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[カルメンからはどう視えていたのだろう。視界ではないだろうから、もしかしたら微笑んですらいたのかもしれない。
大切に思う相手に向けていた表情のままで]
カル、泣かないで。
泣かせてるのは僕だけど…。
[涙を止めるための手段を今はもう何も持たない。
胸が締め付けるように痛かった]
ノイマン…さん。
[ゲルダの呼んだ耳慣れない名前が、いつも呼ぶ名前とつながるのには少し時間がかかった]
…クロさん、ですか?
[地面には目を戻さず、代わりに遠ざかるゼルギウスの背中を見ながら、何処かぼんやりして言う]
[ただ今は、力がないと、静かに嘆いたように見える彼女
自分の価値はない…もしくは認めてもらいたい相手を見失うときがあるといった彼女
その彼女を認めたからにはそれを覚えておかねばならないわけで]
疑問を思ったまま覚えておく…ってことか…勘弁してほしい
[彼女は周囲を見失っていたのだろか?
彼女は誰に認めて欲しかったのか。誰かに認められていたのか。それもわからないままただぼんやりと布を洗う
もし誰か他のものに、クロエのことを問われても。素直に。殺されかけたから殺した。と首に残る手の痕などを見せつつ*簡潔に説明するだろう。*]
カーラちゃんが、クロエさんを…って。
何それ。
…って、か、カーラちゃん?
[思い切りの泣き声に、やはりそちらへと足を向けて]
…。
[その泣き声につられたかの如くにぐずりだしそうな赤子の背をあやす。
カーラの頭を撫でるユリアンを、もの珍しげに見たりして]
人狼として……
彼女が人狼であるのなら、少しは、救われるのかもしれません、ね。
[そうは見えないけれど。
そのニュアンスを含ませた物言い。
責めることはしなかったが、行為が正当であると言うこともしなかった]
……ロミルダちゃん、戻りましょう。
皆さんに、伝えないと。
[背中を押す。
少女の視界から隠れる位置を心がけ、集会所へと]
自衛団長に、ブリジット…エーリッヒ
そして……
………そういう事、なのか?
[泣きじゃくるカルメンに、それをあやすようなユリアンに
何を言えばいいのか解らなくて]
[ただ、符合した事実だけを口にする]
─広間─
[顔をぐしゃぐしゃにしてカルメンは泣き続ける]
なんで! クーリェ、さわれない、の!
クーリェ、そばに、いる、ゆった!
ゆった、のに、さわれない、おかしい!
やあぁぁ!!
[駄々を捏ねる子供のように、床に伏せった状態で足をバタバタと動かす。
ユリアンに撫でられても未だ治まる様子は見せなかった]
[正確にはどうしてゼルギウスを殺そうとしたのか。
それは自分でも理解しきれていなかった。
流そうとする力に対抗できるだけの強さが無かった。
客観的に見ればそんな予測が立つのだろうか]
それでも。
僕が殺そうとしたことは、変わらない。
[ゼルギウスやゲルダの声も届くのは、死者となったからだろうか。慣れない感覚に戸惑いながら呟く]
はぁ…そんなわけねーだろ
[ゲルダの救われるかもしれない。というのはあっさりと自分で否定する。
あんな凄惨な殺されかたを見ていて、その行為と照らし合わせてもありえんだろと、*自分が一番思っているのだから*]
はい、です。
[こくりとうなずいた。
背中を押されるまま、素直に集会所に戻って行く。
悲しげに眉を下げてはいたけれど、涙は出てこなかった]
…うん。
約束、破っちゃったね。
[膝を突き、カルメンの頭を抱こうとする。
近くにいるようでも絶対的に届かない距離がそこにはある。
その遠さが心に沁みて、耐えるように眸を*閉じた*]
[物珍しそうな視線に気づかなかったのは、多分、よかった。
正直、そっちに気を回している余裕は、ない]
……いる、けど、いない、んだ、よ。
[途切れがちに、でも、ゆっくり、言葉を紡ぐ]
お前に、みえる人たち、は。
もう、触れるところには、いないん、だ。
―広間―
カルねぇ…?
[泣き喚く声が届く。
ロミルダにはその理由が分からずに、答えを求めるように、部屋の中の人を見た。
昨日渡し損ねた白猫は、テーブルの上]
[戻ってきたゲルダたちに気付いて視線を向けて]
おかえり。
[とだけ言った]
[カルメンを見れば「何が起きたか」判ると思ったから]
なんでぇ…。
みえる、のに、さわれない、おかしい…。
せっかく、みえる、ように、なった、のにぃ…。
[諭すように紡がれるユリアンの言葉。
理解出来ないのと、理解したくないと言う感情の狭間を彷徨う]
クーリェ……おかお、みれた、のにぃ…。
…やあぁ…。
[足のバタ付きは徐々に治まり、泣き声もぐすぐすと言う鼻を鳴らす音へと変わって行く。
泣くと言うことはかなりの体力を消耗する。
元々体力の無いカルメンがそれにより大人しくなるのは時間の問題だった]
……わかっちゃったんですね。
[ぽつん、と呟いた。
ハインリヒの声には、軽く、手を挙げただけ。
ゆっくりと中に入るも、ユリアンとカルメンには近付き難く、いくらか距離を置いた位置で、足を止めた]
殺されそうになったから、やった。
[端的な説明は小声で。
喚くカルメンには届かないだろうと思いながら]
……だ、そうです。
フォーサイスさんが、仰っていました。
…もしかして、カーラちゃんが見えるの、って。
[昨夜、さらりと聞き逃した言葉が今更頭に蘇る。
ブリジットが、死した後での、カーラは]
で、今は、クロエさん、と。
[ハインリヒの言う符合に気付き、辺りを見回す眼差しは、入口の人影をみる]
…。
[赤子を抱えつつ、器用に片手を上げる]
クーリェ…、
クロさんが…みえた?
[盲目であるはずのカルメンの言葉の断片を拾うように、ロミルダは呟く]
…あ。
[ややあって、合点がいったというように、口許に手を当てた]
[ゲルダが手を上げるのに小さく頷いて。
その後に続いた言葉に、一瞬言葉を失くして]
殺されそうに、って…
フォーサイス……ゼルギウス、か?
どうして…あいつが
[彼らの間のことは見ていない、知らない]
[だから、理由などわからない]
……人と人が、疑いあって…
[小さく、小さく、呟く]
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