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―in my room―
[二人の治療を終えてから部屋に戻った...はゆっくりと眠り、目を覚ます。
one,two,three…
瞬きをくりかえして、眩しさに慣らした]
今日はどうしようかしら
怪我と病気の人がいるのですから食べやすい方が良いですよね
[ふと寝る時にsideに置いた短刀と十字架を見……]
TI…そんな危険なもの料理にいれるわけはないけれど…
持ち歩いていれば襲われた時にかけられますね
……そういえばエーリッヒさん
[...の記憶には彼が消えたかの情報はなく]
……体、埋めてあげましょうか
[扉の音に振り返る]
シスター。
昨日はありがとうございました。
怪我?ああ、大丈夫です。
[薄っすらと浮かぶ笑み。けれど瞳は笑っていない]
大丈夫ではありませんよ。
あんまり動くと傷に障ります。
[困ったように告げる。
その目の色に気付いているのか…or not?]
……お礼なんていりませんから、ちゃんと傷を癒してくださいな
[小さく首を傾げ、やがてクツクツと笑い出す]
だって、そんなこと言ってられないですから。
私よりも大切な人がいる。
その人が傷つくくらいなら、こんな傷。
[大したことありませんよ、と傷の上に触れる]
[微かに眉を顰めるが、それでも口には笑みを浮かべたまま]
…そうですね、じゃあお願いしてもいいでしょうか。
昨日実はご飯を食べ損なってしまったんです。
エルザと一緒に下に降りる予定が、狂ってしまって。
何か作っていただけませんか?
─部屋(H)─
[引き寄せられたように、そこにいた。
言葉を交わす、少年とシスターを。
蒼い瞳で、見つめる。
瞳には、微かな翳り]
大切な人がいる。
その人が傷つくくらいなら。
なんでもできる?
人を殺せる?
自分は死ねる?
……無垢な硝子……。
[呟く。
聞く者がいるかどうかも知らぬままに]
……縋りつかなくては言えない言葉。
脆い……儚い……。
[少し悲しむような顔をして]
あなたがそうやって無理をしても、悲しむ人がいますよ。
だから……
[それでも続いた言葉にこくりとうなずき]
何が食べたいですか?
軽いもののほうが食べやすいでしょうね
――自室(F)――
[セピア色の部屋に、赤い色が差す。もうすぐ日が暮れる。
小さなテーブルの上の、尖った石を弄んで。
その表情は無く。
その瞳に宿るのは恐怖か、落胆か、決意か、外からは何も読み取れないだろう]
ええ、余り重たいものでは胃に負担が掛かりそうですから。
何か軽くて、あっさりとしたものの方が嬉しいかな。
でも体力も取り戻さないとですし。
…やっぱりお任せします。
私よりもご自身が料理をなさるシスターの方が詳しそうだ。
―廊下―
[違和感。
それは妙にふわふわとした足取りであったり、擦れ違う人であったり。此方と目を合わせようともせず、酷く遠い。]
・・・・何なんだ・・・?
[戸惑いと苛立ちの混じった感情。如何してそうなのかが理解出来ない。]
軽くてあっさりとした…
[呟いて思案するように指を口唇にあてて]
あさりの…さっぱりのスープで、リゾットでもつくりましょうか。
ちゃんと栄養をとらないと治りませんから…
……ん?
[声が聞こえた気がした。
蒼い瞳を硝子の少年から逸らして。
周囲を見回す]
……声の感触が……違う。
[薄い紗を通したような生者たちのそれとは異なり、はっきりと聞こえる、声]
……あいつも……いるのか?
[昨夜、少年に生命を断たれた青年。
自分が漂っている、という事を思えば、それも当然なのかも知れないが]
ああ、それは美味しそうですね。
[そう答えたときだけは、僅かに表情も和らいでいるだろう]
そういえば、シスターはこの部屋に何か御用事でしたか?
私の用事は済みましたので、先に行って材料を探しておきましょう。それくらいしか出来ませんけれど。
[気がつけば二階の廊下、東側の階段の手前。
声が聞こえる。あれは――]
僕の部屋、だよな・・?
[誰が?如何して?
ふらり、其方へ歩み寄る。扉の前へ。]
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