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─ 自室 ─
[ミリィを部屋に運び終えれば、あとは彼に託した。
というよりも、彼とミリィを二人にしたのだ。
その方が落ち着くだろうと思った。
ミリィの部屋のドアを閉め、自室へ向かう途中───
ふらりとよろめいて、壁に手をついた]
…あれ?
[何故だろうと思えば、どうも身体に力が入らない。
昨日から何も食べていない所為かと思い至った。
存外人の身体というのは、正直kに出来ているものだ。
微かに苦い笑みに似たものが、口の端を過ぎって消えた]
……随分と余裕だな。
君は今の状況を理解しているのか。
[教会を否定する言葉>>172>>174には、特に何の反応も返さなかった]
それともこの状況下で、逃げ切れる自信があるのかね。
[男の言葉を如何捉えたにせよ、今広間にいる全ての視線は、彼女へと向いているのだろう。
そうして彼女からの視線>>174にも動じた様子は見せず、男はただ見返していたが]
もう一人、だと。
…… 誰の事だ。
[己が調べられたと、そう口にした青年>>173へ、視線は逸れた]]
─ 2階廊下 ─
ライヒアルト修道士。
[コンコン。と、丁寧にノックして声を掛ける。
けれど室内はしんと静まり返って、応えはなかった。
出遅れたらしいと知って、息をつく]
広間か…。
[皆が集まる広間。
そこに行くしかないかと、一度気を静めるように息を吐く。
ぎゅ。と、布の包みを手に握りこんだ]
───…止めるからね、ミリィ。
[今はもう亡き幼馴染へと向け言葉を紡ぐ。
そうして、意を決した表情で足を広間へと向けた]
― 広間 ―
[昨日できなかった謝罪を先にしようとしたので、ハンスの命を奪った弓は持ってこなかった。
人の気配が集まっている広間に入る]
………。
[緊迫した空気に扉の近くで立ち止まり、中にいる人達を順番に見回した]
―回想―
[アーベルの件に関してはその場ではコエは聞こえたけども頭に入っておらず、後に聞くことになるだろうか。
全てが終わりかけられた声に、小さく一人部屋で頷き]
はい……、
花…?どなたが?
アーベルさんが、ですか……
[なら、次はそこになるのだろうかと思いながら、充足感と疲労と、そして襲い掛かる罪悪感とで早く休みたくなってきた]
それ…、ライヒアルトさんは……、私達に……
[眠る前の伝え事で、コエは途中で途切れてしまいながら眠りについてしまった]
―個室―
[昨晩は、部屋に戻った後はゆっくりと眠り、起きるのは大分おそくなった。
服はハンスの返り血やもろもろは、目立たぬほどになっていた為、それを着続けることにした。
着替えがあればすぐに着替えたいとも思っていたが、それを自分から頼むことは無いだろう]
んぅ…
[小さく伸びをして広間の騒ぎにはまだ気付かず]
あ、ライヒアルトさんは……味方をしてくれるはずです……
[ただ、そう今の事実を、自分だから特別なのではなくエーリッヒもそこに含まれるのだろうこと、
本人の思いや事実は自分の知らないこと]
私の事も……知っています。おそらくは……
隠していてすみません
─ 広間 ─
[ドアを開いたその時、幾つもの声が聞こえた。
人狼とカルメンという単語が飛び交っている。
その中心にいるのは、ライヒアルト修道士だ。
何が起こったのかを察したクロエの顔色が変わった。
鋭く息を呑み、微かな震えを押し殺して広間の扉を閉める。
指先が冷える感じがした。
これが緊張なのか怒りなのか恐怖なのかは、判然としない]
───何があったの?
[問う瞳は真っ直ぐに、アーベルへと向けられた]
[クロエが姿を現せば、蒼がそちらに向けられる]
ライヒアルトがカルメンに秘術を使ったらしい。
結果は――、『見つけた』だったかな。
それから俺が、もう一人の結果を言ったね。
ライヒアルトは月のいとし子でない、と。
ふむ。
君は随分とその者に肩入れしているようだな。
[言えば危険に晒される>>189。つまり半ば信じている発言と同義だと捉えた。
その手に刻まれた蒼い花に僅かに目を細め]
『双花聖痕』……皆を導く立場にある者が、それで良いのかね。
[責める風でもなく、ただ言葉を重ねる]
─ 広間 ─
[なんやよぅ知らんけど、どっちが正しいんかっちゅー話んなっとるらしい。
ちゅーことは、どっちか嘘ゆぅてん?]
ライさんは、カルメンさん人狼やゆぅて。
カルメンさんは、ライさんゆぅてること違うゆぅて。
ここだけ見ても、どっちか嘘ゆぅてんのか。
[アベルさんがゆぅたもう1人んこと置いといたら、なんや考えやすぅなった]
月のいとし子て、人狼のことなん?
[その辺知らんかったから、確認のためにアベルさんに聞いてみてん]
ライヒアルト修道士。
貴方は牙の主じゃない。
それなのに何故そんなことを言うの?
貴方は何の為に動いているの?
貴方は誰かを───…庇っているの?
[弾劾はまず、”もう一人”へと向けられる。
じっと目を向け告げる言葉の意は、彼には間違いなく伝わろう]
[もう一人>>173、とはどういうことだろう。
そう思ってアーベルを見ていたが、カルメンの答え>>179が聞こえれば、そちらに視線を向ける。]
殺してないなら、堂々としてればいいじゃないの?カルメンさん。
[ふら、と一歩カルメンへと足を踏み出す。]
あたしが、しっかりしてれば。
お祖父ちゃん、死ななかった。
ミリィお姉ちゃんも。
[エーリッヒの問い>>186に、うわごとのように言葉を返す。]
だから。
[ころさなきゃ。と。
最後の言葉は唇だけで示した。]
―→広間―
[身支度を整え広間に近づくと少し騒ぎになっているのを感じる]
あの…、なにかありましたか?
[昨日に比べれば落ち着いた様子で、
遅れてきたために事態は良くつかめていなかった]
ライヒアルト修道士がカルメンを人狼というのなら、
───カルメンは人狼じゃない。
見出す力は二つとないから。
だから……、
[冷えた指先を手の中に握りこむ。
ぐっと、奥歯をかみ締める]
[クロエの言葉が耳朶に響く。
彼女の選んだ事だと思えば口を挟まずただ耳を傾けた]
――…ん。
[ローザの問いかけには頷く]
お伽噺の中にある歌にそう記されているんだ。
月のいとし子、牙の主、月の牙。
それらは人狼を示していたと記憶してる。
今の状況?
[ライヒアルトの言葉>>184に、フッと笑い。]
自分は人狼を見つけられる秘術が使える……と、思い込んでいらっしゃるライヒアルトさんが。
私が人狼だと、誤った情報を仰った。それだけのことでしょ?
ナターリエさんは違ったと仰ったのに、私のことは人狼だと言うんですね。ライヒアルトさんにとって私は印象が非常に悪いでしょうから、そんな風に思い込まれたのではないですか?
人間、誰だって親しい者を信じたくなるものですしね。ふふ。
[暗い眼差しで、小さく笑う。
だが、逃げ切れる自信があるのかと言われると表情を無くし。]
……貴方こそ。
生きてここから出られると思っているの?
……早く、自分の思い違いでしたと撤回してください。そうでないと、私──……
[言葉は続かない。ジッとライヒアルトを睨み付けている。]
─広間─
[広間に響く声>>194が一つ。
男は一度瞬きをして、声を発した彼女>>196を見た]
…… 成程。
彼が言っていたのは君か。クロエ君。
[溜息を吐き]
私は何も庇ってなどいないさ。
[言葉の意は伝わったのか、それでも双眸は揺らぎはしない。
――実際、庇う心算で彼女を人と言った訳では無かったのだから]
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