情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[男は、二度、止めようとした。そうして二度とも失敗した]
三度目の正直、か?
[腰のダガーを抜く。狼の群れはどこにいるのだろう?]
だって、アーくんだし。
[色と形だけでは、何を身に纏っているか、まではわからない。
かけられた上着に触れることなく、伸びてきた手を掴もうと]
[いつもの嘲りと、楽しげな口調。
微かに感じる、いつもと違う感覚には、気づいていたか]
……ブリスに近くて、遠い。
俺、とは、違うんだな。
[蒼の風と『アーベル』は元々境界線も曖昧で。
システムへの反抗を心に、ココロに決めた今となっては、同一の存在と言えるだろうか]
……システム……か。
もしかして。
システムに逆らえば……それが、起きるのか?
[ふと感じた疑問を投げつつ。
緋色の世界を介して響く音色に、目を細めた]
探偵 ハインリヒは、青年 アーベル を投票先に選びました。
…なるほど。
[だからかと、ある程度の事には納得し。]
[去り際のクレメンスの言葉には、振り返り呟いて、穏やかな微笑み浮かべた。]
[月明かりに照らされたそれは、彼女らしい、穏やかな笑みで。]
[そのまま、ふらりと二階へと上がってゆく。]
[音の元を探し、部屋の前をゆっくりと、一つづつ調べて。]
[途中でマテウスと出会い、こんばんはと会釈した。][挨拶だけならば、少女のそのままに。]
[丁度彼女の立ち止まったのは、イレーネの部屋の前。]
そりゃ、どういう意味だよ……って。
[低く、問いつつ。
伸ばされる手。
とっさに引こうとしたところに、また、激痛が走る]
……いっつ……。
[思わず零れた声と共に、動きは止まり。容易く、手は取られる]
[灯は小さなランプだけ。
薄暗い部屋の中、窓際に立っている]
……。
応えて来てくれたのなら、入ればいいのに。
[小さな小さな囁き]
そういう意味。
[零れた声。
目を眇めて、アーベルを見た。
霞がかり、表情を窺うことは出来なかった]
[両の手を添え、しっかりと捕える。
その力なんて、たかが知れているけれど]
……どっか、怪我してる?
[こんばんは。というブリジットの言葉にはつられるように、こんばんは。と返し、すたすたと歩いていくブリジット
挨拶だけは普段通りではある…あくまで挨拶だけは
その姿は…ノーラの遺体を前にしいたときのブリジットの姿とは被らない]
[蒼が2つ。それを探すのも蒼。
何時ものような遣り取りを、色を失った胡桃色は笑みすらせずに眺める。
其処に少女が入り込むことは出来ないから、ただ無感情に。
肩の蒼が僅かに痛んだのは、きっと気の所為だろう。
痛みなどある筈がないのだから。]
[気付かぬうちにリディも殺されていた。
その様はノーラと同じで、喰い散らかされたような感じだった]
もう少しも待っていられないじゃないか。
[...は父親へ兄の派遣を願う上申書を書くと、広間を通り――かけて、中に人が居たため、こっそりと裏口から集会所の外へと出た。
まだ雪は深かったが、それでもかき分けて自衛団員を探して歩く。
――アーベルとユリアンが外に居る事など気付いていない]
……わけわかんないから、それ。
[思わず、呆れたような声が出た。
捕えられた手は、簡単に振り払える。
だから、今は払わずに]
……怪我なんか、してねぇよ。
[言葉に偽りはなかった。
手に負っていた幾つかの怪我も、力を取り戻した事で既に癒えていたから]
……ただ、さっきからっていうか、昨夜から。
頭、痛くてな……。
ま、仕方ねぇらしいが、コレ。
[マテウスに会釈した後、イレーネの部屋の扉を叩き、微かに返事が聞こえれば、中へとそっと入る。]
[足音は、しない。]
こんばんは、イレーネ。
なんて、弾いてたの?
[何を、ではなく。][なんて、と尋ねる。]
[月明かりに照らされた、窓際の少女を見ながら。][笑みは、いつもと変わらない。]
[視界を染める赤。焼き付いたままの赤。
聞こえる音色を追うように、手探りで這う。
しかしいつしか、それも聞こえなくなり、
赤い世界に放り出された迷子。]
仕方ないって、何さ。
[問うような声。
けれど、答えを求めてはいなかった]
……まあ、いいや。
戻ろうよ。
寒くて凍えそうだ。
在り方…いや、成り方か。
それが違うからな。我等と、貴様と。
[身を守る為に人格を割った弱い心は。][10年前の彼女、には仕方のない事ではあったが。]
[今迷い悩みそれでも進もうとする風とは、違う。]
[それは進むことを諦めてしまっているような。][どこか、澱んだもの。]
やもしれんな。
…………ならば。場合によっては。
[微か気づいたような、口調で。]
[胸の中で、卵が震えた。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新