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…あ、れ…?
[不思議そうに両手を見て。][痛みは今は欠片も無く。]
[ふとクレメンスの言葉が思い出された。
『お薬が合ったのですかね?』
と。]
薬
これ、
[が?と、呟こうとして。][ぐらりと体が軽く傾ぎ。][だがすぐに持ち直し。][何事も無かったように、血塗れた布とと手を綺麗に洗った。]
[台所から出ればミハエルに、ねぎらいの言葉をかけられて。][それには言葉少なげにいいえと返し。][そのまま二階へと上がってゆく。]
[足取りはしっかりとしていて。][儚い印象派どこか薄れていた。]
[銀色の意識の丁度真ん中には、真っ白な卵のような意識が眠っている。]
[それがこちら側でのブリジットの意識で。]
[だがこの世界で起きることは*無く。*]
/*
おはようございます、と。
今日の吊りに関しては、リディ発見描写の内容とそこからの流れ次第になるかな、と思いつつ。
その関係で、こっち来る可能性も否定できないかな、と。
最初から残る・残す想定の視点と、全然それが見えない視点では捉え方違うから。
ぼちぼち、発言数よりも展開重視の段階でもありますしね。
とにかく、ここまで来たら動かないと。
こっちも動きの中で、「死ぬ気はない」意思を出せるようにしていきますので!
あとは、負担かけて申し訳ないけど、狂信さんにも頑張っていただく、という事で……。
*/
/中/
俺がこの展開、違う立場から見てたら、どう思うじゃろかねー。
イレーネ襲撃展開じゃない時点で、一瞬はらら? となっていそうな(^ ^;
いやはははは……あーと、色々すいませ……ほんとorz
まあうん。
今は、反省するより動け、動け。
ところで、なんで昨日、姫抱きする事になったのかが、さりげなく謎。
そもしがみつかれるとは思わんかったよ。
ほら、狼触ると聖痕痛い設定あったし。
それ作ったの俺だけど。ど。
//
人狼は見えるものの、
人狼の方向性が見えないな……。
占霊がいなくなったからかもしれないけれど、
ダブルでCOされても、どちらに行くべきなのか。
……この期に及んで、読み違えてないよね?
ブリジットは無自覚だったのだろうな。
[右腕が痛んだ]
……っつ、
[微かに声はあげて、左手を添える。
袖に残った赤が映った]
[夢を見ていた。
昨夜の繰り返しの夢――ではない]
[カァ、][鴉が鳴き声をあげ、羽ばたく]
[顔を顰めながらも、そちらを見た。
赤の残る、不鮮明な視界。そこに浮かび上がる黒。
見えるようにも、視えるようにも、なっていなかった]
そりゃそうだよ、ね。
[わかっていた。
彼の力と僕の力は、同じではないのだと。
僕が見えなくなり始めたのは、彼が訪れるずっと前だったと。
それでも、
一度は諦めてしまった望みが叶うかもしれないと知って、
止まることは、……出来なかった]
[目の奥が熱い。
痛みに似た熱を持っているようだった。
添えていた左手を離して、顔に当てる]
いつまで…… かなあ。
[ポツ、と呟きが零れた。
色々なものに、宛てた言葉]
[ベッドから降りて、机へと向かう。
ぼんやりとした頭のままに、袋から作りかけの飾りと石を取り出した。
今更、自己満足かもしれないと、*そう思ったけれど*]
中
ばっちり一時間ほど遅刻しましt
やっぱり色々無理したかなぁ…まぁそれは置いといて
死ぬ順番は今更…だよね。こっちはよくても向こうの都合もあるだろうし。
うーん。順番間違えたかなぁ…
―自室―
[それは、唐突に訪れた。
夢も見ずに薄闇の中に沈んでいた意識を、鋭く斬り裂くように]
――ッァアッ!
[右肩から全身へ。
いい加減慣れてきたかと思っていた痛みを、軽く凌駕するそれ]
ぅ、あ…。
[右肩を抱え込む。
半端ではないそれに、暫し息を整えようと]
――そん、な。
[荒い息の中、呟く。
ベッドから滑り落ちるように降りる。
燃えていた炎は殆ど消えかかっていた]
…ま、さか。
[まだふらつく足で。
それでも壁に縋って扉へと。そして部屋の外へと]
[あの時のように。
不安と恐怖にかられるように歩く。
辿り着いた先の部屋]
…リディ、ちゃん?
[小さな小さな声を掛けて。
そっと目の前の扉をすかした]
[視界に入ったのは、ベッドで休む人影。
一瞬の安堵。
しかし次の瞬間には]
こ、の…匂い……!
[部屋の中に満ちていた、錆付くような臭気が押し寄せた]
[扉を大きく開く。
部屋の中は多少乱れていて。
ガタンという音を立てて何かが倒れた。
けれどそれにも気を払うことなく一直線にベッドへと]
あ、ぁ…
散って、しまった……
[伸ばした指先には、千切られた蒼花。
紅に沈んだそれはもう何も伝えてこない]
緋に沈んで。
それが欲しいと思ってしまったのは。
私、なのに…。
[肌蹴られた衣服。
左の胸に一際大きな傷。人の命の核となる場所が、無い]
なの、に……
[熱いと、痛いと思った。薄らとした記憶に残るのはそれだけ。
今は熱くも、寒くもない。音もない。匂いも、臭いも。
それに疑問を覚えることもなく、ただ漂う夢の中にいた。]
[祈りを]
[そう言われ、聖句を口にのぼらせた昨夜]
元神父であって、今は本当は違うのですけれどね。
[苦笑したのは祈りの合間に]
十字架を落としてきてしまっているので、俺は神父じゃないんですよ。
でも、祈りのことばは同じですしね。
[神様には少し我慢してもらいましょうと]
あおいはな、ちらそう。
[ふと口をついて出たのは。
つい先日、視る力を持っていた青年が言っていた]
咲いた花は。
散るがさだめ。
[ベッドの脇に座り込んだまま。
手を伸ばしてリディに触れたまま]
それでも花は、咲く。
…運命なんて、知らない。
知らないままで、いたかった…!
[全身を駆け巡る痛み。
慣れることなんて出来るわけがなかった。
そんなものでは、なかった]
[バサリ、][急に視界に影が下りる]
ザフィーア? どうしたの。
[この賢い鴉が、そうして他者の邪魔をするのは珍しい事で。
顔を上げて、窓の外を見る。
新たに雪が積もったのか、真白に塗りかわっていた。
それと自分の姿とを見比べて、着替えてもいないことに、今更気づく。赤はもはや黒ずんでいる。鼻も、麻痺してしまったのだろうか]
……。風呂でも、入ろうか。
[そう「理由」を付けて、部屋を出る]
/中/
こりは下手すると最期まで心臓しか喰えませんか、そうですか……(ほろり。
まあ、俺の文章技巧スタイルだと、その方が楽よね。
[皆が部屋に戻っていく]
[自分もまたそうだった]
本当は湯を浴びようとしていたんですけどねぇ。
…ああ、おかしい
[くすとわらった]
[夜の闇が落ちた]
[静寂]
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