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[コードを手にしたまま、目を覚ましたダーヴィッドを見下ろし。]
……おはよう。
[言いながら、コードを浮かぶ火球へと翳そうと。]
< 猫。がんめんちゃくち、せいこう!
おもいっきり、爪をたてました。
いいの。きっと痛いけど、いいの。にくきゅーもあるから、いいの。羽根ぱたぱたさせながら、攻撃です。 >
・・・寝ちゃった? 買いかぶりですか、もしかして。
[急激な温度低下は機鋼の竜にも警戒心を呼んだか、無数のドロイドがファクトリー内へと姿を見せる。
無数の光条が放たれると結晶は四散し溶け消える。]
口封じ……か。
早速やってくださいましたか、と。
[短い言葉だけでも、状況は読み取れて。視線は、窓の向こうへ。
声をかけられた白梟は、「お気になさらず」と答えつつ、癒しの力を傷へと当てる]
……この先……か。ヴィンター、お前はセレスとここで……。
[ここで待て、という言葉は]
「時空竜と行く! 時空竜、無茶するから、一人ダメ!」
[あっさり拒否られた。掠める苦笑]
……っとに……わかった。
ヴィンター、お前はハインリヒ殿を治療したあと、ここで状況に対処!
ブリジット、ハインリヒ殿、頼むよ!
行くぞ、セレス!
………。
[くしくしと、目元をこすって…]
…あと、五分ー……・。
[ぽすりと二度寝。
ちなみに火球はほんとに暖房用だけで、うっかり触れても焦げない程度の温度。]
―果樹園―
[さすがに気は失わなかったようで、狙いのぶれた槍の穂先が、足の脇を掠めて切り裂きはしたが、何とか転がり避けると、少女に飛びついた猫に向かって叫んだ]
エーリッヒ!逃げて!
[額からだらだらなんか赤いものが流れて、更に顎は赤く腫れてたりするわけですが]
[歩んでいくと、小鳥が慌しく戻ってくる]
[急かされるようにして先へ進み]
[目にしたのは、]
……?
[顔面に猫の少女+樹木に抱きつく青年]
ドロイドなら、こんな痕跡残さないだろうよ。
[あれらが使うのは光のレーザー。自分の身体にめり込むは明らかに弾丸。尤も、痕跡と言ってもブリジットには見えないだろうが]
治療するなら弾取りたいんだが…。
[出来るか?と視線は白梟とオトフリートへ]
[人を呼んでとお願いされた猫はにゃーとないて。
金の瞳が紅く染まる。
白い猫を追う黒い猫は―――やがて、黒い髪の子供に変化する]
……これでイイ?
[駆け出して行った相方を、白梟、呆れたように見送るか。
ハインリヒに問われた事には、ゆる、と首を傾げて]
「異物を残したまま、傷を塞ぐわけにも行きますまい」
[できるらしい]
[上空から迫る音波を勘でよける。飛び込み前転ズザー。流れるように起き上がると、上空、麒麟の姿のナターリエに向き直り]
こんばんわ。ナターリェさん
[にっこり挨拶。ちなみにかなり硝煙臭い。]
[引き抜くのは痛いか?などと思い直し、火球にコードを翳したのだが焦げもせず。]
[舌打ちひとつ。]
[平和に聞こえたダーヴィッドの声と、視界に捉えたドルイドたちの存在にいらだたしげに。]
……あと5分じゃないわよ。
死にたくなきゃぁ起きなさいっ!!!
[勢いよくコードを引っ張った。]
弾?
中に入っちゃってるの?
[ドロイドの痕跡というのは分からなかったけれど。
そちらは意味が取れた]
うん、お願いねヴィンター。
[イザとなったら自分がやらないといけないかと思った。
ちょっと指先が冷たくなっていたかもしれない]
[首をぶんぶん振った。
爪を立てられたので物凄く痛い。振り落としたいが、毛皮のせいでもごもごとしか言えない。
猫の脇腹あたりから、ユリアンが転がって逃げるのが見えた]
[地面を突いた槍を振り抜く軌跡で、逃げるユリアンの脚を狙う]
あー、もうめんどくせえっ!!
[半身を起こして、頭のバンダナをむしり取る。膨れ上がる雷撃の精霊力は、紫の光の波にも見えたか]
教師 オトフリートは、学生 リディ を投票先に選びました。
おいたは、いいかげんにしろ!リューディアッ!!
[再び脚を狙う槍は避けずに、それが突き刺さる瞬間に、その柄を掴んで、雷撃を放つ]
おぅ、がっつりと。
床に銃痕も無いしな。
貫通してるなら、こっからも血が出てるはずだ。
[正面の左肩を指差す。弾がめり込んだところの丁度反対側。別段怖がらせるつもりも無いのだが、慣れぬ者が聞けば例外なく眉を顰めるだろうか]
ぎにゃ。
[無理やりコードを引き抜かれて、やけに緊張感の無い悲鳴らしき声。
それでもがばりと身を起こすと、あたりに視線をめぐらせて状況を確認。
左手は銃を抜き、右手は剣の柄に。]
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