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─ 三階 ─
[ベルナルトに近付くと、その傍らに膝をついて。
自分が着ているシャツの裾を捲り、腰から取ったナイフでその裾を切り裂く。
ゆとりのあるシャツは、裾を多少切ってもまだ腰を隠す程度には長さを残していて]
ひとまずこれで止血します。
手当ては、落ち着ける場所でした方が良いでしょうし。
[自分が信用できぬならメイドに、と続けようとして。
この屋敷のメイドに対する感情がそれを妨げた。
青年ならばコレ位自分で何とか出来るかもしれないと、結局続く言葉はなくして。
オリガが此処まで上がってきたことに気付くのは自分とベルナルト、どちらが早かっただろうか]
─ 三階 ─
[こちらの言葉に対する反応>>17に、素で動いてたのかよ、などと思いつつ。
向けられた言葉に、はあ、と大きく息を吐いた]
ま、確かに。そこは否定しないけどねぇ。
[先の刃を受けたのも、その先に確たる勝機を見ればこそ。
そして、この状況で動くリスクも承知の上。
だからこそ、反論はしない。
思考の良く似た、利害の一致を見れそうな相手、と見なしていた事もあり、強い拒絶を示す事はせず]
んじゃ、ま、ここは借りにしとくわ。
[シャツを裂いて止血を、と言うアレクセイ>>20にこう言って頷き、手当てを受けると、と暗に示す。
上がってきたオリガ>>18の様子には、不思議そうに瞬き首を傾げるものの、只ならぬ様子に声をかけるのはやや、躊躇った。**]
あー……しゃーねーな。
ったく、お嬢ちゃんは物分りがいいのになぁ。
[流石にここまで食い下がられれば男も根負けする。
そも、目の前にいるサーシャは、獲物ではないとはっきり知っているのだから、事を荒立てるのも馬鹿らしいと。]
……鬼を、見つけた。
おおっと、誰かまで言う気はねぇぞ。
ありゃぁ俺が見つけた獲物だかんな。
つー訳でだ。
邪魔すんなよ。
邪魔するんだったら……。
[左手、親指を立てて、首を掻き切る仕草。
それが獲物じゃないと分かっていても、狩の障害になるなら殺すのも止むなしと。]
ま、こんな理不尽なゲームで、小難しい事考えてもどうにもなんねぇだろ。
……そんじゃぁ、俺は行くぜ。
[鉈を鞘に収め、ひらり手をふり扉へと足を*踏み出す。*]
─ 地下/武器庫 ─
───……『鬼』。
[ようやく聞き出した答え>>26に、僕の唇から繰り返すように一つの単語だけが零れ落ちた]
…ああ、そうか。
あんな風にならないためには、『鬼』を探してころせば良いんですね。
[思い至らなかったことに気付かされたように僕は言葉を紡ぐ。
誰かにころされる他に『鬼』に襲われると言うのは、アナスタシアのことではっきりしていたはずなのに。
すっかり抜けていた辺り、やはり冷静ではいなかったのだろう。
邪魔をするなと言われると、続けざまに為される仕草を右目に映した後、瞳を瞼で半分だけ隠した]
……分かりましたよ。
手ぇ出してとばっちり受けるのは嫌ですから。
[彼が自分でやるというなら、その危険にわざわざ首を突っ込む必要は無い]
─ 三階 ─
[自分が礼を言う事では無いかもしれないが、教えてくれた事に感謝を示し。
彼女がキリルと階下に向かうのを見送るか、それとも共に降りる事になるかはともかく]
これで止血は出来たはず、ですが。
傷の消毒をしないと。
…立てますか?
[問う声には、立てるでしょう?という響きを込めて。
自分も立ち上がりながら、結局名を知らぬままだった男に視線を向けると、微か瞑目し祈りを捧げた後]
すみません。
まずは、生きている方を優先させてもらいます。
[一人置き去りにする非礼を詫び、手当ての為にベルナルトが示す行き先へと同行した**]
─ → 一階/大広間 ─
[ひょこひょこと、左足を庇いながら階段を昇り、一階へと戻って来る。
その足のまま向かうのは、食事をすることが出来る大広間。
こんな時だけれど、何も食べずに活動出来るほど空腹に耐性があるわけではないため少しでも腹に入れておくことにした。
頼んだのは喉通りの良い柔らかめの具材のスープ。
量もさして多く入らなかったけれど、動くためのエネルギーは確保しておいた]
……『鬼』か。
[ふと、ジラントはどうやって見つけたのだろうと思案する。
彼の話を繋げると、『鬼』を見つけることが出来たが、その方法についての理由ははっきりしないようだった。
襲うところを見た、というわけではないらしい]
うーん。
ひとっ風呂浴びてさっぱりしてから考えよう。
[寝起きから理解しきれぬ展開ばかりが起こっていた。
一度整理した方が良いと思い、リラックス出来る状況でそれを行おうと考える。
食べ終わりをメイドに伝え食器を片付けてもらうと、僕は大広間を出て客室へと戻った]
― 階段/三階近く ―
[ふと思い出したようにして]
籠、部屋に置いてこなきゃ。
[左腕にある籠に視線落とした。
誰か傍にいるのであれば
一人で大丈夫という事も伝え二階客室へと向かった**]
─ →二階/客室 ─
[三階で起きた出来事は誰かから聞くことが出来ただろうか。
聞いたところで話をしたことが無い人物がころされたというだけだったため、そこまで大きな関心は示さず。
事を為したのがベルナルトだったと言う事実のみを認識することだろう]
…………………
[客室に戻ると僕は服を脱ぎ、左足の包帯も外して湯船にしっかり浸かることにする。
その途中で目に入る、洗面台の鏡。
前髪の下に左手を滑り込ませ、直接肌に触れた。
返る感覚はおおよそ肌とは言えぬもの。
左目があるはずの場所は窪み、それを覆い隠すかのように瞼や肌が捩れ、歪んでいた。
僕の命を奪いかけた、忌まわしい痕]
…こんなところで、死んでたまるか。
[ベルナルトにも言った言葉を、鏡の中の自分───左目周辺の傷跡に向けて宣する。
眉を寄せた状態でしばし見詰めた後、視線を外して湯船へと身体を浸けた]
─ 二階 ─
[思考を纏めるにはどれほどの時間を要したか。
部屋には時計が無いためにはっきりとした時間は分からない。
ましてや月の出る時刻から全く刻が進んでいないとは、夢にも思っていなかった。
尤も、その事実には未だ気付いてはいないのだけれど]
……と、そうだ。
オリガの姿見てない。
[そうだ、あの人だけは。
生きて、生かして、ここから出してあげたい。
護りたいと、そう思う]
そうだよ、護らなきゃ。
[不意にジラントのことを思い出した。
彼が見つけた『鬼』が誰なのかは聞けていない。
もし、彼が『鬼』と判断したのが彼女だとしたら。
喩え『鬼』だったとしても、それを許容することは出来ない。
僕は手に入れた短剣をベルトに通してジャケットで隠し、急ぎ気味に客室を出た。
左足は、面倒になって包帯を巻かないまま]
[オリガの部屋は僕の部屋の隣。
客間を出て直ぐ隣の部屋の扉の前に行き、ノックしようとした時だった]
─────………!
[この階に漂う匂いに、僕は敏感に反応した。
アナスタシアの書斎に行った時に嗅いだ匂い。
誰かの死を示すもの。
まさか、とオリガの部屋へと視線を向けたが、匂いの根源はここではないらしい。
ほんの少しだけ安堵して、周囲を見回すと僕は匂いの元を探し始めた]
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