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まだ、あちらの方に。
[クレメンスの問いかけに、自分が来た方向を見て]
彼女も、彼も。
神のご意志が、試練がわからないようでした。
少し、悲しいです。
笑っていたそうです
[fatherに、そう言う。]
アーベルさんは、…酷い姿でした。
…きっと神父さまがいらっしゃらないから、って、お勉強を休んでしまっている子もいると思いますよ?
[...はfatherに問われ、自分のした説明を、困ったように口にする。
それから最後に、小さく。]
言葉にするのは難しいです。
神様のご意志なのですもの…
[シスターが去った方から足音が聞こえれば、ゆっくりと抱擁を解き]
エルザ、少し下がって。
[そちらへと警戒の視線を向ける。
真っ直ぐに立ち、いつでも動ける体勢を取って]
[血濡れの少女は、神父の腕の中。
大人しく抱かれて、目を閉じて。
神父の歩みに合わせて、ゆらりゆらり、白い足が揺れる。]
神の意志を、人間が簡単に解く事は出来ないだろう。
[深い言葉を]
ははは、私が居なくても年長の子が面倒を見ていてくれるよ。私がいない方が、捗らないんじゃないかな。
[クレメンスは困ったように笑った]
そうだ、ベアトリーチェの体調が優れないようなんだ。
看てやってくれないか。
私が起こすと約束しているんだよ…。
[唐突に頭痛が治まる。それで、分かってしまった。
一つ目の死は、もう通り抜けてしまったのか]
いいえ、大丈夫。
[ミハエルに応えて立ち上がる。バッグには潜ませたままの懐剣。そっと取り出し、エーリッヒにつけられた鞘の傷を撫でる]
[立ち上がったエルザに困ったような嬉しいような顔をして。
けれど何を言っても下がってはくれそうに無いなと思い]
わかった。
[ただそう言って、僅かに前に出る位置につく]
そうですね。
少しでもわかってもらおうと思ったのですけれど…
[神父様に、少し泣きそうな微笑を見せて。]
神父様が必要ですよ、あの子たちには。
みんな、慕っていたじゃないですか。
ああ、はい。ベアトリーチェさんを…
体調が悪い…というより怪我なさってるのでは…?
[困ったように。]
[机の下で目を覚ませば、もう月は皓々と。
ああ、日の光の下で、強く気持ちを持てると思ったのに。
そう思った自分が目を覚ました理由に気がつくのは、
数瞬の後のことだった。
月に照らされた。小さな体。
ひらりとふちどる、スカートのレース。]
ベアトリーチェ…。
[どうして。どうして。
彼女は縛られていたはずではなかったのか。
捕らえられたはずではなかったのか。
アーベルは、オトフリートは?
廊下から聞こえるのは、誰あろう聖職者の声で。
けれども決してそれは、
自分を助けようとするものではなくて。]
こんばんは、ベアトリーチェ。
それはなんだい?なんのつもりですか?
「らくにして、あげるだけだよ?」
なにからだい?
「はんちゃん、かわいそうだから」
[意味のわからない言動。
少女はやさしく、あなたのためだよと笑う。
わけがわからない。わけがわからない。
ああどうしてそれが、自分の母に重なるのか。
[心の問答とは全く逆に、時間は流れる。
少女の刃が、ゆっくりと振り上げられて、おろされた。
その月は、すこしずれるも確実に彼の肩を切り裂いて。]
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