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[急速に糸が萎びてゆくように、居間の空気は温んでゆくようだった。だけど、ハインリヒが引き金にかけた指の辺りは、まだ黒い意志を持って、凍りついているように思えた]
……ここで倒れるかよ、お前……。
[呆れたように、呟いて。
まだ、埋葬がすんでいない事に気づけば、慣れぬ手つきでスコップを手に取り。
少女の亡骸を、土の温もりの中へと]
……ルーツィア。
[作業をどうにか終えて。
小さく、名を呼ぶ。
それは。
歌を贈ろうと思った者の名前で]
どうして、あの時……俺を。
[空を、見上げる]
[自分の名をくり返すブリジットを、もう一度抱き締めて、そっと髪をなでる]
大丈夫…あなたには何もさせない。
もしもあなたが……
[そこまで言って口を閉ざす]
[もし、ハインリヒに聞かれたら]
[頭を振って考えを追い出して]
…大丈夫、私があなたを守るから。
[ここを出よう、と言う声に頷いて]
行きましょう。
[ブリジットの手を握って、階段に向かう]
[一度振り返って、立ち尽くしたままのハインリヒを見るけれど]
[何も言わず、逃げるように]
―一階・居間→二階・自室―
[エルザの言葉に動きが止まった]
[そして動かない眸から透明な涙が]
[すぅっと]
[零れ落ちた]
[守ってくれると言ってくれた人は去ってしまった]
[幸せにと言って去ってしまった]
[行かないでと][一緒に行こうと言ったのに]
[去ってしまったのに]
エルザぁ…
[手をとられるままにエルザに連れられる]
[振り返らずに、エルザを追うように]
[声出さず涙だけを流して]
[エルザの部屋へと一緒に入った]
…逃れられ…ねぇのかよ……。
[ぽつりと漏れる、呟き。
血脈に仕込まれた、毒。
魂を束縛する、茨の鎖。
…結局俺は、茶番劇の役者のまま。
舞台からは降りられず。
銃を持つ手が、ゆっくりと下がる。]
―二階・自室―
[部屋に入って、ブリジットが泣いている事に気付いて、そっとハンカチで涙を拭いて]
大丈夫、あなたは守ってみせるわ。
そして、私も何処にも行かない。
一緒に居てあげるから泣かないで?
[ベッドに寝かしつけようとして、服が汚れている事に気付いたけれど]
[着替えさせる服が見当たらなくて]
[乾いているから、と変に自分で納得して]
さ、もう休みましょう?
一緒に居てあげるから。
─エルザの部屋─
[エルザに抱きつく]
うん…うん……
[泣かないでと言われて頷くように]
[エルザの心情にまでは気づかなくて]
[何度も頷いた]
…約束…約束……
[頷いて頷いて]
[ベッドの中に入る]
[ぺたりと座り込む。
この人は、自分が出来なかった望みを、俺に託したのではなかったのか?
何故?
何故??
何が俺にそうさせた?…いや、俺は何をしている?]
…くっ!
[自分の左手に、思いっきり銃底を叩きつける。
みしり、と嫌な音がした。
呑まれるのか?
もう呑まれてしまっているのか?
…あの人のように。]
[ブリジットがベッドに入るのを見届けて]
[少し考えて自分もベッドの中に]
おやすみなさい、ブリジット。
ここに居るから…ね?
[そう言って、また昨日のように子守り歌を歌って]
[ブリジットが眠ったことに気付いたなら]
[やがて自分も*眠ってしまうだろう*]
[老人をそっとソファーに横たえると、両手を組ませて毛布をかけた。
左手が痛みを訴えたが、気にしないことにした。
定位置に座ると、肘をついて頭を抱える。
ぐるぐると堂々巡りを繰り返す思考。
…何処までが自分の意志かも判らず。
そのまま、もう動かぬ老人の死体を*見つめ続けている。*]
[エルザの温もりを感じて]
[まどろむ]
[不思議な安らぎに似た]
[なんだろう]
[ぽかぽかする]
ぽかぽか…
[エルザの優しい匂いに包まれて*眠る*]
[中]
オト×エリ、エル×ベアの恋人PPなんだろか?(真顔
さて、初日に灰に書いた設定を大幅に変更するよ。
流れに身をまかせの行き当たりばったりだからできる芸当だけどね。
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