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少年 マリオン を 2人が心の中で指差しました。
少女 アナ を 1人が心の中で指差しました。
仕立て屋 イゾルデ を 2人が心の中で指差しました。
騎士 ゲルハルト を 1人が心の中で指差しました。
旅人 ルイ を 1人が心の中で指差しました。
村娘 マルガレーテ を 2人が心の中で指差しました。
少年 マリオン は人々の意思により処断されたのです……。
今日は犠牲者がいないようでした。運が良かったのか、それともただの気まぐれでしょうか?
今、ここにいるのは、少女 アナ、仕立て屋 イゾルデ、騎士 ゲルハルト、青年 クルト、旅芸人 ツィンカ、旅人 ルイ、村娘 マルガレーテ、医者 ヴェルナー の全部で 8 人かしら。
[銀月の宴の会場は、水面に銀月を湛える泉の傍。
上座には玉葱型王冠にマントを羽織る、くるりん髭の王様。
妖精達は輪を作って座ったり立ったり踊ったり自由気まま。
赤いきのこのかさの上では、新たな来客への歓迎の踊り。
白い花の首飾りを客人へ我先にかけようとする妖精もいる。
それから、持ち寄られた色とりどりの花たちは花畑のよう。
それらの中に埋もれたホラントと、少し離れて女性たち]
[弧を描く青の軌跡を追って、ぐるりと視線を巡らせる。
行き着く先は、四枚の輝く翅。]
ギールギースさん、これは――
[金色の輝きに好奇心と不安が綯い交ぜになり、目を凝らす。
が、耐えきれずにとうとう目を塞いでしまう。]
[光が収まり、再び瞼を開いたときには]
――マリオン君?
[少年が一人、姿を*消していた。*]
[視線の先、金の周囲を青が舞い。
力の流れはどこか複雑に視えてくる]
…んん?
[幾度か瞬き、また視界は曖昧な空間を捉える。
空間に消え行くは小さな影一つ]
[兄の言葉に返そうとするのと。
肩に止まっていた『彼』が震えたのは、果たしてどちらが先だったか]
『って、えーっ!?
王、なんでぼくの方にっ!』
[不意に上がる、甲高い声。
光の珠がふわりと巡る]
え、なに、どしたの、ミステル……っ!
[問いかけの言葉よりも、先に感じたのは。
どこかへ、運ばれるよな気配]
[ひゅん。
光が溢れ、明るくなる花達の合間を、小さな光がすり抜けていく。
光は尾を引き、クルトの周りで煌めいた]
[一際強く光れば、ふ、とその光は掻き消えて]
…
[やはり、娘はその光を目で追っていた]
[それは金の光に目を閉じたのとほぼ同時。
持ち直して再び目を開けたときには当然のこと]
…あー。
[弟の姿そのものが消えていて。
空になった手で自分の頭をがしがし掻いた。
少し前と同じような感覚に何となく理解はしたけれど。
ぐるっと見回し妖精に向け、問いかけるよに首を傾げた]
・・・、・・・あら、
マリオン、くん?
[宴の会場に現れたのは、つい先程気に掛けていた少年。
白いエプロンに花冠を乗せた姿でぱちぱちと何度も*瞬いた*]
[金色で溢れる事に小さく声を漏らすも、娘の指先から離れる光の方が気になったらしい]
…え?
[ぽつ、と声を漏らすは辺りを見回してからの事だった]
『あー、あー、あー、もう』
[変わった風景。
それは、『彼』には、見慣れたもの。
目くらましの光の珠をふわりと解いて。
現れたのは、木の葉色の髪と瞳の翅持つ姿]
……ミ……ミステル?
ここって、もしかしなくて、も。
[周囲の様子を見回しての問いかけは、恐る恐る。
『彼』は、はあ、と息をつき]
『……うん、ぼくらの宴の場所。
んあー、もう!
予測してなかったわけじゃないけど、ぼくまで引き戻すなんて、ヒドいじゃないですかぁ、王!』
[花の中からゆっくりとした歩みで銀が戻る。
僅かに翳る木立の中に踏み入れれば、弾く銀も小さくなり]
……マリオンが、向こうに行ったのか。
[青は些か慌てたように枯草の肩へと]
『ごめんねぇ。
せっかくいいとこ連れて行こうかと思ったのに。
僕、まーたヘマこいてしくじっちゃったよう。』
[金の髪をぽりぽりかいて、申し訳なさげにうつむき、小さく舌をだした。]
『王様が、マリオンと遊びたかったみたい。』
[マリオンが空間の向こうに飛ばされたのは『視え』た。
視界が回復してから見回すと、やはりマリオンは居ない。
気になったのはもう一つの影だったのだけど]
……クルト、実はお前が向こう飛ばしてねぇ?
[何となく突っ込みたくなった]
[『彼』──ヤドリギの子、ミステルタインの抗議にも、王は動じた様子はなく。
お前の隠れ方が手際よすぎた、とか、鷹揚に笑う。
その態度と、空間を隔てても聞こえる仲間の声に、木の葉色はため息をつく]
……って、えーと。
……ミ、ミステル、大丈夫?
[その様子に、案ずるような声をかけたところで、耳に届いた名を呼ぶ声。
振り返った、その先には]
あー、ドロテアさん!
それに、ヒルダもっ!
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