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[アーベルが入ってきた瞬間、ユリアンは思った。
あ、さっきあのクレメンスさんとキスしてた人だ。
変わった趣味の人もいるもんだ、と脳内で無理やり自己解決した]
こんにちは。今は「おとーさんとおかーさん」や
「旦那さんと奥さん」についての話をしてたよ。
[ナタ・リェが身を起こしたので、よっこいしょと立ちあがり、
全然説明になってない説明をアーベルに返した]
/*
襲撃ですがー、やっぱりこの際ダーヴでいこうかと思いますのですが、私吊られそうですので、そちらもダーヴに合わせておいて頂きたく。
吊られる人におまかせにしちゃうと、どうなるのかが良くわからないのでw
ええと、知らない言葉、教わってたの。
[何の話、という言葉にはこう返し。
それから、碧の瞳でじぃ、と同属の魔を見つめる]
身体、平気?
[廊下を歩き、玄関へと向かう。歩きながら欠伸をし、瞳を閉じかけた時だった]
………?
[さぁっと吹き抜ける感覚。それは小さく囁いた。ただ一言、『そこ』と]
…何があるってんだ?
[示された扉。囁かれた声は聞き慣れた風の声で。何故か一言しか聞こえなかったが、何かがあることは確かだろう。静かに、その扉へと近付く]
[アーベルがモニターに興味を示したの見て]
あ、それ?なんか時空王が設置していったよ。
向こうの様子が丸見えで便利なんだ。
でも、向こうからこっちが視えないのが不便だね。
あ、クレメンスさん、また何かやらかしたのかな?
[画面の向こうの不穏な雰囲気に、思わず視線がそちらにいく]
――違いまするっ!
[ぎゅぅと抱きしめる腕にやや力を入れすぎつつ、頬染めて叫ぶ]
えぇえと、あの、その、
オト殿とわたくしは、セレスを育てる為のパートナーで…!
そもそも私は麒麟ですから! 竜を産めはしませぬ!!!
[夫婦も人生のパートナーだとかには気付いてませぬ]
……?好きなように?
[きょとんとして首をかしげる。
足元では蔓草はさわさわと揺れ、獣は特に花弁を襲う気配もないらしい。
こちらに翠樹の子が近づいていることを、陽精は気づかぬまま]
対の欠落が原因で、というなら、俺も条件は変わりませんが?
[さらりと返し、左手に握っていた腕輪に軽く口付ける。
時の旋律は、最低限の力は取り戻してくれていた]
*/
んー、みんながどこつってくるか微妙って思ってたから。
ブリスならブリスでいいのかも?
ただ、ミハをいじれなくなるので中の人が(お前
[脳内解決を知れば相当に厭な顔をしてみせたろうが]
……子を養い育てるもののことと、婚姻関係にある男女のことだ。
この場合は、特に仲睦まじい恋人同士を茶化した言い方だろうが。
其れくらいは知っておけ。
[話の内容に対して説明を添えた、]
[――ものの、其れも如何なものか。]
気にかけられることでもない。
[碧の瞳からは視線を外して答えた]
ふぇぇっ!?
[突然、腕に力が込められたため、思わずびっくり。
他種族に比べれば、身体的なダメージには強いのだけれど。
びっくりの反動か、ちたちたちたちた]
[ナタ・リェの叫び声に、不思議そうに返す]
「セレスを育てる為のパートナー」って、それってまんま
「親子」で「夫婦」の関係だよね。何か、僕間違ってるだろうか。
実際に血縁関係があろうが無かろうが、親子でしょ?キミ達。
そもそも、「愛」に種族とか性別とか気にしちゃ駄目だよ。
そんなの気にしたら、僕とかどうしたらいいかさっぱりじゃないか。
もう、いろいろ障害だらけだし……
[この場にいない、性別のない精霊の彼女のことを思い出して、
思わず床にのの字を書きたくなった]
……時空王が。
成る程、ね。
精霊王には変わりものが多いと聞くけれど。
[入り口傍の壁に身を凭れつつ呟く]
[叫び起きた麒麟を横目に見ながら]
[ちたちたしながらも、同属の言葉は捉えていて。
そうなんだあ、と思いながらも、どうやらここらの話題が保護者を動転させているのは察していたので、密かにデータだけが更新された]
……だって、心配、だもの。
[説明の後に続いた言葉には、素でこう返し]
[そうよと、いうよに花はゆれて。
あなたのすきなように。
この世界をどうするか。
それからひらりと指先から飛んで、魔獣の仔の鼻先に。]
[近付く苗床は、そこに陽光の気配を感じる。
陽光――それはあの広間にいた人だろう。
姿が見えるほどに近付いて、]
こんにちは。
[声を投げた。花びらひらり。]
殲滅の陽光 ヘルガは、未熟影 ブリジット を投票先に選びました。
殲滅の陽光 ヘルガは、焔竜 ダーヴィッド を能力(襲う)の対象に選びました。
属の安定、か。
そのようなものは此処では既に崩壊しているな。
[ハインリヒが出て行ったあと、ぽつりと呟いた。
握ったままのブリジットの手を、持ち上げて見る。]
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