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……ああ、わかったわかった。
[小さき意識の反論に、僅かに笑む。
手を伸ばして触れられるなら、撫でるよにしつつ]
蒼……リディが?
[どうか、と問おうとして。
感じたのは。
紅の気配]
[声。問いかけ。
内容はやはり、聞こえなかったけれど]
……僕は、人間だよ。
何の力も持たない。
奪われた。
あなたに。
何なら、あなたの力で、視てみればいい。
[左手を、彼の首に。右腕の痛みは感じない。
彼の手も伸びてきたけれど、気にしなかった]
[怪我の程度は、彼のほうが酷かった。それに、昨晩は雪の中にいたのだから、体調も崩していたのかもしれない。体勢と、その事が、有利に働いた。
そんなことばかり、冷静に考える]
[視線は二階を、遠く見ていたままだったが。]
[シスターの声に、僅かに感じた血の匂いに。][足は自然とそちらの方へ。]
何…?ユリアン?
[近づいて。]
[くぇ?と問いに返したカラスにやっぱり答えられないかと思いながらも]
なるほどな。そして王子様が救い出したというわけか
だが護衛もつけずにいくなど無用心だぞ
[とこちらも冗談めかして答え、そして、へん。といった言葉に軽く顔を顰めて、二人を見る]
[声に代わって、足は動き出す。床を蹴り、駆けながら、腰の後ろに差したダガーを抜く。咄嗟の行動にエーリッヒから取り上げた銃には意識が向かなかったのは]
やめろっ!ユリアンッ!!
[エーリッヒにのしかかるユリアンの肩を掴もうと手を伸ばした]
[ただただそれは焼け付くように。
もがく身体は震えることしか出来ず。
その銀は、眼球をやすやすと貫き、その奥まで達していたのだろうか。
喘ぐ。
もがく身体に覆いかぶさる体温。
相手の温かみに対して、自分がゆっくり冷えていくのがわかる。
零れ落ちる。
涙とはまた違うものがその深緑だったはずの瞳から。]
…ぁーぁ。
[ブリジットが近づけば、自然と視界に入ってくる、紅。]
兄さん、状況説明必要?
ちなみに、現場は台所ですヨ。
[肩を竦めながら。とりあえずはそれだけを。]
[バチン、]
[音がして、折り畳まれた刃が姿を現した]
「同じ力を使えるものは、
同時に二人居るはずが無い」
[彼の昨夜の台詞を、なぞる]
なら、あなたがいなくなれば――
[苦しかった。
それでも、言葉を紡いだ。
刃を振り下ろした。
位置はわからなかったから、出鱈目に。
ただ、まずは力を使うためのその右腕を、次に、胸を刺した]
[普段は忘れる事のない敬称すら忘れて]
ユリアン、止めて!
彼は違う!わかるでしょう?
[叫んでいるつもりだけれど]
[実際の声は彼に届くかどうか]
[どこに刺さったかは、わからなかった。
ただ、また、赤が増えるのだけが見えた。
僕を掴むエーリッヒの手の力が緩んで、代わりに肩が掴まれる。
刃は、彼の身体に残された]
俺は王子なんてガラじゃございません。
[ふ、と。
疲れたような笑みで返すも束の間。
イレーネの言葉と、聞こえる声。
そして、物音に]
……なに……?
なんなん、だ、よ。
[声は、微かに震えて]
……茶化すな。
[声は辛うじて、届いている。
叫ばれるユリアンの名も]
直接、見に、いけねぇんだ。
だから。
[教えてくれ、と。
コエは、かすれる]
[ユリアンの凶行を。][エーリッヒへと銀の煌きを振り下ろす様を。]
[瞬きもせずに見つめていた。]
[恐怖。そんなものは、どこかに置き去りになってしまったように。]
[ただ見つめた。][赤い赤い色を。]
[どうしてこんなに、この場所では血が流れるのだろう。]
[それが酷く不思議なことに思えた。]
[伸ばした腕は、またも間に合わず、刃は振り降ろされる]
やめ、ろォ!
[間に合わない、間に合わなかった、それでも肩を掴み、朱に染まる身体を引きはがすと、そのままユリアンを床の上に組み伏せた]
どしたんだ本当に
[やっと目を開けたイレーネ。だが何が言いたいのかはわからなかった、だがその様子はおかしく。急にざわめきだした集会所へと振り向き]
[伸ばした手の上をナイフが滑る。
加減を知らぬ男の力では、その傷は深く腱を筋を断ち切って。
思わず引いた腕。がら空きになる胸元。
そこへと深く埋め込まれる刃。
呼吸は、血の花へと変わる。]
[教えてくれといわれた事には少しだけ間が空く。][いやに自分に対して素直だなと。][それは叫ばれる名、故か。]
んじゃ手短に端的に。
[請われれば、嘘を教えるつもりもなくて。]
ユリアンがエーリッヒを刺した。
おそらく死にましたヨ。あの兄さん。
[声は何時もの如く明るい。][それは彼にとってどちらもトクベツでは無いからか。]
[疑わしきは殺せ、先手を取らなければ殺される、と、エーリッヒの言った言葉が蘇る。目の前の青年は、では、敵なのか?]
なぜだ…!?
[ダガーをユリアンの喉元に突きつける]
良いんだよね、これで。
ぼくは間違ってないよね。
[感情を抑えた声は闇に溶けて消える。
少女は何もしていないけれど、止めにも行かなかった。]
[身体を打ち付けられて、息が詰まる。
赤く染め上げられた視界――違う、それは幻視だ――に、青が滲む。
一瞬目を閉じて、開いて、恐らくはハインリヒであろう、それを見る]
……邪魔、しないで、ください。
[何があったのか。厳密にはわからない
だが気配から察した。微かに声を震わせて集会所を見ているアーベルの前にすっと体を入れて一歩、足を踏み出し、一旦止めて]
ついてくるならば、俺の後ろからにしな
[そういうと、足は止めずに集会所へと]
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