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ヒサタカが「時間を進める」を取り消しました
―桜―
[鈴の音が空気を震わせ、やがてまた静寂が訪れる。
仔犬の後を追って駆け出した少年が、ちらりと振り返るのが見えた。彼の様子は先程から可笑しいけれど、何故だかは知らない。その原因が洋亮自身にあることも。
此方に笑いかけてきた少女に向けて、ゆっくりと歩み寄る。]
――日月さん。
聞けた?
[囁くように尋ねる刹那、感情のない瞳の奥で何かが揺れる。
教えてもらえなかったことを聞けば僅かに落胆の様子を見せ、それからその“モノ”について聞くだろうか。
傍らにもう一人居る少年には目を向けずに、真暗な校舎を*見上げた。*]
ヨウスケが「時間を進める」を選択しました
[階段を上がる。
感じるのは、焦燥。
時間をかけすぎた、と思う。
先ほどよりも静かになった二階に、嫌な予感は募って]
……?
今の……。
[二階までもう少し、と言う所で聞こえた声に戸惑い、更に足を早めて]
……っ!?
[二階に上がるなり目に入ったもの――決して見たくないと願っていたそれに。
*言葉をなくして、動きを止める*]
「ゆらぎ、ゆく子ら。
ゆくさき、いずこ?」
[リン……と、一つ、鈴が鳴った]
「―――…九条?」
[クゥンという鳴き声。誰かの呼んだ名前]
[……それは自分の名だ]
[その認識と共に、意識はゆっくりと浮かび上がってきた]
わたし…ヨウコ…私。
[境界すらも定かで無い程交じり合っていた意識。
小さき憑魔のそれが浄化を受けた今。
その喪失感は、ある意味で大切な人達を失った時のそれに近く]
あ…あぁ……。
[純粋な無邪気さも失った今。
自分が起こしてきた事と、その結果に。
目の前の現実に眼を向けるのもまた、容易なことではなく]
どう、し、て……。
[呆然としたまま]
[ゆらり、ゆらゆら]
[ゆらゆら、ゆらら]
[両肘から指先へ向かって撫でるように、両手を滑らせる。手と手が合わさり離れて、今度は両腕を広げていくと
何処から抜き出したものか、ひとふりの白い刀。
大理石を刳り貫きでもして、柄から刃まで継ぎ目無く作られているようで、しかし大理石などよりももっと石灰質の乾いた質感を持った、もし人骨を見たことのある人間ならばそれを連想するような
そんな色をした刀。]
[瞳の中に映り込む矢影は針ほどの大きさから瞬きもしない間に大きくなるがその瞳は光を映さず、それ故揺らぎもせず
強弓より一念、飛来する鋼の矢を一閃。
弾いた矢が校舎の窓ガラスを割る。]
[ヒサタカの後ろから現れた姿に
あくまでゆるやかな動作で目を向ける。]
司、
……か。
[水月海の亡骸の横へ片膝をつき]
護りに、
来たか?
[刀を床に垂直に立て、
その上に片腕を乗せて杖のようにしながら
身を屈め、亡骸の首の下へ腕を差し入れる。]
奪いに来たか?
[片腕でそっと、遺骸を抱き上げた。]
…………それとも殺しに?
……う
[何度か、嗚咽する。
嗚咽も三度目には咳になり、四度目は血を吐いた。]
脳髄は
ものを思うに
[再び血液を吐く。
それは飲み込んだもの]
ものを思うにはあらず
ものを思う は
[咳き込む
掌で口を拭い、目元を拭った。]
ものを思うは、むしろこの身体 か。
[廊下に血痕と、何本かの矢だけを遺して
ふらりと
倒れるように、
窓の外へ首が落ち
大きく後ろに反り
するりと窓枠を超えて
校舎が黒々と影を落とす裏庭の闇の中へ落ちて*行った*。]
/*
しかしここでヨウコ落ちたか!!
予想外もいいとこだなあ(笑
マコトが落ちられても、私的さいごのオチが無くなっちゃうので困るんだけど。
ということで昨夜の対戦にはハラハラしておりました。
*/
/*
人骨ソード、vsウミの時
に、出さなかったのは別に手を抜いていたからではなく
人を食わないと出せないんです。
二人目を食べたら二刀流になります。
*/
フユが「時間を進める」を選択しました
/中/
刀出したのはまあいいとして
唐突に前触れなく血ぃ吐いたり
終いにゃ、どんな落ち方だよww
……で、その逃走には私も同伴でしょうか?(こてり
[夜の校舎。月明かりのみが照らす幻夢のような空間
緋色の花を胸に咲かせた自らの肢体であり死体を見下ろす
廊下の奥から新たに現れた影には僅かに悲しそうな目を浮かべる]
…………マコト
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