情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
にゃー!まてにゃーーーっ!!
[追いかけてー追いかけてー追いかけーてーーー…雪国まで着く前に、いきなりぴたりと立ち止まったずんぐりむっくり]
にゃははっ!観念したにゃーっ!
[すっかり悪役な声をあげて、飛びかかろうとした目の前に、しゅた、と差し出される甘い匂いのする籠]
ふみゃあ?
[高いの、という言葉にくすくすと笑い。
次いで、投げられた問いに軽く首を傾げる]
どう……っていうのは、これからの事ですかぁ?
とりあえず、エーリを探して止めないと、ですねぇ。
虹の天使を持っていかれちゃうのも、エーリがいなくなるのも、どっちも嫌ですし。
……それに、『約束』もありますから。
[くんくんくん、くんかくんかくん…]
ヨハナのお菓子の匂いにゃっ!!
[妖精王のことはすっかり忘れ果て]
ふみゃみゃーーっ!
[大喜びで籠に飛びついた]
[それが明らかに宛先違いの配達だとか、我が身大事の妖精王は気にしてないようで、もちろん、猫妖精が気にする筈もない]
うみゃっ!うみゃっ!
[口の周りにカスタードをつけて、お食事堪能中]
うん、これからのこと。
そうだね、エーリ君さがさないと。
探してちゃんと馬鹿っていわないとだめだね。
言ってもきかないけど。
[こぽこぽと紅茶を注いだカップをさしだす]
[自分の分も確保]
約束?
ですねぇ。
ほんとに、お馬鹿さんに過ぎますもの。
[にこりと笑って頷き。
帽子を脱いで膝の上に乗せ、カップを受け取る]
ボクの、曾御婆様に当たる方と、守護妖精様の約束なのです。
村に何かあったら、みんなを護るために頑張る、っていう。
……守護妖精様は、追われていた曾御婆様を助けて、この地に住まわせてくださいましたから。
そのご恩に報いるのは、一族の勤めなのですよ。
[そんな約束があったから、守護妖精の意識と力の残滓を引き寄せたとか。
そこまで、考えは回っていないが]
んん、よくわからないけど。
別に危険は迫ってないんじゃないかな。
護るって何から護るの?
[不思議そうに尋ねた。]
んん、紅茶おいしいね。
まあ、エーリ君はすくいようがないくらいお馬鹿だから、ちゃんと後で頭を叩いてあげないとね。
でも、そうなるとあのラブストーリーの子孫ってことなんだね、ミリィちゃん。
ヨハナおばあちゃんが聞いたら喜びそう。
危険は、ないと思いますねぇ。
護るのは、今までどおりの穏やかな暮らし、かしら?
変化がないのは、つまらないかもしれませんけれど。
誰かが欠けたり、いなくなるのは、寂しいですもの。
[にこにこしながら言って、カップを傾け]
うん、美味しいですねぇ。
[暢気に笑った]
叩いて治ればいいんですけど、ほんとにお馬鹿さんみたいですからねぇ。
ええと、ラブストーリー?
曾御婆様が助けられた時には、守護妖精様には、伴侶がいらしたらしいですけど……。
[違ったかしらぁ、と。
首を傾げつつ、頬に指を沿え]
ヨハナおばあちゃんいわく、盛大なラブストーリーだったらしいよ。
エーリ君の本では違ったけど。
[真顔。違うとか違わないとか、そんなの知ったことじゃない]
まあ、エーリ君はいなくなるかもしれないね。
おばかだから。
[紅茶を飲み干して]
叩くくらいじゃなおんないくらい、おばかさんかも。
まあさ、過保護にしないであげるのが良いかもしれないよ。
人間不信みたいだし。
愛情不信ともいうのかな。
難しい妖精だよね、エーリ君。
[白い鳥はなんか言いたげだったものの、多分、誰も気づいていない]
……ほんとに、難しいひとですねぇ。
[こちらもカップを空にして、ため息一つ]
抱え込んだって、ぐるぐるしてしまうだけだと思うんですけど。
その辺りも、ちゃんとお話するようかしら。
……その前に問題は、どこに行ったか、ですけどねぇ。
あんま詳しくは話してくれなかったからわかんないけど。
[カップを水場に運んで、]
エーリ君は教えてくれないと思うよ。今はね。
おばかだから。
[何度も言いすぎだ]
最初は怒ってあげなきゃね。
年上なんて信じられないや。
で、飲み終わった?
片しちゃおう。
それから、探そうね。
エーリ君は嫌いな方法らしいけど、使えるのは確かだし。
[メモ帳を取り出し、笑った**]
お話していただくにも、手順が必要、という事ですねぇ。
……ほんと、年上なのが信じられません。
[さらりと言って。
飲み終わった、という問いにこくりと頷く]
ですねぇ、まずは探しましょうか。でないと、どうにもなりませんし。
……あ、カップはボクが片付けますよぉ。
探すのは、お任せしますから。
[にこりと笑って言いつつ、カップを持って水場へと。
診療所でも炊事を担当しているので、手際は良かったりする]
[カップの片づけが終わった所で、アーベルの邪魔をしないようにと一度外にでる。
彼が使うのは妖精の魔法、自分の魔法とは系列を異にする。
余計な邪魔にならないように、との気遣いからだ]
……んん。
ブルーメ、落ち着かないですか?
[悪戯妖精たちの気配を感じてか、今はミニチュアサイズの箒はちょっと、落ち着きなく]
―森―
[薄茶猫の動物的勘と警戒心を悪戯妖精避けにして、木立の中を歩く。エーリッヒに対抗手段を持つミリィを訪ねるべく村の診療所に向かいかけ、漂ってきた香ばしいを少々越した匂いに鼻を森番小屋の方へ向けた]
おォや? なにやら焦げてるみたいな匂いだねェ。
火事ならやっかいだし、誰かいるならそれはそれでいいさね。
[女は度胸とばかりに匂いの方へと歩いていく。
やがて見えてきた森番小屋の外には探し人の姿があった]
おんや、娘ッ子。ここにいたのかい。
この匂いはどうしたのさね?
……あら、猫さんに、ヨハナの御婆様。
[近づく姿と声に、伏せていた目を上げてそちらを見る]
ええ、もしかしたらエーリがいるかな、と思って。
ちょっと、遅かったみたいなのですけどねぇ。
この匂いは……お鍋が焦げてしまったそうです。
…そうか、坊は行っちまったかい。
忙しない子さね。
何か、聞いちゃいない…かねェ。
[間に合わなかったと言う言葉に溜息を付き、腕にかけた籠が軽く揺れた。薄茶猫はトンガリ帽子の飾りの赤と白い鳥を狙う仕草]
鍋は残念だったねェ…って事は、アーベルはいたのかい?
ボクが着た時には、ちょうど、窓が割れる所でしたから。
[ため息をつく様子に、申し訳なさそうな表情を覗かせる。
白の鳥は猫の仕種に警戒中]
ええ、アーベルさんは中に。
エーリとも、お話されていたようですよ。
今は、エーリを探しているそうなので、ボクは邪魔をしないように、外に。
[解放された(元瓶詰)妖精さん。
お食事に夢中な猫妖精を発見するなり飛んで来て、自分にもよこせと主張しましたが。
その先に逃げようとするずんぐりむっくりを見つけて、騒音に近い歓声を上げ、その周りをくるくると回ったり、ぺたぺた触ってみたり。
妖精王の逃亡の邪魔になっているとは露ほども思っていないようです]
[それから少しばかり前]
…飯泥棒だから。
[リディの問いにはそれだけしか答えなかった。
自分でもそれが本心だと思っていたのだが、今となっては分からない。
そのまま、他とは離れて歩く。
妖精さんが文句の一つも言ったかも知れないが、振り返りはしなかった]
…見事に割れてるねェ。あそこから逃げたって事かい。
少しでも話したなら聞かせてもらいたいもんだが、
[ミリィの説明に頷き小屋へ入ろうとし、邪魔と言う単語に止まる]
ふゥむ、それなら出てくるまでちィと待つかね。
そういやお前さんはアーベルから聞いちゃいないのかい?
知ってる分だけでも話してもらえると坊を止める手掛かりになるかもしれないんだがなァ。
[立っているのも疲れたのか、切り株によいしょと腰掛ける。
猫は赤か白か悩んだ末、珍しい方――つまり赤のリボンを狙う事にした。姿勢が低くなり、ちりりと涼しげな音が鳴る]
おやめ、ツィムト。
着地し損ねても、わたしゃ今は助けてやれないんだからね。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新