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―集会場外・裏手―
[毛布をかけたまま、ザムエルの上に土を乗せる。
全てを覆って、暖かい土の中へ]
[新しい木なんて彫ってない。
だから、墓標代わりになるものなんて何もないけど。
盛り上がる土は意外に目立って、判り易く]
……ごめん。
[謝罪は何に対して漏れたのか]
[少し離れた位置にある木の枝をちらりと見遣り。
集会場の壁にスコップを立てかけて、裏口から中に入った]
/中/
今回の狼側。
・仲間の発言撤回は出来ない(仲間が誰か分からないのは少々アレか。普通にやや無駄機能としても楽しかったのだが)
・おまかせにしておくと、自動設定される?
・意図的襲撃ミスは…出来ない状態って奴かな?
[少し、口元をゆがめて][微笑みは象れず]
それでも、痛くしたくないんです
[そっと][頬に口付けて]
[指先が][鋭い爪が][ぷつり、と][青い色を][散らそうと]
/中/
ハインリヒ猟犬化か…。
まぁ、どこまで猟犬っぷりか楽しみだな。
緩はきっと、猟犬より弱いが、猟犬よりは……(秘密
[わらう]
……お前、どこまで行っても、お人好しだな……?
[軽口めいた口調で言いつつ。
蒼の花に爪が食い込む感触。
それが伴う衝撃に、苦しげな声が上がるのは避けられなくて。
それでも。
『解放される』。
その感覚はよろこびでもあって]
―二階・自室―
[寝顔を見つめながらぼんやりしていたようで]
[声が聞こえたようで、ブリジットに目を向ける]
[幸せそうな微笑に、そっと微笑を返して]
おはよう、ブリジット。
[魂の抜け殻を包んだ毛布が埋められる]
[不自然に盛り上がる土]
[紡がれた謝罪の言葉]
[スコップを置いて、男は去っていった]
…なんで、みんな、謝るんだろう。
―居間・暖炉の前―
[誰もいない居間で、機械犬は暖炉の前でスリープモードに入っている]
[生者には知覚できない少女が一人機械犬の横で佇む]
『――トクン』
[ここ数日間、馴れ親しんだ心臓の動悸。
日がまたぐ時間帯、死してなお少女を悩ませる]
─二階・エルザの部屋─
[こくんと頷くようにして]
おはよ…う……
[掛け布団を口元まで持っていき、]
[もしかしたら、これは照れているのかもしれなかったが、詳しくは分からない]
[苦しそうな声][狼の本能が現れる][その状態では]
[自分の衝動を煽ることにしかならなくて]
[それも][わずか含まれる色が]
――ごめんなさい
[小さくささやいて]
[指先を][どかして]
[そこに口唇を押し当てる]
[舐めるように][舌を這わせて]
[鋭い犬歯で][皮を][肉を][裂いて]
―→集会場内・居間―
[厨房を抜け、居間に出る。
蟠る血臭はまだ其処にある筈だけど。
もう鼻が慣れたのか…麻痺したのか、感じなかった]
[壁にかけられたボードが目に入って。
何となく、足を向ける]
[貼られた身上書の、名前をなぞる]
[エーリッヒ、イレーネ、オトフリート、ハインリヒ、ブリジット、エルザ。彼らは昨日見た]
[ザムエルはさっき埋葬した]
[ベアトリーチェももう居ない]
…アーベルは?
[そういえば、シャツを貸して。
着替えると言って二階に上がってから…見ていない]
[ただ本日はいつもと違った]
[いつもなら右肩に痛みにも似た熱を伴うのに]
……寒い。
[暖炉の前にいるのに。上着を着ているのに]
[そもそも体を失った少女は気温などは感じることはできないはずなのに]
[外は寒いから]
[そう言って、マフラーを掛けてくれたのは父だった]
[でも、父は幼い頃にいなくなった]
[彼女が殺したから]
[中は暖かいわ]
[そう言って、家の中に招き入れてくれたのは母だった]
[でも、母は幼い頃にいなくなった]
[彼女が殺したから]
あや……まる……な、よ……。
[途切れ途切れ。
言葉を、綴る]
俺が……望んだ、こと……だ。
[蒼の花からの解放はずっと望んでいたこと。
だから。
そのためなら。
引き裂かれる痛みも受け入れられると。
切れ切れに告げながら。
左手が動いて、幼馴染の頭を撫でた]
[立ち上がって、雪を払う仕草]
[そんなものはもう、必要ないのに]
[未だ彼女の身体は、十歳にも満たぬ幼い少女の儘]
[とて、と頼りない足取りで、男の後を追って]
[裏口から、集会所の中へ。それから、居間へと向かう]
[そっと顔を隠そうとする様子に、そっと髪をなでて微笑む]
どうしたの?
あ、もしかしたらお腹が空いているのかしら?
[優しくブリジットに問いかけて]
[頭を撫でられる][その声を聞く]
[それでも口を離さずに]
[彼に][痛みを与え続けているだろう][蒼い花を]
[食いちぎった]
[少女は震えが止まらない]
サムイサムイサムイサムイ――
[生きている時には感じたこともなかった寒さ。
物理的というよりは、心の中の大事なナニカが消え失せる感覚がして]
[少女と対になる蒼い存在が、その役割を終えようとしていることなど少女は知る由もなく]
[ただ機械犬の横に座り込み、震えが治まるのを待っている]
[引き裂かれる、感触。
これまでとは質の異なる激痛。
叫びそうになった。
けれど。
それを聞きつけた誰かが来るのは嫌で。
声を、必死で押さえ込もうとする。
蒼があった場所から、紅が溢れる。
あかく、あかく。
白いシーツが紅に染まって、花弁を開く]
─二階・エルザの部屋─
[そういえばお腹は空いていたけれど]
[表情を隠すように鼻先まで引っ張りあげて]
[けれど]
エルザ…エルザ、ここ、出よう…?
[主語は、集会場…なのだろうか?]
[怯えていたように見えた、彼の様子を思い出す]
[部屋に篭って一人怯えているのだろうか?
それとも、すでに――]
[そういえば、あの日。
スノーマンの傍に誰かの影を見なかったか?
どうしてあの時、確認しなかった?]
[あれが、アーベルだったの、なら]
[ずる、と壁に手をついたままで蹲る]
[痛みなどない。
けれど。けれど]
[蒼い花を食らう][無理やりに喉に下して]
[零れる赤を、少しでも抑えようとか]
[獣のように][――否、獣なのか]
[零れるあまいあまいいのちを、舐める]
[やさしく]
[いとおしそうに]
……ただいま、
おかえりなさい。
[誰かと会話を交わすように、間を空けた台詞]
[一歩ずつゆっくり歩んで、
視線の先に、
奇妙な姿の犬と、座り込んで震える金髪の少女の姿]
[どうしたのだろうかと、首を傾げる]
[小さな声で告げられた言葉に、少し首を傾げる]
ここを?
[部屋を、では無いと思う]
[では、何処から?]
ここ、って、この集会場を?
それとも……
[どこか、遠くへ]
[ブリジットが、ここに居ては、危険]
[何故だかそう思って]
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