32 緋キ花咲ク泉ノ畔デ
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[少女の身では階段いっぱいを封鎖することは出来ず。何なく横をすり抜けられてしまう。それでもその速さに追いすがるよう、即座に振り返る]
逃がさないっ…!
[右手はケープの中に滑り込み、ナイフの柄を握った]
(102) 2008/11/26(Wed) 22:44:59
[足でも引っ掛けられれば、と思ったのですが、一足遅かったようです。
大きく息を吐いて、壁に凭れます。
どうせ追いつけはしませんから、今更追う気もありませんでした。]
(103) 2008/11/26(Wed) 22:46:24
お尋ね者 クインジーは、ぎりと拳を握り、階段へと近付く
2008/11/26(Wed) 22:47:56
邪魔だ、退けっ!
[廊下にいたニーナにそう怒鳴り駆け抜けようとする]
(104) 2008/11/26(Wed) 22:48:35
[少女が振り返るか否かの刹那、手摺に手をかけ、足を払う。
バランスを崩せば、その身体の落ちゆく先は容易に知れよう]
(105) 2008/11/26(Wed) 22:48:36
[足音は二つ、]
[既に玄関ホールへと移動しているのを感じ取る]
[逃げる者と追う者を確かめるために男は階段へとひた走る。]
(106) 2008/11/26(Wed) 22:49:11
ごめんねっ
[結果を見る事はなく、
すぐさま足を引いて廊下の先へと駆け出す。
傍の階下ばかりに気を取られ、
他の階上に潜む男には気付かぬ侭]
(107) 2008/11/26(Wed) 22:49:53
のんだくれ ケネスは、メモを貼った。
2008/11/26(Wed) 22:50:46
学生 ラッセルは、腕の痛みにか、その足は途中で鈍る。
2008/11/26(Wed) 22:51:11
あいつ……!
[食い縛った歯の間から微かな声が洩れる。]
(108) 2008/11/26(Wed) 22:52:12
見習い看護婦 ニーナは、メモを貼った。
2008/11/26(Wed) 22:53:29
――ラッセル
[見えた先、緋色の髪]
[かけていたはずの少年は、今はゆっくりとした動作であった]
(109) 2008/11/26(Wed) 22:55:34
っ、きゃあ!
[階段の最上段。足元までは反応が追い付かず、足を払われ身体が宙に浮く]
くっ!
[手摺まで手は届かない。身体は重力に沿って落下を始め。咄嗟に身体を捻り、左腕で頭を庇い身を縮めた。派手な音を鳴らし、少女の身体は階段を滑り転がり落ちて行く]
(110) 2008/11/26(Wed) 22:55:58
村長の娘 シャーロットは、階下まで転げてようやく止まり。しばらくの間は身動きが取れず。
2008/11/26(Wed) 22:59:08
―2階―
[2階に降り、耳を澄ませる。
――先ほどよりも、騒ぎの声が近くなる。]
……あそこか。
[階段を降りるよりも少しだけ足音を立て、騒ぎの声がする方へと向かった。]
[視界に赤毛の青年が近付くのも、時間の問題であろうか――]
(111) 2008/11/26(Wed) 22:59:16
お尋ね者 クインジーは、転がり落ちる音に歩を進め、シャーロットの姿を見る
2008/11/26(Wed) 22:59:53
流れ者 ギルバートは、騒ぎがする方へと駆け出した。
2008/11/26(Wed) 23:00:43
[進路を邪魔するニーナの動きが故意か否かはわからない。大きく舌打ちだけして目立つ赤毛を追う。階上で悲鳴が上がり、青と黒が落ちてくるのが見えた]
へましてんじゃねえよ!
[邪魔しようとして落とされたなら確実に味方と計算し、落ちてきた体を止めようと動く。上に行ったなら外には逃げないだろうという考えもあった]
(112) 2008/11/26(Wed) 23:02:14
冒険家 ナサニエルは、メモを貼った。
2008/11/26(Wed) 23:02:41
のんだくれ ケネスは、村長の娘 シャーロットが動けない様子に、息があるか確かめる。
2008/11/26(Wed) 23:03:36
[名を呼ぶ男は、かれの背。
その声は届かず。
何処か戸惑いを含んだ様子ながら再び前へと進みかけ、
再び足が止まったのは、眼前に駆けて来る別の男の影が見えたから]
あっちゃ。
[如何したものかと視線を走らす、僅かな隙]
(113) 2008/11/26(Wed) 23:03:59
学生 ラッセルは、メモを貼った。
2008/11/26(Wed) 23:05:38
[階段傍まで辿り着き]
[その目に入ったのは、階段を駆け上がる少年と]
[階下に転がり落ちてゆく少女]
……ラッセル?!
(114) 2008/11/26(Wed) 23:05:55
う……。
[短い呻き声。ケネスの声も耳には届いて居た]
む、ちゃ、言わない、でよ…。
相手、は、獣、なんで、しょ。
[意識はあるようだ。言葉も発せるが、痛みによりその言葉は途切れて紡がれる]
(115) 2008/11/26(Wed) 23:06:45
流れ者 ギルバートは、メモを貼った。
2008/11/26(Wed) 23:06:57
のんだくれ ケネスは、メモを貼った。
2008/11/26(Wed) 23:08:36
[男は思わず立ち止まり、息を呑む、]
[そして、]
[階段を挟んだちょうど反対側の廊下には、隻眼の男の姿があった。]
(116) 2008/11/26(Wed) 23:08:47
のんだくれ ケネスは、メモを貼った。
2008/11/26(Wed) 23:10:24
――…ラッセル?
[こちらに直進しようとして、戸惑うラッセルの姿が見えた。]
どうした?
……血が出ているぞ。
[琥珀の右目には、笑みも睨みも無い――感情を押し殺した、探るような色。]
(117) 2008/11/26(Wed) 23:10:28
[手を出すことはできなかった]
[落ちていったシャーロットも気にしながら、それでも後ろ背に声をまたかける]
ラッセル――
[殺さないと、言った言葉を覚えているだろうか]
[それでも、積極的に手出しができないのは、先ほどの言葉のせい]
(人殺しの感触を、好ましく思っているのなら――)
(118) 2008/11/26(Wed) 23:10:29
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