人狼物語 ─幻夢─


80 夜天銀月

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細工師 クロエ

 …あ …

[引き止めたことで、彼を寒い廊下に待たせてしまう。
今更このままでいいとも言えず、大急ぎで支度をした。
いつも結んでいるリボンが少し曲がったのは、その証だ。
本人からは見えないから、良いといえば良い]

 うん。
 …さっき、ユリアンに言ってしまったと言ったでしょ?
 ライヒアルト修道士が、シスターを人といったと聞いた。
 彼はそれを信じて疑わない様子だった。
 私は…それを黙って見てはいられなかった。

 シスターは人かも知れない。
 けれど、ライヒアルト修道士は違う。
 少なくとも私からは、何か違う。

 だから…もしかしてと思って。

(93) 2013/01/12(Sat) 15:32:29

鍛冶師 アーベル

[追求の手が止めば安堵する。
見惚れ視線泳がせた以降は、おかしな様子は見せなかった]

ユリアン、か。
昨日は色々あって気落ちしてたみたいだけど――…

[案じる色がほんのりと滲む。
少しだけ考える間を開けて]

疑われて落ち込んだら俺が慰めるよ。

[他愛ない軽口めいた響きでクロエに笑いかけた]

(94) 2013/01/12(Sat) 15:33:56

細工師 クロエ


 ───違ったけれど、ね。

[ひょっとして、自分の力こそが違うのだろうか。
やはり何か勘違いをしているのかも知れない。
所詮夢なのではないのだろうか。

一度退けたはずの不安に足元を浚われそうになって、
気付かれないように僅か、瞳を伏せた]

(95) 2013/01/12(Sat) 15:35:24

細工師 クロエ

 …ユリアンも人狼を探すって。
 おかしな真似をしたら撃つと言われたよ。

[恐怖を苦笑に紛らわせて笑った。
人狼を探すということは、人が人を殺す可能性を孕む。
ハンスがどうであったのかをクロエは知らない。
耳にしたローザの言葉は、未だ意味を成して繋がってはいない]

 ふふ。その時は…アーベルの新作の話を聞かせて。

[それが一番いいと、笑み返す。
日常の会話が恋しかった。心からそれがいいと思った]

(96) 2013/01/12(Sat) 15:39:37

鍛冶師 アーベル

そんなに急がなくても良かったのに。

[あまり間もなく戻ったクロエにそう言葉を掛ける]

ああ、ユリアンから聞いたんだ。
俺はカルメンからその話を聞いた。
――…そうだね、それを聞いていたなら
気になるのは当然だ。

[彼女の立場なら己はどう動いただろうと考える。
考えた結果、彼女を信じたいと思う気持ちは強まる事となる]

ライヒアルトは、何者なんだろうね。

[お伽噺を思い出しながら呟く。
クロエの言葉が真実であるなら重なる存在があるが]

――…二つの護り手の一つ。
闇に潜む牙を護り、生かさんとするもの、なら。
シスターを守ろうとした、とも、考えられるが。

(97) 2013/01/12(Sat) 15:45:22

鍛冶師 アーベル

考えすぎかな。

[自嘲するように口の端が歪む。
クロエからユリアンの事を聞けば常の笑みに戻り]

そ、っか。
昨日のあれは有言実行だったんだな。
相手は、キミじゃなかったけど。

[旅人の事を思い呟く。
今のところ、ユリアンの行動に違和感は感じられなかった。
依頼主の一人であるからという欲目が皆無とは言えないが]

そんな事ならお安いご用さ。

[新作には二つ返事で引き受けた]

(98) 2013/01/12(Sat) 15:50:25

鍛冶師 アーベル

じゃあ、そろそろ行こうか。

[クロエと共に歩もうと声掛ければ
彼女の髪を束ねるリボンが少しだけ曲がっているのに気づく]

ああ、少し、じっとしていて……

[次いで囁くように願い彼女との距離を縮める。
向かい合う形のまま耳の後ろへと伸びる右の指先。
リボンをちょいと摘み整えようとする]

(99) 2013/01/12(Sat) 15:55:10

【墓】 旅人 ハンス

[人狼はまだ、いる…けれど]

きみのせいじゃないよ。

[まだ苦しむのであろうローザ>>78に、囁いた旅人の声も届きはしない**]

(+18) 2013/01/12(Sat) 15:55:30

鍛冶師 アーベル

[そんな遣り取りの後、それぞれの個室を訪ねる。
返事なき部屋の扉を開けるのは躊躇われたから
血臭や血痕など明らかな異変がない限りは
諦めて他の場所を探す事にした]

外もみておくか。
ギュンター殿が襲われたのも、外だったから。

[ぽつと理由を紡いで、玄関から外に出る。
屋敷の外周、ギュンターの倒れていた場所、と見てから
彼を埋葬した庭へと足を向けた]

(100) 2013/01/12(Sat) 15:58:33

細工師 クロエ

[ドアを閉めようか一瞬迷って中途半端にして幸いだった。
下手に勢い良く開け閉めしたら、外のアーベルが危ない]

 …だって、引き止めたし。

[文字通りばたばたと支度を済ませて、眉を下げる。
普段仕事では見せない慌てぶりに、情けなく肩が落ちた]

(101) 2013/01/12(Sat) 15:58:59

細工師 クロエ

 アーベルも知っていた?そっか…。
 みんなに向けて言ったのかな。

[となれば、彼は信用もされているのだろうか。
少し難しい顔で思考する]

 狭間に揺らぐ影の護り手……
 分からない。探ってみようとは思うけれど。

[修道士に直接尋ねようかと思案するも口にせず、
彼の言葉>>97に続けるように、もうひとつのことを音にする]

 だから私は、次はシスターのことを調べてみようと思う。

[ライヒアルトが人といった人物のこと。
次は迷う風を見せずに宣言した]

(102) 2013/01/12(Sat) 15:59:52

鍛冶師 アーベル

[絶叫に近いアメリアを呼ぶ声が聞こえる>>76]

――…この声は、

[思わずクロエと顔を見合わせた。
声のした方へと急ぎゆけば
屋敷の表の、空のよく見える場所に二つの人影が見える]

ローザ、……アメリア!

[二人の名を呼びかけ寄れば
アメリアが犠牲となった事が知れ声を失う]

(103) 2013/01/12(Sat) 16:06:58

細工師 クロエ

 …うん。でも、辛かったと…思う。

[懇願するようなユリアンの言葉の響きを思う。
出来ればしたくないと心を聞いた気がして、目を伏せた]

 そうだね。まだ寝ているかも知れないけど。

[それならば無理に起こすこともない。
疲れきっているだろうことは、自分の身に置き換えても分かる。
それでも心配なのも間違いないから、アーベルの提案に頷いた]

(104) 2013/01/12(Sat) 16:14:09

細工師 クロエ


  …───、なに?

[足を踏み出すより少し前、囁きかける声>>99に振り返った。
と、間近な距離に蒼の双眸が見えて思わず動きが止まる。
言葉に応えるというより固まったクロエの脇を、
蒼き花宿した右手が行過ぎて髪のリボンを整えていく]

 ……、…ありがと。

[一度声を出しかけて失敗した。
もう一度口を開いて短い礼を紡ぎだす。
不謹慎なほどに鼓動が早くなっていた。
耳元の熱さを自覚しながら、彼と共に部屋を回ることになる]

(105) 2013/01/12(Sat) 16:14:16

細工師 クロエ

[ミリィの部屋から返事はなかった。
けれども彼女も、
ベアトリーチェとローザの看病と続いて疲れているのだろう。
そう結論して、無理にドアを開くことをしなかった。

外へと踏み出せば、冷え切った朝の空気が肌を刺す。
付け加えられた理由が悲しかった。
反論はなく、共に外へと向かう]

(106) 2013/01/12(Sat) 16:14:25

細工師 クロエ

 今の───…

[悲鳴のような声だった>>76
アーベルと視線を交わしてから走り出す>>103
今の声の響きには覚えがある。
取り返しのつかないものを見つけた声だ。
どうしてと声が頭を巡る。幼馴染の笑顔が脳裏にある]

 ローザ、……ミリィ?

[ローザはミリィに縋るようにして泣いている>>78
その周辺の雪は、赤───


           赤くて、赤くて──── ]

(107) 2013/01/12(Sat) 16:24:26

細工師 クロエ


 ミリィ!!!

[ぎゅっと慰めるように抱きしめてくれた腕>>2:261が、
力なく雪の上に投げ出されている。
暖かく柔らかかった肌は白く、雪に溶け込むように白く、]


 ……あ、ああ……

[口を手で覆う。景色がぼやけて滲んだ。
目を閉じても、もう暖かな感触は訪れてくれそうになかった]

(108) 2013/01/12(Sat) 16:24:34

鍛冶師 アーベル、メモを貼った。

2013/01/12(Sat) 16:27:32

細工師 クロエ、メモを貼った。

2013/01/12(Sat) 16:34:01

少女 ベアトリーチェ

―昨日―

うん。
あたし、エリお兄ちゃん大好きだからね?

[雪嵐と比べ、感情の薄くなってしまった慕っている人>>52を見上げながら、二重の意味を込めて思いを口にする。
それと共に少女の頬は徐々に朱に染まっていったが、どうとられただろうか。
反応がどうであれ、広間の暖炉近くで考え事しながらを大人しく暖まっている。]

[アプフェルクーヘンとホットミルクが運ばれてきた時は、幸せな表情となって食べ始め。
ゆっくりと味わうよに食べ終えた後。
真剣な眼差しで。先程考えていた事を、口にしようと開く。]

(109) 2013/01/12(Sat) 16:44:38

少女 ベアトリーチェ

……あの、さ。お祖父ちゃん…いなくなっちゃった、けど。

[祖父に身に起きた事を口に出すと、涙目になる。
だが生きている祖父に、もう会うことが出来ないのは理解っている。]

花壇に植えた春を告げる花が咲いたらさ。
一緒に見よう?二人で。 ……だめ?

[きゅぅ、と仔犬のように上目遣いでエーリッヒを見上げたが。
少女の口にした言葉に、青年はどう返しただろうか。]

(110) 2013/01/12(Sat) 16:45:30

少女 ベアトリーチェ

[その後、少女は暫く広間にいて体を暖めた後。
血が流れた自室がどうなったかを確認しに行って。
遺体は運び出され、血が拭き取られていた事に目を瞬かせた。]

…お礼、言わなきゃ。

[狩人の青年に助けてくれた礼を言ってなかった、と呟いて。
毛布等々、広間へと持ち込んで眠りについた。
誰かに見つかったら、コッテリと絞られただろうが。

新たな命の喪失にツルは背の中程まで伸び、新たな蕾をつけては膨らんでいく。
完全に花開くことがないのは、少女が朱花としての覚醒を拒絶しているからか。]

(111) 2013/01/12(Sat) 16:45:50

少女 ベアトリーチェ

[目覚めは、外から聞こえてきたローザの悲痛な声>>76。]

…う、ぅ?
……ろずねぇ?

[くし、と目を擦りながら起き上がり。
もぞもぞ、と毛布の中で服を着替えようとした、その途中。]

…あれ。
痣が…拡がってる。
花の色もこんな濃かったっけ…?

[少女は痣の異常をここで初めて認識した。

―薄桃色だった花色は、濃桃色へと変化していた。]

(112) 2013/01/12(Sat) 16:59:05

少女 ベアトリーチェ、メモを貼った。

2013/01/12(Sat) 17:01:55

家事手伝い ローザ

─ 翌朝/外 ─

[名前呼ばれとる>>103>>107のに、耳ん届く音はどっか遠い。
気ぃ失うことはあらへんかったけど、はたはた涙零したまま、しばらく動けへんかった。
もう一人、ミリィん名前を呼ぶ声>>108が聞こえて、ようやく、そっちん方に顔向けれた。
零れる涙隠す余裕なんてあらへん]

…… アベルさん …… クロエさん ……

… ミリィ … 死んでもうた …

[泣き顔向けて、か細い声でゆぅた]

(113) 2013/01/12(Sat) 17:05:16

家事手伝い ローザ

[誰が人狼で、誰がそうやないかなんて、見ただけでは分かれへん。
見える仕草からそん辺り見極められぇほど、うちは冷静やなかってん。

やからうち、目ん前で言葉失っとぉ2人も信じきれてへんかった。
今は全員が疑いん対象やねん]

…… ミリィ …… 中、はこぶ ……

[抱き締めていたミリィの腕持って背負う体勢んなる。
足は引き摺る形んなってもうた。
堪忍な、ミリィ]

(114) 2013/01/12(Sat) 17:05:20

研究生 エーリッヒ、メモを貼った。

2013/01/12(Sat) 17:08:40

細工師 クロエ

─ 翌朝・外 ─

[ぎゅ。と目を瞑れば、透明な雫が頬を濡らしゆく。
それで少し視界が戻った。
振り返るローザの泣き顔>>113に、また新たな涙が浮かぶ]

 ミリィ……

[その声に、漸く彼女の元へと足を踏み出した。
ふらりとした足取りで、妹分の幼馴染の元へ行く。
ローザの内心を知る由はない。
だから、彼女が一人でミリィを背負おうとするのに驚いた]

(115) 2013/01/12(Sat) 17:12:01

細工師 クロエ

 …っ、一人じゃ…!

[無理だと、ミリィの身体へと手を伸ばした。
ローザの背に負われたミリィの頭が、俯いてだらりと下がる。
力ない動きが本当に死を思わせて、顔が歪んだ]

 このままじゃ、ミリィが傷つく。
 一緒に運ばせて。

[アーベルも手を貸してくれるだろう。
短く願って、ローザへと目を向けた]

(116) 2013/01/12(Sat) 17:16:30

少女 ベアトリーチェ

[痣の異常も気になったが、ローザの方が先決で。
着替えを終えると、外へと向かった。

少女が朱花に覚醒しないのは、覚醒してしまえば今までの生活に戻れないと心のどこかで思っていたから。
祖父が亡くなり、目の前で旅人が亡くなった時点で。
もう戻れないのだと認識していなかった。]

(117) 2013/01/12(Sat) 17:26:37

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生存者 (4)

ローザ
192回 残6818pt
ライヒアルト
37回 残12379pt
ベアトリーチェ
88回 残10939pt
ユリアン
118回 残8448pt

犠牲者 (4)

ギュンター(2d)
0回 残13500pt
ミリィ(3d)
53回 残11655pt
アーベル(4d)
59回 残11080pt
クロエ(5d)
135回 残8405pt

処刑者 (4)

ハンス(3d)
93回 残10566pt
カルメン(4d)
23回 残12651pt
ナターリエ(5d)
55回 残11999pt
エーリッヒ(6d)
104回 残9400pt

突然死者 (0)

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