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キャラ的に絶対に邪魔しそうなのだよなぁ。
ほら、史人とも裕樹とも縁あるし
まいったまいった。どうしよう。とりあえず待機しよう
ああ……榛か。
[声にそちらを見やり、ふと、表情が緩む]
ん、大丈夫、心配ない。
[短く答えて。
涼の問いには、一つ、息を吐く]
ああ。
小百合と、琉璃、を。
うん、一応、落ち着いてると、思う。
お水、頼まれたから、取りに、来たんだ。
[涼の問いに頷いて答えて。涼がしたことは極力考えないようにし、いつも通りに接した。
そう努めた理由の半分は、自分のため。全員を疑いたくなかったから]
[困ったような表情で、榛名が出て行くのを見送って。
呟く言葉は、誰に届くことも無い]
…油断してるように見えるのは、なんでかな。
怖いって、言ったのは…本当かな。
こんな時、生まれてきたのが…、
[個室に備え付けの鏡を覗き込み]
ひろき兄さん、あなただったら榛名先生を、それに琉璃を信じられていたのかな。
今のあたしには…できそうも、ない。
[鞄の中から剃刀を探し当て、ポケットに入れる。
そうして、何事も無いようにベッドの同じ場所に座った]
二人とも、どこにいるの?
……教えて。
[聲を交わせたるりにも、さゆりおねーちゃんにも会いたかった。
――それでも、りきっちゃんがいれば、それでいいって思ってしまうことを、少しは悪いと思っているから。]
[史人の返答に小さく笑む。しかし直後の言葉に身を硬くして]
…琉璃、見つけた、の…?
[見つけたのに琉璃の姿は無い。その答えは一つ。訊ねてすぐ、頭で理解してしまった。手が震え、それを抑えるかのように胸元で両手を握った]
…涼さんは、人間。
確かに人の鼓動を持っていました。
[それが揺れているかどうかまでは、自分の力では測れず]
……ごめんなさい。
私、やっぱり、外の人だからって疑ってました…。
[足元がおぼつかない。近くの壁に手を突いた]
……小百合は、商店街の……あれは、煙草屋だったかな、よく見てなかったんだけど。
そこに、置いてきた。
琉璃は、その奥の、花屋の中。
[涼の言葉に静かに返す]
……榛。
[それから、身を硬くする榛名の側により、いつものよに頭を撫でようと]
……ところで、裕樹は、上か?
水、持ってくなら、俺が行くから、お前、ちょっと休んでろ。
[氷の存在を教えてくれる涼に「うん」と頷いて]
……裕樹君、は、部屋に、居るよ。
わ、たしは、まだ、大丈、夫…。
[史人に撫でられると震えは僅かに治まるが、動揺は隠し切れず]
っ。
[伸ばされた手にギクリとする。
だがそれは外の人間だからではなくて。今の状態を少しでも多く悟られたくなかったから]
…いいえ。
探偵さんのことも、視たもの。
あなたも人間の鼓動をしてた。兄さんと同じ。
[否定して、振り払うのを止めた。体の動きが、どうにも重い]
だから、今は。
…他の人より、信用できる…。
ん、そっか。
……いいから、お前は休め、な?
[動揺する様子に、諭すように言葉を続け]
それに……俺もちょいと、あちらに話がある。
そのついでだから、気にするな。
[ぽふぽふ、と数回頭を撫でてから手を離し。
キッチンへ向けて歩き出しつつ]
……わかる、だろうが。一人で出歩くな。
探偵の旦那が、卒倒するぞ。
[涼にそう返してからキッチンへと向かい。
グラスに水を用意して、二階へと]
[聡の言葉に、ふん、と鼻を鳴らすと]
上辺など繕って何になる。
それに、クソッタレな連中にクソッタレ以外に相応しい言葉を知らんのでな。
>>119
[手を伸ばすと、少しだけ身をこわばらせるのが見えたが、まあ俺のような人間が手を伸ばせば、当然かなと思った]
ああ?
俺もすでに調べられていたのか?
まあ、信用されるのは嬉しいが、もう全く俺には意味の無い情報だなぁ。
ああ。でも―――言っては悪いんだがお前さんが、本物の可能性は、かなり高くなったかな。
悪いね。
この状況だ。魔に囚われた人間が、誰かが魔だ!とかでっちあげるだけで、状況が動きそうな気がするんでね。魔に囚われた人間が、人を殺すのに丁度よさそうな力だと思ったんでね。
ま。とにかく、お前さんにとって、もっと信用できる人たちが集まる場所へ向かおう……って、先生?
[階下へ降りようとしたところで、史人が2Fに上がってきた姿が見えた]
………。
[諭すように言われ、小さく頷いた]
…話?
[裕樹に用があると言う史人の言葉に不思議そうに見上げ、首を傾げた。おそらく返答は曖昧にされるだろうか。二階へ向かう姿を見送る]
研究生 孝博が「時間を進める」を選択しました。
研究生 孝博が「時間を進める」を取り消しました。
…うん、行くなら、後で行くから大丈夫。
[二階へ向かうふーみんせんせー。
しばらく追ったけど、はるなちゃんを見た。]
――誰が、るりを殺したんだろう。
……。
[利吉が史人の姿をジッと見つめる。
その眼は、その動きは、これから、何をしようとしているのかが想像できる。
何故なら、利吉はそんな人間を何人も見てきたのだから。
だけど―――止める気は無い。
きっと、大事なものを無くした時は自分も同じ行動に出るのだから。
そんな自分に止める権利は無い。
だけど、ただ一言]
……御身は大切にな。
[ボソリと告げて、そのまま史人を見送った]
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