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>皆様めも
上で話せていたら、その流れの可能性もあったのですけどね。
ちょっと狙ってはいましたし。
でも、そんな意図を超える、素晴らしきすれ違い性能でしたわー。
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投票した責任としては、
生きている人がやるべきかなとは思うのですけれど、
アナにやられちゃう人狼って、
それはそれで、かわいそうだと思います。
なやみ、なやみ。
wikiを使うのも、たぶん、そうていがいですよね。
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ところで。
この名前って……。
[意味を調べて、くろねこ、ころげましたよ]
Dorothea
[Greek] gift-god /「贈り物」-「神」
……すごく、わらえない。
墓下ネタに織り込まなくてはですわね。
[ドミニクとゼルマは集まり始めた村の人にも手伝ってもらい弔いの準備を進めます。
ゼルマはふたたび聞くことのあるまいと思っていた鐘をまた聞くことになったのです。]
あとどれだけこんな悲しいことが続くのかしら。
[老猫の鳴き声もまた悲しげです。]
〔メルセデスは、羊に気を取られたみたいだった。
ざわめく葉っぱの先に覗く空には、月が昇りかけていた。〕
牧師さま。
牧師さまは、どうして、牧師さまになったの?
牧師さまは、どうして――
〔黒く染まってしまったの?
そんな問いかけは、果たして、どんな意味を持って、届いただろう。
地面に落ちていたきらめきは、まるで、月のひとかけら。
アナは誘われるように手を伸ばして、
そのきらめきは、吸い込まれるように、メルセデスの中へ。〕
〔アナは一度だけじゃなくて、何度も、同じことを繰り返す。
メルセデスだって、大人しくはしていなかったと思うけれど。
逃げていた羊が、意を決したように跳びかかる。
アナは、要らないおもちゃを壊すみたいに、メルセデスのからだをなくしてしまおうとしたみたいだった。〕
[めぇ、めぇ。羊の声が響いています。
草むらの中に落ちていたきらめきが、メルセデスの中に吸い込まれていきます]
嬢ちゃん。
――アナ! やめなさい!
[おじいさんは、アナを後ろから抱きかかえて、牧師から引き離そうとしました。
けれどもう、遅かったのです。
メルセデスの黒い服は、重く重く染まっていきます]
〔それとも、それとも。
黒をほかの色で染めてしまおうとしたんだろうか?
何にせよ。
ほんとうのところは、アナにしか、わからない。〕
〔ベリエスに抱えられて、
アナの手から旅人の遺した物が落ちる。
きらめきは色を変えていた。
アナの服はフリーの毛並みとよく似た色になっていた。〕
[仲間のからだが、小さな女の子に壊されていきます。
今は人間の時間。いきなり飛びかかられてしまったら、抵抗することも出来ません]
ああ、なんということじゃ。
逃げ出すのが難しくなってしまったではないか。
[けれどベテラン人狼のおじいさん、仲間が死ぬのもなれっこです。
ドロテアに何か感づかれていたというなら、遅かれ早かれこうなっていたことでしょう]
ああ、なんてこった。
[ふわふわと羊雲のように浮かんだ羊飼いは、アナとフリーが牧師さんに向かっていくのを悲しそうに見つめました。牧師さんは人狼だから、アナの方が食べられてしまったかもしれません。だから、これはしかたないことかもしれません]
ああ、ああ、なんてこった。
[それでもやっぱり、なんだか悲しくて、アルベリヒは頭を振りました。泣いても涙はもう零れないのでした]
嬢ちゃん……。
[おじいさんは、アナの色が変わってしまった服を見詰めました。取り返しのつかないことだと、おじいさんは思います]
……辛いことをさせてしまったのう。
[けれど、アナは何よりそれを望んでいたのかもしれません。
だって、兄を奪われたのですから]
……メルセデスが、狼だと思ったんじゃな?
[旅人は、あっ、と声を上げました。
いいえ、ほんとは声なんか出なくて、ぽかんと口が開いただけなのですけれど。
きらきらしていた旅人の短剣は、真っ赤に真っ黒になりました。
羊も、アナも、牧師だったそれも、みんなおそろいの色をしています。]
[旅人は口を引き結んで、とんがりぼうしを引き下げました。]
辛い?
アナは、辛くは、ありません。
でも、なんだろう。
なんだか、とっても、空っぽの気がします。
〔ベリエスの足元には、アナの手から離れてしまったランタンが落ちている。〕
ドロテアお姉さんが言っていたの。
花が黒く咲いたのは、牧師さまの色なんだって。
アナは知っていたの。
黒い森に住む、双子のおはなしを。
黒い子が、白い子を食べてしまったのだって。
……でも、アナは、悪い子です。
だって、お姉さんにどうしたいのか聞いたのに
お姉さんにさせてあげなかったのだもの。
〔フリーのからだはアナにも負けないくらいあかい色。
月は、そろそろ、昇る頃。
夜を待っていたみたいに、ランタンに灯りがともる。
けれど、その色は、闇を取りこんだみたいに真っ黒だった。〕
うむ……そうか。
アナは強い子じゃの……。
[そして、アナの話で、ドロテアの籠に揺れる黒い花を思い出したのです]
黒い子が、白い子を……。
じゃあ、黒い色の牧師どのは。
[足もとに落ちたランタンにも、いつの間にやら同じ色が灯っていました]
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