ティル?[中の小さな気配からおそらくと予想はしていたが、声で確認が取れたのでそっと中へと入る。テーブルの手紙には気がついた。]おはよう。ハインリヒさん、居ないんだ。…具合、どう?[昨日憔悴しきっていた少年に、心配そうにそう尋ねる。]