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あーごめんデスよ。
はいはい、もうなんも考えませんから。
[再び誰かに明るく話しかけるようにして。ベットから降り大袋を手にし。]
…たとえ、限界近くても。
[その手を一旦止めて。][その一言だけ低く囁いた後。]
とりあえずやる事ダケやっときますか。
サボると旦那恐ぇし。
[すぐに明るい声色へと変わり、薬草をすりはじめた。][その手つきだけは、少女のそれと*変わらず*]
……何が。
[意味が、わからない]
泣けません。
だって、僕も、変わらない。
[手を払って、頭を振る。
バンダナのない髪は、バラバラに乱れた]
それより、早く、行かないと。
……きっと、寒い。
変わらなくても、泣いていいんですよ。
君は人なんですから
[にこりと笑う]
[頭から外れた手は、自分の持つタオルに添え]
そうですね。
でも
[風呂場の方を見て]
そんな顔をしていたら、心配されますよ?
あとで、シャワーを浴びましょうね?
[次いだ言葉]
人じゃなかったら、
[顔を上げる。
彼はすでに、タオルを持っていた。
偶然だろうか。それ以上思考する余裕はなく]
――泣いたら、いけないんですか。
Kyri……
[呟きかけた言葉はやはり途切れた。
どちらを選ぶにしても、それは]
それでも、どうか。
リディちゃんは。先生は、ノーラさんは、エーリさんは…
[ゆっくりと目を開く。
立ち上がる。どうにか動ける。
痛みもだるさも消えてはいないけれど。
バンダナはそのままに、その上から毛布を掛けて]
ごめんね。
荷物、触るよ。
[返事はなくともそう声を掛けて。
中から着替えを出して用意しておいた]
……そう、ですね。
きっと。
[問いを重ねたかったが、今はリューディアの方が先だった]
僕が、持って行きます。
[手を伸ばす。
彼に、あの姿を見せたくないと思った]
ええ。そうですよ
みんな、人です。
人狼もね。
[囁くように言って]
[しかし伸ばしてきた手から遠ざけた]
だめです。
君もふらふらしてるじゃないですか。
一緒にいきましょう、ね? ユリアン君。
……。
[相変わらず、距離感は掴み難い。
だから、その手は届かなかった]
……それじゃ、部屋の入口まで。
あれでも、女ですから。
[こんなところで、押し問答をしている時間も惜しかった]
まったく
[苦笑して]
わかりました。
じゃあ、…俺だけじゃ運べないでしょうね。
誰か呼ばなければいけません。
[といいながら階段をのぼる]
[ふと思い立って手を差し出し]
つかまります?
[階段を上りきり、廊下を歩み、部屋の前へ。
扉は薄く、開けていた。
クレメンスを後に待たせて、そこに立つ]
……お待たせ。
…おかえり、なさい。
[聞こえてきた声に振り返る。
ユリアンの向こうにはもう一つ人影が]
タオル、貸して。
着替え、も、出したから。
[身体を拭いて、着替えをさせて。
多分一人でできることではなかった*けれど*]
[クレメンスの表情は見えなかった。
彼からタオルを受け取り、中へ入って、イレーネに渡す]
……平気?
[やはりその動きは覚束ないように思えて、尋ねた]
[答えが何であれ、ひとり任せるわけにもいかないから、クレメンスに誰か――というより、もはや頼める女性は限られていたが――を呼ぶように、*頼んだ*]
シスターか、それともブリジット君ですかね。
わかりました、探してきますよ
[といい、個室をノックする]
[二人以外の返事がある部屋にはちゃんと謝る]
[詳しい事情は説明しないままに]
[――しかしその実、ブリジットの部屋は敢えて避けていた]
[シスターを探し、彼女と共に*その部屋に*]
/*
いつの間にやら一人で17発言もしている罠。
他の人いないにゃー(ごろり
むしろ喰われた理由が絡み下手だからとかだったらごめんなさいorz
ああ、そういえば表で言い忘れてましたが。ナイフは万能ナイフ?っぽいのを想定していたり。鉛筆削ったりするあれ。
殺傷能力低い上に当然銀じゃないから、人狼には効くのかどうか。
[声が聞こえた。足音も複数聞こえた。どちらも穏やかなものではない
既に目を覚ましていた。でも、行く気はなかった。]
占い師、霊能者、守護者、聖痕者…なぁ
[占い師、というのがエーリッヒだろう。スティグマといっていたのが聖痕者のことだろう。
過去の事例をどこかからか漁ってきたのだろう。今日もまた届けられた紙に目を通して呟く
最も、システム、因子。などについては書かれてはいなかったが]
発端は手紙が来て…なぁ…まぁ…原因はそれだけじゃないようだが
まともなようでまともじゃなかったしな
[三日前の出来事を軽く思い出しながらも、紙に書かれている内容。己が護衛した依頼主は巧妙に嘘を重ねた。虚の存在であった文面を読む]
あのクソ爺…どこで調べたんだか…こっちの国に来る前のことは調べれんとは思うんだがなぁ…ただの偶然か?
[それを知る術は残されているのかどうか]
…ま、癪ではあるが、依頼主は依頼主ってことか
[最後にもう一度文面を眺める瞳の奥には、ほんの一瞬。*朱金の輝きを宿していた*]
[ザァ――][雨に似た音が耳を覆う]
[他には何も聞こえず、見えない。
熱い湯がこびりついた血を流して、傷口に染みる。
けれど、いない人々はもう、あたたかさも痛みも知ることはないのだ]
そして、
そのうち一つは、
僕が奪った、か。
[確かめるように、言葉にした。
薄く開いていた眼を閉じる]
[*滴が頬を打った*]
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