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― 学長室 ―
[学長室の机の上にはメモが残っていた。
その走り書きは学長のものと直ぐに知れる。
『今はただ 恨みもあらじ 我が徒らの 命に替はる 我が身と思へば 』
似た句を何処かで読んだことがあった。
それは辞世の句に他ならず]
今はもはや恨みなど無い――…
我が生徒らの命のかわりに死にゆく我が身だと思えば……
[学生一人一人の名を覚え真正面から接していた学長の思いが
その覚悟がじわりと胸に沁みた]
─パソコン室─
……ダメ、気持ち悪い。
[しばらくモニター画面を見詰めていたけれど、不快感が込み上げてくる一方で。
眼を細めモニターから視線を外すと、結局扉の方へは向かわず、また元の壁際へと戻って行った]
[しばらくの間は床に座り壁に寄りかかって、自分の体調と戦って*いる*]
― PC室前 ―
[ぎゅうと一之瀬>>74に抱きしめられて、緩んだ涙腺からぽろぽろと水が零れ落ちる。
マリーが死んだことを悲しむより、自分の生で死なせてしまったという罪悪感と誰かが殺していっているという恐怖のための涙だった。
真崎>>75が確かめるように言葉を重ねるのには、小さく頷き]
……っ、う、ん……マリーさん……は、階段、のところ、に……
[切れ切れに答えて、休め、といわれても、休める心境ではなく。
でも一緒に、という言葉は声にならなかった。
川島>>73に応える一之瀬>>76の声を聞きながら、涙をこらえるように唇をかみ締めるだけで。
罪悪感に囚れた桜子はPC室内へと促されるなら、素直に移動して――血にぬれた手や足をどうにかするのは、もう少し落ち着いてからになるのだった**]
― 学長室 ―
――…なんて句、残してくンだ。
学長にはまだ導いていくべき生徒がいる、だろ。
なんでそんな覚悟するんだ……、なんで……
指導者が、生徒をおいていくな、よ……
[学長が望んでこうなった訳ではないと分かっている。
生徒である自分たちを大事に思っていてくれていたのだと
残された言葉から知れるのに――。
導き手を失った哀しみからそんな言葉が零れ落ちた。
三年の諏訪佑一郎にとって学長は大きな存在だったのだ]
─PC室前─
う、ん。解った…あ、あの、真崎君…気をつけて、ね。
[桜子を抱きしめ、青褪めながらも踊り場へ向かおうとする慎太郎>>75の身を案じ声をかけた。
春陽も共に行くのならば、同じように気をつけてと言うだろう。
二人の姿が闇に溶けるまで見送った後、足元に広がる硝子の破片に気をつけるよう声をかけながら桜子をPC室の中へと連れていった。]
ごめん、キユリちゃん…お水、汲んでこれなかったの。
…大丈夫?ごめん、少しだけ待っててね?
落ち着いたら、お水、汲んでくるから…
[室内に入れば、先程よりも具合の悪そうな様子の友梨>>78が目に入り案じたものの、桜子を放っておくわけにもいかず。
申し訳なく思いながら彼女にそう謝った。]
]
―パソコン室―
[学長に報せると慎太郎が口にした時、ほんの少し黒目が揺れた。
それでも歩みは止めず、先程よりも更に近くで止まった]
……分かりました。
[続かない言葉を無理に促すことはしない。
聞かずとも既に予測はついていた]
おれも見てきますから、中にいてください。
……その格好も、どうにかしないとだし。
[蛍子たちに重ねて向けた声は、慎太郎からの問いの返答にもなった。
後の言葉は桜子に向けてのもの。
彼女らの承諾を得てから、慎太郎と共に知らされた場所に*向かう*]
─PC室─
…身体が参ってると、心も引きずられちゃうんだよ。
だからね、桜子ちゃん。少し、休もう?
[桜子が望むところに腰を落ち着けさせ、せめて血が見えぬようにと毛布をかけた。
つらそうにしている友梨にも同じように毛布をかけるだけはしたものの、桜子が落ち着くまでは彼女の側についていた。
恐怖や後悔に押し潰されそうなのは自分も同じだけれど、今この場で動けるのは恐らく自分だから、そう思い気丈に、努めて柔らかくふるまった。
そして桜子たちが落ち着いたら、手や身体についた血を落としたりPC室前に散らしてしまった硝子の破片を片付けたり。
行けそうならば、今度こそ友梨に言ったとおり水を汲みに行く*かもしれない。*]
― 学長室 ―
[廊下であった春陽から混乱をしていたと聞いていたから
呼びかけに反応を示さぬ春>>80に疑念を抱くことはなかった。
零れた問い掛けに一瞬柳眉を寄せ小さく頭を横に振る]
……ボクにも分からないよ。
学長が殺されなきゃいけない理由なんて……
[響が殺されたときもその理不尽さに憤りを感じたけれど
明確な答えが得られるはずもなく]
――…春。
[赤にへたりこむ友の目の前に差し出すのは長い指先。
彼が視線を上げれば差し伸べられた手の向こうに覗く薄い色の眸がある]
ボクじゃ、助けにならないか?
まぁ、頼りないのは認めるけど。
― 学長室 ―
此処に居たら鼻が利かなくなる、だろ?
春、……行こう。
歩けないなら、肩を貸すから。
[宿直室で春が言った言葉を真似て血に濡れた友に誘う言葉を掛けた。
限界を迎えた春の様子をみていると自分が確りしなくてはと思う。
頼られるとほおっておけなくなるのは元々面倒見が良いせいか。
彼を其処に置いておくという選択肢は無かった]
― 学長室 ―
[ふと思い出したように机の上の走り書きを手に取る]
学長。
[ポツと呟き一度物言わぬ学長へと視線を向けた]
残したのは伝えたいから、ですよね。
それなら、ボクがこれを皆の所に運びます。
――…いいですよね。
[尋ねへの返事は当然聞こえないのだけど
勝手に持ってゆくのは忍びなかったのかそう紡いで
手にした紙を小さく畳みズボンのポケットへと入れた**]
着替え、たい……。
[涙線が壊れたかのように涙が止まらない。
諏訪を見つめる。唯一信用出来る人の顔を。
そしてゆっくりと立ち上がり、
自分の足につまづき、
盛大にすっころんで*気を失った*]
―― 生徒会室 ――
「正しいと思って」……?
[問われて、目を上げる。少し茫洋としたところのある目。
言葉を続ける前に、露島先輩の腕が自分に回されて。
抱きしめられる]
[異性からこうして触れられるのをどれだけ望んでいたことか。
けれど、これはとても怖くて、違和感ばかりで。
ぴくんと体が固くなる。
私の制服の、取りきれていない血。血を拭うためにかけた、凍るように冷たい水。それらが露島先輩にも移っていくのが分かった]
[慰めの言葉を聞く]
……正しいって、何ですか
[正直、狼だと思って殺したわけじゃなかった。
ダミーなのに死んでない学長。高峰とかいう人が死んだ頃で、私たちがそれを確認する前から急に様子がおかしくなった森先輩。この2人は吊る気はなかった。だって、狼に媚を売るための吊りだったから]
[本当は、この取引も森先輩に持ちかける気で。
それでもあのとき、森先輩は私をあっさり捨てるんだろうなと思ったから、やめた]
狼を吊ることが正しいですか。
誰も殺さないで、平和を祈ることが正しいですか。
[あることに気付いてしまって。だからこの抱擁はとても怖かったけれど。それでも、その事実を信じたいように解釈する]
[頑張って腕を持ち上げて。露島先輩の前面の制服ぎゅっと握った。背中に回すのは少し難しかった。露島先輩の肩口に、額を寄せる]
[そうして、俯いたまま聞く]
……先輩。どうして、判定、言わないんですか。
[偽じゃないの、とどこかがいう。
間違って人間を殺した自分を気遣った、とかいう発想はない。そもそも狼吊る気がなかったから]
[露島先輩が偽だったら。真だったら。
両パターンを考える。どうしたら食われない? 吊られない?]
……先輩。もし私が占い騙ったら。
あの留学生に黒だしして、黒だから吊ったんだと言ったら。
判定合わせてCOしてくれますか?
[でも、結局自分の命をそこまで預けるのも怖いのだ。
信用なんて出来ないのだ。自分だったら、絶対裏切るから。
それに、さっき、潜伏したいみたいなことを言っていた]
……なんて、嘘。いいです、そんなの。いらない。
皆のところ、戻らないと。疑われて、それだけで吊られちゃう。
[必死で次の一手を考えているうちに、涙は収まっていた。
今次の瞬間にも食われるかもと怖くて、怖くて、それでも自分の体に他者の体温が、他者の心音が触れているというのも、自覚は無かったけれど私を落ち着かせた]
[身を離す。もう一度自分の体を見下ろし、新たに気付いた血を拭う。最低限の血は拭って、遠めには分からないかもしれない。けれど、近くに寄れば。ぐっしょりと水を含んだ制服。落としきれない血の匂い。自分ではきづいていないかもしれない血痕]
[こんなに返り血つくなんて思ってなかった。
血がこんなに気味悪くて、生臭くて、落ちにくいものだなんて思ってなかった。でも、着替えの心当たりなんて無い]
……パソコン室、行かなきゃ。
先輩、ごめんなさい。血、移っちゃった。洗ってから来たほうがいいかも。
ごめんなさい。ありがとうございました。また会いに来ます。
吊って欲しい人がいたら言ってください。頑張るから。
[そうして、カチャリと鍵を開けて。
パソコン室に向かっていく。吊りの結果は知っている。
今度は護衛の結果を確かめないと。露島先輩を護衛したわけじゃない。だって、村側勝利じゃないと生き残れないかもしれない。昨日の鏡問答への反応から全力で村側能力者と当たりをつけた人、真崎先輩に護衛をつけていたから]
―― ⇒ パソコン室 ――
―― PC室前 ――
[廊下を一人で歩くのは怖い。
移動はそろそろと。周囲を猫みたいに警戒して。
死角の多い場所では、何度も何度も背後や影に振り向いた。
今にも血みどろの金髪が追いかけてきて私を殺しに来そうで]
……やだ。も、やだ……
[疑われるのは分かってる。周囲は敵ばっかりだ。
半泣きで、べそかいて。ゆっくりゆっくりパソコン室へ。
目的地が見えてきて、人の気配を感じる。
安堵に肩を落とす]
[そうすると、次の恐怖がやってくる。
ばれる。ばれちゃう。吊られちゃう。
怖くて、怖くて、見通しのよい場所で背中を壁に預けて、立ち止まった**]
─パソコン室前─
ん、わかった。
お知らせ、ありがとなぁ。
んじゃ、この場はたのんます、一之瀬先輩。
……桐谷も、なんか参ってるみたいだし。
こーゆーの、押し付けきるんは、正直申し訳ないんですが。
[問いを肯定する桜子にはできるだけ軽めの口調で言って。
気をつけて、という蛍子には、僅かに眉を下げながらこう言って、軽く頭を下げる]
んじゃ、行くとするか。
[蛍子たちに呼びかける春陽に声をかけて歩き出す。
春枝がたどり着いたのは、歩き出した後か、先か。いずれにしろその姿には気づく事なく、教えられた階段へと向かった]
─階段踊り場─
[先に進むにつれて強くなる、異臭。
それに顔を顰めつつ、たどり着いた踊り場で見たのは、徐々に色を変えてゆくあかに濡れた金色の髪]
……ぅぇ。
[知らず、声が漏れた。
大量流血の目撃は、不本意ながら覚えがあるが、死体は見た事なんてない。
いや、なりかけた事ならあるのだが、それはそれ]
……死んでる、て。
事前にわかってても。
やっぱ、きついなぁ、こういうの……。
つか、なんか、かけるもの、持ってきてやればよかったなぁ……そこまで気ぃ、回らんかった。
[たどり着いてから、それに気づいてはあ、とため息。
口調は軽めを維持しているが、表情は、硬い]
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