ん。…あ、ちょっと待って。[自分も行くにしろ、髪を纏めてからの方がいいだろう。だから部屋を回ろうとする彼についていく素振りは見せず、ただ踵を返すのに、一度引き止めるように彼の腕に手を伸ばした] ───ライヒアルト修道士は、違った。[端的にそれのみを彼に告げる]