― 生徒会室 ―
[呟く友梨>>236の声は聞こえているけれど、いま意識は露島>>238に集中していて。
首をかしげる様子をただじっと見ている]
宮町、さん……?
なんで……だって、マリーさん、私が見つけたとき、まだ、温かかった……
宮町さんが……私より先に見つけたのなら……なんで、露島君にだけ、伝えた、の……
[二人の関係はわからない。
ただ、より疑惑が深まったときに、不意に告げられた役職に、驚いたように瞳をみひらいた]
え――
…………露島君が……霊……?
じゃ、じゃあ……マリーさん、は……マリーさんの判定、は、なに。
[狼じゃないか、という疑いを覆すCOに、悩むように眉を寄せる。
相手の言うことを鵜呑みにしていいのか……でも、ようやく、名乗り出た能力者を疑ってもいいものか、……思考はぐるぐるとうず巻き、頭痛をこらえるようにこめかみに手を当てながら、訊ねた]