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ドミニカ は能力(透視)の対象決定を天に任せた。天はいい加減に エレオノーラ に決めた。
レイス は ベルナルト に投票してみた。
ユーリー は ベルナルト に投票してみた。
ドミニカ は ベルナルト に投票してみた。
ベルナルト は ニキータ にごく適当に投票してみた。
グレゴリー は ベルナルト に投票してみた。
ロラン は エレオノーラ に投票してみた。
オリガ は ベルナルト に投票してみた。
エレオノーラ は ベルナルト に投票してみた。
ニキータ は ベルナルト に投票してみた。
ウートラ は ベルナルト に投票してみた。
キリル は ベルナルト に投票してみた。
ベルナルト に 9人が投票した(らしい)。
エレオノーラ に 1人が投票した(らしい)。
ニキータ に 1人が投票した(らしい)。
ベルナルト は村人達によってたかってぶち殺された。
ドミニカ は、 エレオノーラ を覗き込んだ。
ユーリー は、 オリガ に張り付いている。
誰かが寝たまま起きなかったみたい。
しぶとい奴は レイス、 ユーリー、 ドミニカ、 グレゴリー、 ロラン、 オリガ、 エレオノーラ、 ニキータ、 ウートラ の 9 人だと思っておこう。
[少し考えるような沈黙の後、まず一つ、と指を立て]
もしお菓子の木と意志疎通が出来るのなら、わたしたちではなく、古きエントの彼だろう。
力がわたしに向かったということは、あなたにはそれがわかるんだね。
――…洗脳されているとしたら。
[そこで言葉を区切る。
視線は中庭の方へと向かった]
――…ベルナルトが飛び込んでみると言っていたけれど。
やっぱり、彼だけでも足りないね。
中で暴れないでくれると良いのだけれど。
彼女が一緒なら、気にしなくても平気かな。
彼は強いようだし、破壊されては堪らない。
良い栄養としてあるのは、難しいことでもないはずだけれど。
[どうだろうね、と。
彼女に問いかけるのは、常のように静かな調子]
[内容の異常さには気付かないようで、そっと口元に笑みを浮かべた]
わたしが洗脳されているのだとしたら、お菓子の生る木はなにをしたいのだろう。
……栄養にしたいのかな。
てっきり血の気の多いヒトたちを洗脳したのかと思っていたけれど。
[どこかちぐはぐにも思える言葉。
そこまで言うと緩く首を振った。
再び目を合わせて、問いかける**]
――…あの木は、栄養を離す気はない。
君は、邪魔をする?
……で、ニキちゃんニキちゃん。
なんのお話しとったん?
ちゅーか想像はついとるんじゃけど、ニキちゃんにはそういうお話ないの?
エレちゃんとかオリガちゃんとかミニちゃんとか。
[ダンピールの傍に寄り、腰を折って尋ねかける声は特に潜めていない。名を挙げた面々に聞こえていても気にしない、恋愛話の好きな老人だった]
お母さんみたいにたくさん恋をしろとは言わんけどのー。
恋はいいよぅ、気持ちが若くなるよぅ。
[そんな雑談を終えたのち、改めて木へと向き直る。
場はどうやら、ベルナルトが木へと飛び込むことに決まったようで、声援を送ろうと口を開いたものの一瞬止まり]
……どうやって飛び込んだらいいんかのぅ?
[見た感じでは、小さい木に穴のようなものはない。方策があるのかと青年の方に顔を向けつつ、顎に手をやった]
攻撃は弾かれるそうじゃけど、
害意のない“栄養”なら受け容れてくれると思うんじゃよねえ……。
魔力放出して体当たりしてみるとか――…おおぅ!?
[思い付くままに口にしていた矢先、屋敷の敷地内全体の大気が揺らめき、地脈の流れが変わったかのような感覚が襲いかかる。
他にも異変はあったのかもしれないが、エントが感じ取ったのはそれだけで。]
な、なんか来る気がするぞい!
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