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それはわかって……。
[いるんですが、と。
言葉は、異様な気配に途切れる]
……もしかすると、早々に何か起こしてくれた……んですか、ねぇ?
[口調は冗談めいても、異眸は真剣そのものか。
扉を開き、駆け出す。
血の気配を辿るよに、広間へと]
─…→広間─
―広間―
大丈夫っ!?
[とにかく止血。知識としては無いけれど。
自分の上着を脱いで真っ赤に染まっている左の肩を押さえる]
ええと、それから、それから…。
[流石に治療の仕方なんて分からない。
しかも傷の具合によっては下手に力を使うのも]
誰かっ!
[遠くから聞こえる銃声が鼓膜を震わせる。
猫がひときわ高く鳴いた]
……?
[風が、ざわめいてる気がして。
大嫌いな名前を呟く風が]
…あの、バカ……!
[舌打ちひとつ、銃声の方へ駆け出す]
[動く右腕でどうにか起き上がろうと力を込める。風精に探索を命じたが、撃った人物は大方の予想がついている]
あんにゃろ…口封じってことか。
まだ、何であんなことしてんのか聞いてねぇってのに。
[身体を起こすと左肩から垂れる雫が服へと流れ、染み込む。ブリジットの姿を見れば、情けなそうな弱々しい笑みを浮かべた]
ヘマしちまった。
全く、あんにゃろどんだけ遠くから撃ちやがったんだか。
んが、ぁ…っ!!
[く、と背中を丸めると、白い鬣がざわ、と揺れた。
体の内側から、ぞわわわ!と浪打ち、黒茶色の毛が生える。
みるみる体が大きくなり、再び熊へと。]
―果樹園―
それは
[ユリアンの手に電光が走ったのを見て、大体次に何が起こるかは予想出来た]
痛いっ
[槍の中心あたりを両手で持ち、ユリアンを振り払おうと石突きから柄を振り上げた。思わず目を瞑っていたので、彼の動きが止まった瞬間を見ていなかった]
[鳥が居なくなったのとほぼ同時、]
[視界に写るのは駆けていく人影]
[事態を把握しないままに]
[跡を辿るように歩みだして]
……うん?
[小さな芽を見つけた。]
< だけれど、はしりまくっていたら、いきなり、黒猫のなきごえが聞こえました。
猫、びくっと足を止めて――
もときた道を、走ります。はしるだけではなく、今度は、羽根もいっしょにうごいて、さっきより早く >
[再び、瞳を開いた時には、いつもの女だった。]
[結晶が、髪を飾る。]
……生憎だけど。
私にはあげるものなんてひとつもないの。
私の全ては、私が私である為のもの。
ひとつでも欠けたら……其れは私ではない。
[そうして、眠る火の竜へと歩み寄り、コードを引き抜こうと手に取った。]
―果樹園―
[目前の少女も、槍の存在も、一瞬忘れたように、鋼の瞳を見開き]
馬鹿な、ことを…
[苦々しく、零れる言葉]
…て、うわっ!!
[我に返った時には、槍の石突きが眼前に迫っていた]
─広間─
[駆け込めば、目に入るのは血の色。異眸は鋭さを帯びて]
何があった!
……いや、その前に、ヴィンター、治療を!
[叫ぶよな声に、白梟はハインリヒの傍らへと飛び立って]
[しゃがみこんで]
[上から覗き込むように]
[天聖の獣が林檎を拾ってくれた場所とは気付いたか否か]
[何方にせよ、彼女が為していたことは知る由もないけれど]
[周囲の喧騒も他所に、じっと見つめている]
< そんな猫のところ、黒猫がやってきます。
猫は、こっち、とないて……
こまった。猫だけじゃ太刀打ちできない。
にゃーにゃーお願い、だれかつれてきて。だれかつれてきて。 >
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