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[進路を邪魔するニーナの動きが故意か否かはわからない。大きく舌打ちだけして目立つ赤毛を追う。階上で悲鳴が上がり、青と黒が落ちてくるのが見えた]
へましてんじゃねえよ!
[邪魔しようとして落とされたなら確実に味方と計算し、落ちてきた体を止めようと動く。上に行ったなら外には逃げないだろうという考えもあった]
[名を呼ぶ男は、かれの背。
その声は届かず。
何処か戸惑いを含んだ様子ながら再び前へと進みかけ、
再び足が止まったのは、眼前に駆けて来る別の男の影が見えたから]
あっちゃ。
[如何したものかと視線を走らす、僅かな隙]
う……。
[短い呻き声。ケネスの声も耳には届いて居た]
む、ちゃ、言わない、でよ…。
相手、は、獣、なんで、しょ。
[意識はあるようだ。言葉も発せるが、痛みによりその言葉は途切れて紡がれる]
――…ラッセル?
[こちらに直進しようとして、戸惑うラッセルの姿が見えた。]
どうした?
……血が出ているぞ。
[琥珀の右目には、笑みも睨みも無い――感情を押し殺した、探るような色。]
[手を出すことはできなかった]
[落ちていったシャーロットも気にしながら、それでも後ろ背に声をまたかける]
ラッセル――
[殺さないと、言った言葉を覚えているだろうか]
[それでも、積極的に手出しができないのは、先ほどの言葉のせい]
(人殺しの感触を、好ましく思っているのなら――)
……鼠の人が、いきなり切り付けて来たんだよ。
かと思ったら、人の事を獣だって。
酷いと、思わない。
[背後の声を聞いていた為か、その場からは動かず言葉を返す。
警戒を僅か窺わせるかれの表情も、また薄い]
では、後悔で無いのならば、ハーヴェイ殿が胸中に抱えるは…。
哀しみにございましょうか。
或いは、ラッセル殿の言う虚しさにございましょうか。
[女は唯、問うばかり]
死せば、記憶は戻るものなのでございましょうか。
私には、未だ片鱗もございませが。
[感情の薄い響き]
[女は緩やかな動作で自らの肩を抱いた]
[チリン]
そんだけ憎まれ口言えりゃ上等だ。
踏まれねえよう端っこに避けてろ。
[瞳をきつく瞑る様子に、引きずるようにして壁に凭れさせようと動く]
ああ、足元すくわれねえ内にと思って調べたらアタリとはな。
…あの赤毛の隻眼はあまりあてにするなよ。
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>メモ
通ってそうだよ、ね!
……どうかなと思ったから、お風呂も沸かさずにいたのに!
電子レンジもどき出て来たしいいかなとか適当になった。
確かに、そいつは酷い。
いきなり『獣だ』なんて言われたとはね、まったく酷い。
あれは、ネズミじゃなくて、本当は魔王なんだなぁ……
いやはや、恐ろしい。
[肩を竦めて、ラッセルに一歩近付く。]
そうだ。怪我をしているのなら、止血をしようか。そのままにしては、まずかろうて――…
[目を細め、唇に薄い笑みを浮かべた。]
哀しみ……?
[投げかけられたそれは、思いも寄らぬ言葉。
蒼氷は一つ二つ、瞬く。
紅蛇は、闇色の瞳でただ、その様を見つめ]
……わからん、な、それは。
[空白を経て零れたのは、短い言葉。
それから、今の思索を振り落とすよに首を振る]
死んだから戻ったわけじゃない。
『番人』の死を認識した時に、思い出させられただけだ。
自分が、何者だったか、をな。
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