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[じりじりと後ずさる妖精王に、じりじりじりと迫りながら、にんまり笑う]
ここの、半分は少なくとも、妖精王が作ったにゃ。
だから半分くらいは壊せるはずだにゃ〜?
[きらきらん、と爪が輝く]
こーこーかーらーだーすーーにゃーーーーー!!
[四つ足の獣の動きで、しゅたっと飛びつく猫妖精、掴まってなるかと、逃げるずんぐりむっくり]
[何故話さなければいけないのかと、普段のような悪態は出なかった。眼前の青を見ていたが、目を逸らす]
別に、……ない。
ただ、
アンネはやっぱり、人間の方がよかったんだ。
…言ってみるもんだねェ。
あァ、いや、なんでも無いさね。
ちょィとお願いがあるんだが、どうだい?
[思わす零れた呟きを慌ててかき消し、甘い香りの籠をずんぐりむっくりの鼻先に突き出す。もちろん、まだ手は離さない。
妖精王は婆の顔を見て悩んだようだったが、腹が先に返事した]
うゥむ、いい返事さね。
それじゃァ早速だが、一つ目。コイツをリディ達に届けとくれ。
お前さんが間違って放り込んだんだ。これくらいしてもらえるさなァ?
……エーリ君。
はい、こっち見る。
[目をそらされたから、ふそんなことを言った。]
恋人だったの?
少なくとも、エーリ君が好きだったんだろうなって思うけど。
─森─
[一応、人目につくのは避けるように森へと踏み込む。
魔女の一族の存在は、家族を除くと師匠以外は知らない事だから。
それに、目立ってはならない理由も、一応はあって]
んん……さて、どっちに行ったものかしら。
[ある程度進んだ所で、ぽそりと呟く。
探査系は苦手です。
さがしものがどこかは、やっぱり皆目検討もついてないらしい]
[呟くような声は酷く唐突だったろう]
じっちゃだってそうだ、最期には。
寂しいって言った癖して。
[孫の存在は嘘でも、森番が子を早くに亡くしたのは本当。だから代わりをして、]
……妖精と人は違うんだ、そんなわけないだろ。
[否定。目は合わせず、それ以上は言わず。
ぱきと石に亀裂が入る。
応じるように窓硝子が砕けるのはその直後]
本当は団長さんにも届けて欲しいんだがそっちは無理そうだからねェ。せめてあの育ち盛り達にゃ食べさせてやりたいのさ。
ほれ、さっくりと送っておくれ。
[妖精王はもう一つある籠に目をやった後、しぶしぶながら手を伸ばす。籠は小さな金色の光に包まれて、ぱっと消えた。
ちゃんと届けたと偉そうに言う妖精王を空になった手で一撫でして、だがまだ菓子は与えない。飴と鞭は使い所が肝心だ]
――…さァて、二つ目。こっちが本命さね。
本物を出せとは言わない。虹の天使の偽物作ってもらえるかねェ?
守護妖精さんの親御さんたる妖精王なら、形や気配くらい良く似たもん作れるだろゥ。
エーリ君はなにがいいたいのか、おれにはわかんないけど。
そばにいたんなら、その人たちはエーリ君のことが好きだったんだよ。
寿命はしかたないじゃない。
別に妖精と人間が恋人でもおかしくは――
こら、エーリ君!
[窓が割れて、さすがにあわてた声。]
[しばし悩んだ後、とりあえず足を向けたのは、森番小屋。
都合よく戻っているとは思えなかったが、一応は、と思って]
それにしても……なんで、なんでしょうねぇ。
虹の天使を手にして、それで、どうするのかしら。
……そもそも、天使って、どんな力があるのでしょうねぇ?
[呟きは、問いのような独り言のような。
肩の鳥は、くるる、と困ったようなトーンで一鳴き。
困惑しているのは、宿っている方か宿られている方か、さて]
[目を一度固く閉じ、開いた後に憂いはない。
傷つける刃は持たず、ぱりん、と細かく散る硝子は光の雨のよう。
窓枠に手をかけ外に飛ぶ。アーベルの視界から消えた一瞬の間に力を用いたか、姿は何処にもない**]
[答えは元々期待していなかったから、困惑する鳥をぽふりと撫でて、先へと進む。
目的地を遠くに認めるのと、何かが砕ける音が耳に届いたのは、ほぼ同時で]
……あ、あららぁ?
[遅かったかしら、と。
零れ落ちたのは、どこか惚けた呟き]
[流石にそんな事を言われるとは妖精王も思っていなかったらしい。
途端に出だした文句を一通り聞き流し、もう一度問いかける]
出来るのかい、出来ないのかい?
それなら残念だが…あァん、二つもずるいって?
だが、それをいうならわたしゃ三種類作ってきたんだがねェ。
カスタードに栗に林檎。それでもずるいって言うのかい。
そもそも、お前さんがさっさと見つけてくれると期待してたのに…
[文句の言い合いの後、婆の手にはそれなりの出来の偽虹の天使。
妖精王は籠を抱え込み、ベルリーナーを両手で掴んで堪能中*]
あ、あー!
馬鹿!
エーリ君の馬鹿!!
[逃げられて、あわてて顔を出したけれどどこにもいない。]
あーもう。シチュー
――火にかけっぱなしだ。
[とりあえず、小屋へたどり着くのと、馬鹿、という声が聞こえたのはどちらが先だったやら]
……窓から出て行く、というのは、感心しないのですけどねぇ。
[零れてキラキラと光る硝子の欠片に、そんな呟きをもらし。
あいてるよ、という言葉にドアへと回った。
中に入れば、目に付くのはある意味大惨事]
あららぁ……大変な事に。
また、食べてないのですか、エーリ。
……ほんとに、困ったひとですねぇ。
[呆れたような口調は、常とかわらない]
ですねぇ、落ちなくなってしまうと大変ですし。
あ、いただけるなら、紅茶をお願いできますかぁ?
食べてって言ったのに。
わかった、紅茶だね。
えーと、たしかここっと。高いの使ってやろう
[にこにこ笑って、]
で、ミリィちゃんはどうするの?
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