人狼物語 ─幻夢─


30 【After festival】

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噂好き ヨハナ

[青い目を墓石に向け婆は声だけを聞いていたが、小さかったと言われてちらりと青年を盗み見た。
腰の辺りでひらひらされる手は婆が小さな子供だった頃の高さ]

連れて来た…?

[数十年の時を遡り青い目が映す名は、林檎の樹を村に伝えた――林檎の森番と呼ばれる元となった初代のもの]

(63) 2008/10/10(Fri) 18:48:18

研究生 エーリッヒ

別に。
出ていけとも言わないが。
[口調は素っ気なく、眇めた眼で見やる]

……暢気だな。

(64) 2008/10/10(Fri) 18:52:55

研究生 エーリッヒ、横を通過して、部屋に向かう。

2008/10/10(Fri) 18:53:28

噂好き ヨハナ

[続く青年のぼやきは詳しくは判らない。
だが置いて行かれるのが哀しいのだろう事は感じて、声が掠れた]

坊、お前――…お前、あの林檎の樹なのかい?

[振り返る先、青年の指が動くのが見えたが伸ばされる事はなく。
真実を探そうとする青を緑が見返す事も無い。
わらいを象る表情だけが、婆の目に焼きつく]

死者は確かに手渡せやしないが、お前が手を伸ばせば届くのにさァ。
坊が持ってくのを嫌がるなァんて欠片でも思いやしないだろうに。

[駆けていく背にかけた声は、届いたろうか。
婆は追いかけることなく、丘を降りていく森番の青年を見送る]

(65) 2008/10/10(Fri) 18:57:38

噂好き ヨハナ、年を重ねた重い溜息を吐いて、墓石へと向き直る。

2008/10/10(Fri) 18:59:23

噂好き ヨハナ

随分と寂しがりやな坊さねェ。
お前さん達もさぞかし心配じゃろゥ?

……必ず先に置いて行くわたしが言っても届かんかもしれんが、放置する気なんかさらさらないさ。坊が取りに来るまで番しといてくれさね。

[薄茶色の猫が前足で緑色の欠片を突付く。今は力の残らないそれは、ツィムトの首輪の石とよく似ていた]

およし、怪我をするよ。
それじゃァ、行くとするかねェ。
どうせ最後に来るのは…虹の天使のあるところさね。

[青い目が伏せられて、過ぎるのは悪戯めいた色。
年を取っても、年を取ったからこそ、この婆は性質が悪い*]

(66) 2008/10/10(Fri) 19:07:22

青年 アーベル

だから食べろって言ってるじゃないか

[さっさと部屋に行くのをおいかける]

エーリ君よりも、みんなの支持は得られるに違いないよ。
のんきだっていいじゃないか。

(67) 2008/10/10(Fri) 19:08:19

【墓】 学生 リディ

[ふわり、瓶から溢れる光に驚いて振り向く。
 戸惑うようにゆれる光の囁きは、少女には聞こえない声だったけど。]

ねえ、なんで瓶に閉じ込めたの?


[背けられた背中に問いかけた。]

(+41) 2008/10/10(Fri) 19:10:43

噂好き ヨハナ、メモを貼った。

2008/10/10(Fri) 19:13:02

【墓】 学生 リディ

ここで放しても、閉じ込められた儘なのに。

[キャットニップを引きちぎり、空になげる。
 もとの場所にも、緑の茎は伸びたまま。
 自分たちはこの空間に閉じ込められているのだ。]
 

(+42) 2008/10/10(Fri) 19:13:54

研究生 エーリッヒ

なんの支持だ、なんの。
得られなくて結構、関係ないし。

[先に部屋に入り込んで扉を閉めた。残念ながら鍵なんてものはないのだが]

(68) 2008/10/10(Fri) 19:17:51

【墓】 学生 リディ

[千切られた草が地に落ちるまで目で追って、考えを纏めた。
 一つうなずくと、伸びた猫を揺り起こす。]

起きて、ねえ、起きろ!

ね、守護妖精も、ここにいるんだよね?
その妖精なら、ここから出る手掛かりを知らないかな?
もしくは宝の在処。

守護妖精を探そうよ!

[言うと、辺りの茂みを引っ掻き*回し始めた*。]

(+43) 2008/10/10(Fri) 19:18:56

青年 アーベル

馬鹿じゃないって支持。
って閉めなくてもいいじゃん。

[一週間借りていたのだから、鍵がないことも承知のうえで、遠慮なしに手をかける。]

エーリ君、馬鹿な子供の行動だよ。
ちゃんと食事くらいしなさい。

(69) 2008/10/10(Fri) 19:20:56

研究生 エーリッヒ

いーんだよ、
人としたら十幾つかなんだから。

[訳のわからない理屈を捏ねて、卓上の瓶を手に取る。
本当の生い立ちを知っているのは、今では自衛団長だけ。他者の記憶はそれと分からぬようぼかされていた]

……やっぱりお前、泊めるんじゃなかった。

[窓側を確保しながら息を吐く]

(70) 2008/10/10(Fri) 19:27:42

青年 アーベル

馬鹿なのもいいの?

[まったくとつぶやいて]

でも泊めてくれて、感謝してるよ。
お馬鹿だけどエーリ君やさしいから、おれは好きだな。
だからそこから逃げたりしたら、これで止めるからね

[にへらと笑って、胸ポケットのメモ帳を取り出した。]

そういえば何でこれ嫌なの?

(71) 2008/10/10(Fri) 19:33:34

研究生 エーリッヒ

ちょっと懐かしかったからとはいえ……
[ぶちぶちと小さく呟き、馬鹿云々は無視。
取り取りの色が詰まった瓶を袋に入れた]

俺は、きらいだ。

[振り返り、ゆっくり、はっきりと言う。
視界に入ったメモ帳に、眉を寄せる]

……そうやって、力を便利に使うのが嫌。
互いに干渉せず、人は人、妖精は妖精で生きたらいい。
碌なことがない。

[対価を払っているのも約束を取り交わしているであろうことも、察してはいた。それでも否定を紡ぐ]

(72) 2008/10/10(Fri) 19:40:40

治癒術師 ミリィ、メモを貼った。

2008/10/10(Fri) 19:48:27

青年 アーベル

おれはそうは思わないよ。
博愛主義なんだ。

[大真面目]

力を使うのは約束だからね。
妖精のお母さんは、おれが外にでる時に決めたんだから、良いじゃない?
ろくなこと、なくないよ。
こうやってエーリ君もとめられるし。

――エーリ君は、なにをこわがってるの?

(73) 2008/10/10(Fri) 19:53:10

噂好き ヨハナ、メモを貼った。

2008/10/10(Fri) 19:53:25

治癒術師 ミリィ

─診療所─

[ヨハナの介助をした後、自分も温泉で温まり。
混浴利用は色々と抵抗もあったものの、硝子の天使もどうにか回収して。
森番小屋で夕食に相伴すると、診療所に戻って──そのまま、朝まで見事に意識喪失。
そして、翌日]

……ねぇ、リーリエ。
ううん、リーリエではないですねぇ。
リーリエに宿った誰かさん?

[朝食を済ませ、身支度を整えつつ、羽根繕いをする白い鳥に、こんな言葉を投げかけた]

(74) 2008/10/10(Fri) 19:55:15

治癒術師 ミリィ、鳥がびくう、と震えたのをしっかりと見た。

2008/10/10(Fri) 19:56:00

研究生 エーリッヒ

誰も特別がいないってことじゃないか、それ。

[続いた台詞には一瞬、目を見開いた。
訝る視線を相手に向ける]

代償払って力使えって、それが約束なわけ?

(75) 2008/10/10(Fri) 19:58:42

研究生 エーリッヒ、終わりの問いに、眉間の皺が深くなる。

2008/10/10(Fri) 19:59:13

治癒術師 ミリィ

……あららぁ、当たりですかぁ。
もしかしなくても、守護妖精様……かしら。

[くすくすと笑いながら、髪を丁寧に梳いて編んでゆく。
昨夜の力の介入と干渉は、昔から村にかけられていた守りのそれと良く似た波動だったから。
鳥の異変の理由は、何となくだが読めていた]

でも、ご本人ではないですよねぇ。
力の一部というか、意識の一部というか、そんな感じですかしら。
記憶や知識までは……共有していないのでしょうねぇ。

[それができていたなら、虹の天使の場所もはっきりとわかるのだろうが。
仮に出来ていたとしても、言語による意思疎通ができない現状、それを確かめるのは難しく。
治癒術師としても魔女としても見習いな現状に、小さくため息]

(76) 2008/10/10(Fri) 20:02:49

噂好き ヨハナ

―森/林檎の樹―
[冷たくなる秋風に吹かれ、ゆっくりと丘を下り森へ入る。
数十年前の記憶を辿り行き着くのは、森の中ではまだ若く、同種の中では一番古い一本の林檎の樹]

お前さんが坊…なのかい?
わたしゃ未だに信じ切れちゃいないんだがねェ。

[子供の昔したように、曲がった腰で同じ位の場所の木肌に触れる。
皺がれた手は小さく柔らかな頃とは比べるべくも無い年月を刻む。
足元の薄茶猫が「ミ゛ャゥ゛」と後ろを向いて鳴き、婆は声を投げる]

――…そこに居るんだろゥ、妖精王。

(77) 2008/10/10(Fri) 20:03:52

噂好き ヨハナ、当てずっぽうで言ったのだが、ごろり転がり出てくる影一つ。

2008/10/10(Fri) 20:06:53

青年 アーベル

ちょっと違うけど、そんなようなものかな。
おれを浚っちゃったお詫びに、力を使わせてくれるって。
危険だったら使ってって言われたよ。
ただ、おれのものをあげなきゃいけなくなるから、ほどほどにって。
妖精のお母さんは、おれのことが好きだからね。欲しいけど、手放してくれたんだって話してたよ。
旅にでる前に。

[いろいろと危険なことも混じっているが。]

で、エーリ君は、何がこわいの
何かろくでもないことがあったんでしょう?

はい。エーリ君の番。

(78) 2008/10/10(Fri) 20:06:57

【墓】 少年 ティル

ふみゃみゃみゃみゃっ!

[気持ちよーく意識喪失していたら、ゆさゆさ揺すぶられて跳ね起きた]

じ、自分で落としておいて、起きろって、勝手なやつにゃっ!

[ぶちぶち言いながら、頭をふるり。猫耳もふるりと震えた]

守護妖精?多分、ここには居ないにゃよ。居てもおいら達を出せる力があるくらいなら、とっくに自分が外に出てるに違いないにゃ。

[茂みを引っ掻き回すリディを、眺めて、くわあ、と欠伸]

それにそんなにちっちゃくないと思うにゃ。…て、あれ?

[引っ掻き回された茂みの中から、ころんと転がり出たのは三歳児体型]

(+44) 2008/10/10(Fri) 20:07:00

【墓】 少年 ティル

こっちにも、いたにゃ、妖精王。

[多分外に居るのとは別の分身、と見抜いたのはやはり猫妖精の探査力かも]

ここで会ったが百年目だにゃ〜〜〜

[しゃっきん、と爪が出ました]

(+45) 2008/10/10(Fri) 20:08:29

治癒術師 ミリィ

まぁ、だからと言って。

[きゅ、と黒の紐を結んで髪を止めつつ、呟きをもらす]

何もしないわけには、行きませんものねぇ。
……放っておく事は、できませんし。

[誰を何を、とは明確にはせず。
くるり、鏡の前で一回転してから、壁にかけた帽子を手に取り、ふわりと頭に載せた。
真紅のリボンを結んだ、黒のとんがり帽子。
黒一色の装いに、真紅の髪と、肩に止まった白の鳥が映える]

それじゃ、行きましょうか。

[小さく呟き、外にでる。
玄関先で大人しくしていた箒を一撫ですると、それは小さく縮み、手の中に納まった。
ある意味、完全装備を整え、森へと向かう]

(79) 2008/10/10(Fri) 20:10:28

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