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え…そう、なんですか?
[ブリジットの事を詳しく聞いてはおらず、紡がれる事実に目を瞬かせた。
そして同種の力を持つ人が現れるケースの少なさにも。
ただ、そうだったんだと。
だが―手が止まる。ぎくりと。
だとしたら疑わしいのは、自分の中では二人。
狼が分かりかけているのは喜ばしい事ではあったが。
どちらかが人でない事に、微か青ざめた。
脳裏には、優しかったオトフリートの、恐ろしい死に顔が思い出される。]
狼を見つけたら。
………ころし、ます。
[青ざめながら、ユーディットに告げた。
誰かを殺さなければならない事実が、空恐ろしかった。だが。]
…終わらせないと、いけないんです。
そう、終わらせないと。
[それは少し前、ティルと交わした言葉でもあった。]
[宿のカウンターに、頬杖を突く。
現の物質に干渉することは出来ないはずだが、そもそも重力というものと無縁の所為か、すり抜けることはなかった。感触もなかったが。
まるで日常と変わりないように、彼の姿は其処に在る。
異なるのは、生者とは交わることのない世界に居るということ。
ブリジットならば己の声が聴こえるのかもしれないが、聴こえたとて、何の意味もないと思えた]
工房徒弟 ユリアンが「時間を進める」を選択しました。
工房徒弟 ユリアンが「時間を進める」を取り消しました。
中:
あれかなー。潜伏しすぎてこっちの意図を違う風に受け止められてるような、気がする。もしくはどーしたいんだお前らってハリセンされてる気もする><サーセン!
狼側って大変だよねぇ。
[エーリッヒの補足に、ありがとうございます、と礼を述べて、もう一度少女を見る。]
……そうですか。
ええ。そうですよね。
私も、そう思います。人狼は、あんな生き物は、許しちゃいけない。
例え、身近な誰かだとしても。
[すっと一瞬俯き、顔を上げる。]
もうひとつ、朗報があります。
朗報だと、私は思うのですが。
……恐らく、イレーネさんにもそう信じて貰えると思います。
…恐れるな、胸を張れ。
殺せば良い。
──人狼の烙印を押した贄を。
[赤き世界に囁く。
にぃ、と口端を持ち上げる気配が漂った]
[目を閉じる。大丈夫。そう自分に言い聞かせた。
目を開け、緊張した様子のイレーネを安心させるよう笑いかける。]
亡くなったアーベルも、貴女と同じ力を持っていたんです。
二人きりのときに、アーベルが教えてくれました。
皆に話すと人狼に襲われるかもしれないから、ってずっと黙っていましたが。
たぶん……あんな形でアーベルが死んだのは、狼だった先生を視ようとしたからなんでしょうね。
もし、アーベルが狼に味方する人間だったなら、あんな風には死なないと思います。
アーベルも、貴女と同じように本物でしょう。
さて、その占い結果なのですが。
[と言って、座っていた椅子から立ち上がる。
ゆっくりと、怯えさせないようにイレーネに近付いた。
一瞬、エーリッヒとハインリヒに視線を走らせる。]
[ユーディットから向けられた視線に、ほんの一瞬、瞬く。
何をするつもりか、と。
ただ、いつでも動けるように、僅か、カウンターからは身体を離して]
[伝えられる話を一つ一つ時間をかけながら整理し。
アーベルも力持つ者と聞き、受け入れかけて一時停止]
……待てよ。
さっき同じ場所に同種の力を持つ者が現れるケースはほとんど無い、って言ったよな?
何で、アーベルまで同じ力を持ってるんだよ。
おかしいじゃねぇか。
[眉根を寄せ、考え込むような表情。
そんな言葉を投げかける頃にはユーディットはイレーネへと近付いていて。
人狼の可能性があるその相手に、警戒の色を示す。
叶うなら、イレーネを護るように腕をイレーネの前へと投げ出して]
[言いかけて。疑問を投げかけるユリアンに、視線を移す。]
そうです。でも、ゼロではありません。
それとも、貴方はアーベルが偽者だと思いますか?
[アーベルが死んだあの状況で? と静かに尋ねる。
投げ出された腕には一瞥をくれたが、その目はすぐイレーネを捉える。]
アーベルが本物だということは、納得していただけますか?
[探す。見つからない。探す。見つからない。
そうしている間にも聞こえてくる、声]
お会いできませんか。少なくとも今はまだ。
それなら、向こうを。
招いてしまったことの結果を。
見させてください。
[意識を改めて外の世界へと向け直す。
解けるように影が解け、気付いた時は声の場所へ。
…彼自身の姿で酒場の片隅に立っていた]
…俺は、イレーネが真に力を持っていることを信じている。
でもアーベルが偽者だと言う証拠は持ってない。
ゼロじゃないんだったら、視る力を持つ者が二人居たっておかしくはない…。
それは否定しない、けど。
[何かが引っかかる。
何故だかさっきからユーディットに対して不安しか巻き起こってこない]
…ユーディットさんは、私が偽者だと言いたいんですか?
[見上げるその表情は青い。
答えを聞く前に、アーベルについては俯いて。]
アーベルさんが本物かどうかは………わかりません。
そもそも、同じ力があるって、今聞いて。でもその人はもう亡くなっていて……。
それなのに、信じろと言われても、私には。
[それは至極真っ当な答えだった。]
…お医者先生に殺されたから、人だったとは思います、けれど。
そもそも、どうしてアーベルさん、お医者先生を見に、一人で行ったんですか…?
見分ける力を持つものは、迂闊に一人でいてはいけないんじゃなかったんですか…?
なのに、そんな危険な事。
[一緒に宿を出ようとした所で、やってきた人たちと顔をあわせる。
ユリアンも居ることを確認すれば、イレーネの隣の位置をさっと譲る。
そのまま聞こえてくる話は、能力者の人数の話。
アーベルも能力を持つという話は、初めて聞いた。
ユーディットの語気の強さに、なんとなく口を挟めなくて、話を聞いている。
途中、『許しちゃいけない』の言葉に、軽く青ざめて。
悲しそうに目を伏せた]
…はい。
[微かの震えは、表の自分のそれが伝わってきているからか。]
全ては、主様の心のままに。
[烙印を押す相手は――とうに決めてある。]
[ユリアンの言葉は無視して、ただ真っ直ぐイレーネを見る。]
いいえ、そうは言ってません。
貴女も本物だろう、と私は考えていますよ。
まあ推理の詳細を述べると幾ら時間が合っても足りないので、今この場では控えますが。
アーベルが一人で先生を視に行った理由。
それは、判りません。
視ても相手には判らないと踏んだのか……。
あと、アーベルのお姉さん方が亡くなった後でしたからね。
多少混乱はしていたと思います。
それに、危険なこと、と言うなら、イレーネさんも皆の前で名乗り出たのは、危険だったんじゃありませんか?
人間ですから……
理性では判っていても、ということもあるでしょうし。
……例え、一人であっても、それと知られていなければ襲われる対象にはならんだろうね。
名乗り出たとしても、守り手の信を得られない限り──自身の安全ははかれんのだし。
まして、あいつはああいう性格。
他者の信を得る事よりも、自分の思うように動いた結果があれ、としか思えん。
[イレーネの疑問に、ため息混じりにぽつりと呟いて]
[死者は何も語らない。
故に、生者の会話には口を挟まない。
されど、今の己と似た気配を捉えて、顔を上げた。
赤の眼は何を見るでもないが]
なんていうか。
自分の話題があがるのも、痒いものがあるね。
[ゆるりと顔を向ける。今の自分の同類に]
何も伝えられないと思うと、尚更ですか。
よく「知られて」いらしゃったようですし。
[小さな笑みが浮かぶ。
穏やかさのあるそれは、影の世界へきて初めて浮かべたもの]
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