人狼物語 ─幻夢─

91 白花散る夜の月灯


湯治客 アーベル

……ねえ、カルメン。
俺も、まもりたいひとがいるんだ。
その人が、こんな風にされてしまったら、って。

[彼女の腕の内に視線を落とす。
身体と分かたれた金色は何処か色あせて、冷たくて]

……そんなの、耐えられない。

俺は、『神の使徒』なんて大層なことになってるけど。
結局ただの人間で。願いなんて独り善がりなんだ。

[視線は落ちる。抗うように蒼は脈を伝えるけれど]

……お願い。俺を、ころしてもいいから。

[止めて欲しいと願うひとに。
乞うには余りに酷い願いを]

(147) 2014/01/17(Fri) 00:04:37

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