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─中央エリア・別ビル屋上─
そのための場所ですもの。
[さも当たり前と言うように言葉を紡ぐ]
お相手ですの?
メーベルトさん……野槌の娘ですわ。
[エルザの相手を知らぬ様子に、自分が常に呼ぶ呼び方に加え、通り名も口にする]
それはそうと……───期待していますわよ?
[何を、とは言わない。それは本人が良く解っていることだろう。声色には僅か、責めるような色が乗っていた]
/*
は。
ライヒアルト
10回 残1000pt
妙にそろってた。
つか、『総帥』で低かった反動ですか、コレ。
いきなしでかいのきたなぁ……。
─中央・廃墟─
今は悪魔の微笑む時代ですからねぇ。
迷うことなく勝ち取らないと♪
[楽しそうにそう言いながらぎちぎちと鍔競り合いを繰り広げていたが、十字架の重量があるとは言え、贅力ではやはり劣るのか。徐々に押し負けていき、]
おっとぉ!?
[がきぃん、と振り払われ宙を舞う。
鋏が装着されていない側の手を突き、とんとーんすたっ、と着地をする頃には、それなりの距離が開いているだろう。]
―中央エリア・通路―
私は「そうするように」言われていますから。
[穏やかな笑みのまま、何でもないことのように言う]
場所を変えたければそれもお受けしますが。
それでも駄目ですか?
[片手をひらひらと振ってみせた。
僅かな興奮性の香が風に乗る。相手の警戒が強いのもあり、どんな効果となるかが読みきれはしなかった]
―中央エリア・ビル屋上―
[響く咆哮、それに先んじるよに降り注ぐ、漆黒の雨。
それは相手の動きを封じるよに、間接などの弱い部分を狙って駆けて行く]
……姉弟……ね。
[そして、鴉は小さく呟きつつ、翼で大気を打つ。
羽ばたきの音、それに重なる、風を切る鋭い音。
前者は左、後者は右からそれぞれ響く。
音を後に残しつつ、煌めきの中を降下する手には一筋の漆黒]
……もらうよっ!
[一気に距離を詰め、針を繰り出す。
紅雨の首筋、急所を絶妙に逸らした位置を針が掠めて、止まった]
……さて。
ここから、幾らでも急所に切り返せるわけですが。
どーしますかねぇ?
[問いかける声は軽いものの、常磐緑に宿るのは、鋭いいろ]
/*
その分下で遊ぶつもりですけれどね<ラスボス化の道
別の影を出してバトルしてみたいところですけれど。
ちょっかい出すだけで控えた方が良いかしらねぇ。
小競り合い程度にクリーチャー嗾けるのが限度ですかしら。
/*
もにゅり(どんな擬音だ。
まあ、連休だからなんとかなるるとは思うけど。
……つか、空中戦できるんか、あべくん!
[なにより、そこにびっくりした]
むう。二日目は中のひと的連戦で蹴ったわけだが。
あべくん相手だと、キメラ部分を出しやすくはあるんだよねぃ……もにゃもにゃり。
―中央エリア・通路―
それは確かに。
[追従するような声]
ああ、そうでしたか。
よく大した怪我も無く。
[目の前の姿を観察しながらそう答え]
…はい。
[混じる響きに心を引き締め直し、手に力を呼び起こした]
―中央エリア・通路―
はあ……色んな人がいるもんだ。
[ユーディットの言葉に、それ以上突っ込む気はないようだった。
各々の目的が何であれ、戦って勝たねばならぬことに変わりはない]
随分と、やる気があるだね……。
[呟きながら、自身もまた、沸き上がる戦闘意欲に体を熱くしていた。
それが、空気に僅かに混じる香のせいだとは気付かない]
売られた喧嘩は買わない訳にはいかねえな……。
んなら、戦いの場は西の湿地だ!
[言って、踵を返し一直線にその場所へと向かう。
相手が言葉通りにする保障はなかったが、その事は意識から抜け落ち、ただひたすらに次の戦いの事を考えていた]
(ぶっつけ本番か……いや、やるしかねえ!**)
─外・廃墟中央付近─
[飛ばしたものの、刃は彼女の肌には届かず。
結局の所、少しずつ消耗してゆくばかりだった。]
埒明かねぇな…。
『旦那ぁ、どうする?
接近戦なら有利っぽいけど、どんな隠し玉持ってるか分ったモンじゃないネ。』
…どのみち近づかないと叩けない。一気に行くぞ。アレは?
『あーだいぶ内側来ちゃったからどうだろ。ビミョー。』
ちっ、まぁいい…。
[元からあまり期待はしてないと。
呟いてから、距離を一気に縮めるべくカルメンの方へ一直線に走り出し。]
─中央エリア・別ビル屋上─
あら、メーベルトさんとはお会いになりまして?
[戦いがあったことを知らぬはずなのに、見て来たかのような言葉を口にするのを耳に留め、訊ね返す。期待の言葉に返って来たのは短い返答。にこりとした深い笑みは、相手には伝わらない]
……ああ、こちらは終わったようですわね。
[目の前で戦いを繰り広げて居た二人がぴたりと動きを止めたのを見て、ぽつりと呟きを零す]
―中央エリア・ビル屋上―
[虎は跳躍を試みるも、少しばかり遅かった。
針の雨に打たれ、同じ高さに到達する前に地面に逆戻る]
っ、
[娘はやむを得ず傘を広げ、或いは虎の身のこなしにより避けるを試みるも、全てを避け切れる筈も無く。
虎の白が紅に染まりゆく]
く、えげつな――
[思わず洩らすその耳に、羽ばたきと別の何かが届く。
唇を噛み、広げたままの傘を振るうが]
[またしても、相手の所業が速かった]
――どうするもこうするも。
[は、と息を吐く。
未だ微かに唸る虎に、けれど機敏に動く程の力はなく]
こんなとこで、無駄に命を散らす気はあらしまへんなぁ。
[傘を手から落とす。
命が掛かっているにしては、相変わらずのんびりした所作であったが]
[決着をつけるべく一気に距離を詰めるヴィリーにふむと呟くと、]
向こうさんも決着をつけたいようだし……
『アエーシュマ』──シューティングモードΣ
[その言葉と同時、十字架は更なる変貌を遂げる。
放熱板として大きく展開したセイル。ぐばりと開いた銃口。
それはもはや十字架というより、金色の竜の顎。]
[駆け寄りつつ前方に炎の呪を紡ぎ放つヴィリーをにやりと見据えると]
アンチ・テトラ・グラマトン。
さあ、あなたにコレをかわせるかしらぁ!?
[そう言うと、カードを一枚抜いてスロットに挿入、スライド。]
「ファイナルアタックライド デデデデデデデデストローイ!!」
[きぃんきぃんと銃口にエネルギが収束する。]
さあ、堕としてあげる!!
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