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−東部:屋敷・ある一室−
[一連の騒ぎより][後か先か][定かならぬ時]
[いつの間に居たのか、]
[彼の姿は消えた大地の獣の部屋に在った。]
[静かな部屋][寝台の端]
[留まる黒の小鳥][伸ばした手]
[ひらり、]
[厭うように羽ばたき]
[避けて]
[窓辺に舞い降りる]
[硝子越しの蒼空を望む]
……捜しに行きたい?
< ぺらり。猫はがれましたー
リディの声に、たしかになにしてるんだろうって気にならなかったといえば嘘になります。
でも気をとりなおして、扉のむこうに向かって、いいました。 >
ナターリェを、ねらっても、
ぜったい、駄目だから
……ね
< ことばには、けっして、弱気なんてふくみません。
でも内心は、ふあんで仕方ないのですけれど。
いろいろ ぺたんこになって、猫はようやくおちついたみたい。 >
……ユリアンのとこ、いこう?
< リディにどこだろ?とたずねました。 >
―屋敷―
いないー…。
[朝から、ハインリヒのおじさんにお願いして、
色々回って見たけど、――やっぱりアルは見当たらなかった。
幾ら何でも好き勝手しすぎだろ。思わず溜息を零す。
一度戻ろうって事で屋敷に到着した後、手を振って別れた。
ちゃんと、ありがとう、ってお礼は言った。
でも、ひらりと手を振って去ってく背中は……朝から散々
連れまわした所為で、大分疲れてた…気がする。ゴメン。]
[駄目と言われてもどうにもならないし、どうにかしないつもりも無かったのでエーリッヒの宣言には反応を返さなかった。というよりも、エーリッヒに呆れ果てていた]
……何しに行くんだか知らないけど
部屋にでも居るんじゃないの?
[自室の部屋をぱたりと開けて――きょとんと瞬いた。
失くさないように、って机の上に置いておいたリンゴが]
……突かれてる。
[口ばしで突いたっぽい穴がゴスゴスと。ゴスゴスと。
思わずビックリして机に駆け寄ったら、もっとビックリした。
突かれてたのは、きれいに片面だけ。…。綺麗に?
……綺麗というには、ゴスゴス穴だらけだけど残してあった。]
[窓も閉まってるし、扉も閉めてたし。
だったら、外の鳥が食べにきたって考えるのは不自然だし。
…そもそも絶対に片面なんて残ってなさそう。]
……誰が食べたんだろ?
[アルと半分こしようと思ってたんだけどな。これだと4分の1ずつ?
…困って、残った片側を撫でてみる。…美味しかったかな。]
……? アル?
[ふわりと触れて、覚えのある気配に首を傾げる。
確かにアルなら、閉め切った部屋でも現れる事は出来るけど。
…一度、戻ってきた?]
……何それー。
[本当に勝手だなぁ。オレは折角探してるのに。
部屋を見回したって案の定また居ないし。]
< 呆れ果てられる自覚は猫にはありません。
ぶっちゃけ本人の前で本人について語ることになる自覚も、たぶんありません。 >
部屋、どこだ……ろ?
< といったそばから、ぽとり。猫の姿になって床に落ちました。
…………くぅ。
どうやら、さんざんな目に(なかば自業自得で)あって、もともとの体調不良が悪化したみたい。猫の姿をした猫は、まんしんそうい……な姿でねていました。
目をさましたら、盗み聞きはもうしないと、心に誓うこと*でしょう* >
─二階・自室─
[朝から色々と騒動があったようだが、それでも中々目を覚まさなかったのは、さて、何故か。
諸々の疲れや、例によっての夢見の悪さなど、色々とある……のかも知れないが。
多分、一番の理由は、『ベッドで寝るのが久しぶりだった』からではなかろうか。
……何せずっと、従魔にベッドを使わせてソファで寝てたわけで。
昨夜は、獣態のままだったから、そのまま一緒に寝ていたというオチがつく。
……周りに知られたら、怒られる事請け合い]
[目を覚ましたのは、頬に触れる感触のため。
てちてちと、碧の獣が頬を叩く、その感触に、意識は眠りから立ち返る]
……ん……セレス?
[どうした? と問いつつ、ぽふりと頭を撫でて]
[でも半分アルが食べて、半分残ってるって事は、]
…オレも、食べて良いのかなぁ?
[いつもは「残して」って言わないと…、――…言っても。
誰がやるか、ってリンゴは全部食べられちゃうんだけど。
今回は、何故かちゃんと残ってた。珍しい。明日雪が降りそう。]
いただきます。
[へらりと笑いながら、手を合わせて一口。
ゴスゴスしてて食べにくいけど、…うん。やっぱり美味しい。
贅沢言うならもうちょっと早く食べたかったけど、
でも美味しいからいいか]
―果樹園―
[属性には反するはずの翠樹の精霊力の満ちる果樹園を、ゆっくりと歩く]
この世に絶対は存在しない、か…
[昨夜、人の子の少女の言った言葉を口にして、地面に視線を落とす]
[彼女は、裁定者たる雷撃の精の問いに、笑みを浮かべた]
[それは、覚悟を決めた者の笑み]
[身に覚えの無い疑いを被った人間の表情では有り得ない]
[どこか不安げな従魔を、ぽふり、宥めるように撫でて]
……大丈夫。
さて、取りあえず……やれる事をやっておかないと、ね。
[言いつつ、身体を起こして。
乱れた長い髪を整えたなら、白と碧を肩に乗せ、部屋を出る]
さて……部屋に、いるかな?
[軽い口調で呟きつつ、目指すのは精神の同族の部屋]
─夜明け頃・屋上─
[あのままここで一夜を過ごしたのだろう。屋上に寝転がり空を見上げている。傍らには多少干からびたリンゴの芯]
[昨日ミリィに、皆に告げたことは真実。精神の少年から得た情報に偽りは無い。それはあの時ミリィが見せた僅かな表情の変化が物語っている。そして、リディがミリィを庇ったことも。どこか、リディの言動に違和感は感じていた。誰も見たことの無かったドロイドの形状を口走ったこともそうだ。いくらSF小説か何かで読んだとしても、その形状は様々ある。あの時のリディの口ぶりは、まるで見てきたかのようで]
[うだうだ考えているところで精神の少年が屋上へとやってきた。アル探しのためだろう。頼む様子に快く了解の意図を伝え、多彩に姿を変えるという妖精を捜しに出た]
[結果は収穫なし。どこに居るかさっぱり分からなかった。屋敷に戻り、少年と別れて。彼に背を向けた後に大きく息を吐いた。捜すのに疲れたのもあるが、大半は昨日のことが頭を占めているからであろう]
[少年と別れた後、足は自然と屋上へと向いていた]
―屋敷二階・廊下―
[ぽとり]
ん?
……どうしたの? !
[くう]
……寝てるし。
もー。
疲れてるの?
[屈む。床の上でへたばって……あまり健康そうには見えないが、寝息だけは健やかな猫の背を撫でた]
[猫を抱え上げ、廊下を見回した]
ライデンは……部屋、じゃないか。
[階下へ]
陽光の?ヘルガさんかな?
[近付きすぎないように、足を止め、僅かに屈み込んで目を細める。最初にその種を植えた天聖の気配も、僅かに感じられた]
麒麟殿かあ…
[翠樹は誕生の力、陽光は遍く命の成長を助け、生命は癒し、天聖は見守る]
[かしり、とリンゴを齧っている最中に、ドアがなった。
きょとんと視線を向けると、続いて響く声に
あぁオトフリートだな、って判る。…どうしたんだろ?]
うん、いるよ。
ちょっと待って、今開けるー。
[座っていた寝台から飛び降りて、
リンゴを握ったまま駆け寄ると、扉を開けた]
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