そこを考えてて長大考察まで発展しちゃった、てへっ。
結論、「ゆっきー元から色々あって歪んでる」で決定した。
よし、そう動く。
……そーいえば。
[ふ、と歩みを止めて。
携帯用の吸殻入れに、灰を落とす]
しばらく行ってなかったし。
地蔵様の顔でも拝んでくるか。
[仕事に行き詰ったときによく出向いた場所。
宛もなく歩くなら、と。
そちらへ向けて、歩き出した]
―自宅―
[母親が泊まる時のためソファベッドの入っている居間。
コーヒーカップをローテーブルに置いた]
少しは疲れ取れた?
[一つは両手に抱えて一口飲んだ]
史兄さん。
もし、私が憑魔だったら、どうする?
[いつものように淡々と問いかけた]
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